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【クチコミ・感想(5点検索)】
6.《ネタバレ》 昔のモーニング娘。の超駄作を引き合いに出すまでもなく、日本のアイドル映画というやつはロクなもんがないというのが世間の常識。そう考えると(あくまで)アイドル映画として観る限りでは最も良く撮れた作品と言えるかもしれません。これはもう原作があるので如何ともし難いところなんですが、登場するJKたちがあまりにも優等生過ぎるのでリアリティーが無さすぎるところで、原作者の平田オリザの作家としての限界なのかなと感じます。授業シーンなんかでは確かに存在は確認できるのに、男子生徒がまったく登場しないのは、これまたストーリーテリングの不自然さを際立たせている気がしました。存在感の希薄な他の演劇部員どころの騒ぎではありません、まるっきりエキストラしかいないんで、ここは女子高かと突っ込みたくなります。色恋沙汰に発展させないためかもと思いますけど、こういうところがアイドル映画の限界なんでしょう。 ももクロの中でひとりNHKのオーディションに合格するだけあって、百田夏菜子の演技力はちょっと光ってました。あの演出センスを疑うモノローグがなければもっと印象が良かったと思うんですけど、これは彼女の責任じゃないですね。この人はアイドル辞めても女優として成長してゆく予感がします。 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-09-23 21:43:12)
5.想像以上にちゃんとした作品に仕上がってて感心しました。
黒木華が引き締めてた部分もあるかとは思うけど、アイドル映画のイメージとは程遠い完成度の高い作品ですね。
それでも、内容的にはつまらない。
物語に起伏が無くて、人間関係も部活動もトントン拍子に進んでく。
もうちょっと苦労したり、対立したりしてもいいと思うんだけど、簡単に解決しちゃうんだね。
部員も簡単に増えちゃうし、台本も簡単に書けちゃうし、幕も簡単に上がっちゃう。
5人全員が優等生で、物分かりが良過ぎて、勝手に仲良くなってしまった印象で、なんだか薄っぺらい友情に思えて仕方なかった。
あと、部長の人生が狂うのは勝手だけど、私たちって複数形になってたのには唖然とした。
いつの間に他のメンバーの人生にまで踏み込んでたんだか。
それぞれに人生設計もあっただろうに、狂うなら狂うで、もうちょっと葛藤してからにしても良かったんじゃないだろうか。
映像作品としての体裁は整ってただけにちょっと残念な内容でした。
5人揃ってなのか、個々の活動になるのかはよくわからないけど、それぞれの女優としての今後には期待したい魅力的な演技だったけどね。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 5点(2016-08-23 18:06:18)
4.「JKの部活もの」というジャンルになるかと思いますが、この映画については「ももクロの映画」といった印象の方が強いかな。この手の映画には、仲間割れや不慮の事故、色恋沙汰のゴタゴタetc。。。といった「谷」の部分が必須な要素だと思いますが、この映画はそれがほとんどありません。相対的に「山」の盛り上がりもそれほどでもない感じ。ファンはそれでOKなのでしょうね。
それと、この手のJKもので最近感じるのは、非常に下手くそな演技と、リアルJKの平坦で舌足らずなしゃべり方が妙に同調する瞬間があり、「下手くそな演技」が「演技してない人」に見えたりすることがあります。JKという生物を全く理解できないおじさんが、この手の映画を観るときの楽しみの一つかも知れません。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-10-03 13:21:41)
3.どこかの雑誌で高評価だったのが目に止まり、借りてみる。
すごく良さそうな素材なのに料理人の腕が追いついていない感じ。
なんとも普通な映画。 【aimihcimuim】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-09-14 07:43:55)
2.劇中主人公達は気持ちが揺れ動くのだが、そこは女子高生なのかすぐに切り替えてしまう。笑いにふるのか感動にふるのか迷ってる感じで、ちゃんとした青春映画にしたかったのなら笑いの要素は一切入れる必要がなかった。ただでさえももクロがスクリーンに出るだけで笑ってしまうのだから。ももクロに関しては元々持っているキャラクター性を上手く使っている感じでアイドル映画としてはファンも納得の作品になっていると思う。天龍さんと黒木さんに関しては、はまり役だったのでもっと使える場面があったのではないかと思いもったいないと感じた。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-03-06 10:32:08)
1.《ネタバレ》 単純に映画としてみた場合、良くも悪くも、本広監督らしい
可も不可もない微妙な作品でした。
ですので、5点という評価をさせて頂きます。
ももクロを知らないの原作本のファンなら、酷評する方もかなりいるのでは。
ファンにとっては、これ以上にない楽しい作品ですが。
本広監督は「ただのアイドル映画にはしたくなかった」と仰ってます。
各メディアでは、それを純粋な青春映画を目指したと受け取ったようですが、作品を見た限りでは、
「ファンに向けて真面目に作った作品」、ファンのために非常に良く作られた「アイドル映画」という印象でした。
長編の原作を120分に縮めるためためには、
様々な部分に手を加え、説明を加えなければならないと思いますが、
正直なところ特に各キャラクターの人物像で、この点が大きく欠落していると感じます。
ところが、ももクロのキャラクターに親和性が非常に高いこの作品、
ファンに対してはこの部分でほとんど説明がいらないのです。
そのままメンバーに重ねてみればいいだけです。
唯一、中西さんだけが、
「滑舌が悪い」
「声が出なくなった」という原作にはない設定がもりこまれ、
演者の杏果に重なるように誘導されています。
このほかにも、
ユッコ(しおりん)と中西さん(杏果)が打ち解ける重要なシーン、
舞台道具に色を塗ってるシーンは、
ユッコが緑色、中西さんが黄色(お互いが相手のももクロでの担当カラー)を塗っているという象徴的な演出
さらに、結構重要なシーンでのBGMに
「行くぜっ!怪盗少女」や「あの空へ向かって」が使われていたり、
最終的にエンドロールで唐突に始まる「走れ!」
これら全てが、この映画が、ももクロの成長とリンクするのだと示唆され、そこに一番のキモがあることを教えてくれます。
そのために、ファンは歓喜し感動を覚えるのです。
逆にファン以外の人間には、そのキモが全くわからないでしょう。
つまり、この映画はももクロを熟知した者がファンにのみ向けて作った限定的な傑作なのです。
よく、「人を選ぶ映画」といわれるものがありますが、
たぶんこの映画は「ファンを選び出す」映画です。
結論:この映画は「アイドル映画」の範疇からはずれない、
逆に「アイドル映画」をとことんまで突き詰めた映画です。
そこにこそ、この映画のキモと制作者の覚悟があるのです。 【りけい】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-03-03 21:25:28)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
22人 |
平均点数 |
6.77点 |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 6 | 27.27% |
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6 | 6 | 27.27% |
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7 | 3 | 13.64% |
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8 | 3 | 13.64% |
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9 | 2 | 9.09% |
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10 | 2 | 9.09% |
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【その他点数情報】
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