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スウィングガールズ

Swing Girls
2004年【日】 上映時間:105分
ドラマコメディ青春もの学園もの音楽もの
[スウィングガールズ]
新規登録(2004-06-20)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2023-12-31)【イニシャルK】さん
公開開始日(2004-09-11)


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監督矢口史靖
助監督片島章三
演出眞島秀和(方言指導)
キャスト上野樹里(女優)鈴木友子(テナーサックス)
平岡祐太(男優)中村拓雄(ピアノ)
貫地谷しほり(女優)斉藤良江(トランペット)
本仮屋ユイカ(女優)関口香織(トロンボーン)
豊島由佳梨(女優)田中直美(ドラム)
松田まどか(女優)清水弓子(バリトンサックス)
中沢なつき(女優)木下美保(トロンボーン)
白石美帆(女優)伊丹弥生(音楽教師)
徳井優(男優)カラオケボックスの店員
田中要次(男優)パチンコ店の店長
木野花(女優)スーパーフロアの主任
大倉孝二(男優)スーパーフロアのチーフ
菅原大吉(男優)音楽ホールの司会者
谷啓(男優)森下(音楽教室の先生)
西田尚美(女優)真澄(音楽教室の生徒)
竹中直人(男優)小澤忠彦(数学教師)
小日向文世(男優)鈴木泰三(友子の父)
渡辺えり子(女優)鈴木早苗(友子の母)
桜むつ子(女優)鈴木みえ(友子の祖母)
江口のりこ(女優)楽器店の店員
福士誠治(男優)野球部・井上
高橋一生(男優)部長(吹奏楽部の男子生徒)
眞島秀和(男優)兄弟デュオの兄・高志
森下能幸(男優)弁当屋
佐藤二朗(男優)バスの運転手
坂田聡(男優)パチンコ客
岩佐真悠子(女優)千恵(女生徒)
脚本矢口史靖
矢口純子(脚本協力)
音楽ミッキー吉野
浅梨なおこ(音楽編集)
撮影柴主高秀
製作亀山千広
東宝
フジテレビ
電通
島谷能成
アルタミラピクチャーズ
企画藤原正道
プロデューサー関口大輔
配給東宝
特殊メイク中田彰輝
特撮松本肇(視覚効果)
美術磯田典宏
赤松陽構造(タイトルデザイン)
編集宮島竜治
録音郡弘道
小川武(録音助手応援)
照明長田達也
金子康博(照明助手)
その他文化庁(支援)
IMAGICA(協力)
あらすじ
東北の片田舎の高校。夏休みだというのに補修を受けている女子生徒達が、サボる口実でビッグバンドに参加。はじめは全くやる気ゼロだとのに、いつしかジャズの魅力に引き込まれ自分たちだけでバンド結成を決意!とはいえ楽器はない、お金もない、資金稼ぎのバイトは失敗。ついにはバンド解散の危機?!波乱だらけの展開から、ラストまで一筋縄ではいきません!

きこり】さん(2004-08-22)
全てのをあらすじ参照する

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30.《ネタバレ》 たとえばインドあたりで大量に生産されているエンターテイメントミュージカル活劇なんかを、目をほそめて、寛容な気持ちで楽しんでみてくださいと言われれば、それは私にもできる。つまり、一定の軽蔑心や侮蔑心をもって、同時に寛大な気持ちももった上でその作品を眺めてみろと言われるんなら、そのたぐいの映画を鑑賞することもできる。けど、自分の国でつくられた映画を、同じような気持ちで眺めてみろと言われても私には出来ない。ただ軽蔑心と侮蔑心が湧き上がるだけで、まったく楽しむ気持ちにはなれません。たんに不愉快なだけ。「山形」という要素が、そういう寛大な鑑賞を可能にさせているんだとしたら、それは山形に対してすごく失礼です。(もちろんインド映画でそれが可能だというのも、インドに対して失礼ですけど。) 「楽器の中からネズミが出ました。笑ってください」・・テレビのバラエティ番組でも、ここまで非-文化的なものは見たことがありません。もしこれが意味を無化したり落下させたりすることの逆説的な笑い(=ナンセンスギャグ)だというんなら分かるけど、この映画に出てくるネズミやゲロはそうじゃない。かといって、それは映像的な直接性の表現でもない。矢口史靖の映画に出てくるゴキブリやネズミやゲロは、「ゴキブリ」や「ネズミ」や「ゲロ」ってものの価値の低さを直接笑ってくださいってことでしかない。子供が「うんこ」のことを笑うのと同じように笑ってください、と。これはほとんど文化の否定に近い。こういう映画が興行的に成功するというのは、文化的に言って問題だと思う。 まいかさん [DVD(邦画)] 5点(2006-03-29 02:54:10)(良:5票)

