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【クチコミ・感想(5点検索)】
4.大好きな映画の『リベリオン』の監督の音声解説でこの映画が挙げられていて、機会があったら見たいなと思っていた。今回、ブルーレイの発売でやっと見ることができた。毎日繰り返されるモノクロの社会生活と現実逃避した色彩に満ちた世界の対比という様式美が好き。劇中に出てくる設定やシーンの数々を見るにつけ、『未来世紀ブラジル』も『リベリオン』もこの映画(と原作小説)を翻案したものだったんだと、影響の大きさにビックリ。指が何本に見えるか?のシーンは『スター・トレック TNGシリーズ』にそっくりなエピソードがあった。(好きなエピソードではないけど) ジョン・ハートの演技が強烈で、後半は見ているのが辛かった。2+2=4と言える社会で生活できていることに感謝する映画です。 【リン】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2018-01-17 23:47:38)
3.古典となる原作は、傑作。映画化となる本作は凡作。原作に引っ張られすぎていて、映画的な魅力を語ることに失敗している。とはいえ、この原作を映画化するのは難しすぎる。舞台を旧ソ連寄りにしたのは安易すぎるのではないか。タルコフスキーが撮るならば、どのような映像表現ができただろうか。と思いつつ、エンディングで撮影はロジャー・ディーキンスだと気づく。なるほど、暗く陰影のある映像は雰囲気がよい。 【カワウソの聞耳】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-11-15 21:37:39)
2.こんなに有名な原作なのに、いままで映画化されたのは50年代のハリウッド映画と本作だけというのは意外です。でも影響を受けた映画となるともう数知れずで、『未来世紀ブラジル』なんてもう完璧な『1984年』のパロディですからね。 さて『1984年』の唯一の完全映像化作品となる本作ですが、名優リチャード・バートンの遺作でありまたわが国で初めてヘアー解禁された劇場公開映画として知られています。ジョン・ハートにリチャード・バートン、陰鬱なストーリーには持って来いの二人ですからこの映画のキャスティングとしてはハマりすぎです。ヒロインはほとんど無名の地味な女優だし、これじゃ気分が上がる要素は皆無ですね(笑)。また全体主義体制の社会がマジで「こんな世界に生まれていなくてほんとに良かった」と安堵させられる代物で、昔のソ連や東欧諸国ではこんな映画を上映したら処刑か収容所送りは間違いなしでしょう。“ビッグ・ブラザー”はスターリンのカリカチュアとして有名ですけど、物語の中では実在するのか不明な存在として描かれているところはなかなか深いものがある思いました。 でもね、この映画を観て愉しめるかというと、それは全くの別問題。いろいろ考えさせられることも多かったですが、気分が落ち込んでいるときに観てはいけませんよ。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2016-11-12 22:18:59)(良:1票)
1.うーん、、、あんま面白くなかったけど、いやーな世界だねぇ。ちょっと関係ないけど、有名なアップル社の1984年の初めてのCMって、確実にこれをもとにしてるよね。そんで女の人がハンマーみたいなの投げて画面にぶつけてね。 【あろえりーな】さん 5点(2003-12-27 16:59:48)
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【点数情報】
Review人数 |
10人 |
平均点数 |
6.40点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 4 | 40.00% |
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6 | 2 | 20.00% |
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7 | 1 | 10.00% |
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8 | 2 | 20.00% |
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9 | 1 | 10.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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