29.《ネタバレ》 ホント。確かに単純極まりない作品で有りまして、フジ系で放送するにはピッタリな軽薄+お馬鹿映画である。ただ、所々に光るモノが有るのも確かで、例えばイノシシのシーンなんてのは効果的に特殊効果が使われていて、一見捻りのないギャグが活性化されています。アームストロングの曲をバックに使ったのも面白いしね。
あと、邦画でありがちな台詞の聞き取りづらさも無いし、素人アイドルの起用も目立たない所には好感が持てる(但し、本仮屋ユイカの演技は際だって酷かった)。『天使にラブソング』のようなアホでも楽しめる古典的な創りも万人受けする理由の一つと言えよう。
ただ、この作品って可成りトントン拍子なところが有りますよ。横断信号のシーンを境に突然に演奏が上手くなっちゃいます。これは劇場番をカットしているのだろうか?その辺は分からないが唐突過ぎます。更に、スーパーで5人程で演奏するシーンが有るのですが、最初のレギュラー5人は練習を続けていたので上達しているというのは頷けるのですが(上記のように唐突ではありましたが・・・)、後からブランド物の服を売って参加した女生徒達が何故上達していたのだろう?これも唐突である。
そして個人的な最大の難点は、またもや竹中直人が出ているところ!飽きたよソノ演技。毎回キャラ同じ。役作りしてないんだもんなぁ。 おはようジングルさん [地上波(吹替)] 5点(2005-11-06 18:15:04)(良:3票)

28.《ネタバレ》 オーディションで選んだ楽器未経験の女優たちをしごいてビッグバンド・ジャズの演奏を披露させるというコンセプトありきの映画。出落ちならぬ“ラス落ち”とも言うべきラストの演奏を見せるために書かれた脚本みたいなもので、いかにも広告屋とTV屋が考えそうな企画ですね。 ストーリー展開は『ウォーターボーイズ』とほとんど同じような感じ、竹中直人に至っては同じキャラなんじゃないかと錯覚してしまうほどです。ギャグも大人が観るのは恥ずかしくなるレベルで、それを若手(当時)女優たちのクサい演技で“これでもか”という圧で見せられるのには、正直辟易させられます。楽器指導にかける労力の何分の一かでも演技指導して欲しかったところですが、こういうのが監督の趣味らしいので如何ともし難い。あんなにやる気がなかったJKたちが半年ぐらいであのレベルの演奏が出来るようになる過程が、いくらギャグをまぶしたからといって説得力がなさすぎでしょう。まあ出演女優たちが三カ月ぐらいで実際にあれだけの演奏を披露できたわけだからという言い訳は出来るかもしれませんが、この人たちはたぶん相当な苦労をしたわけで、劇中のキャラ達にも努力の跡を見せる演出をして欲しかったですね。そして地方というか田舎をバカにしたような底意を感じてしまうのは、なんか嫌な気持ちになります、こういうところがフジTVらしいのかもしれません。あと、「人間は二種類に分かれる、○○と○○だ」というセリフが数か所で出てくるのですけど、わたくしこのフレーズが大嫌いなんです。軽々しくこのフレーズを使うってのは、やはりダメな脚本の証です。 などと文句を並べましたが、そうは言ってもラスト十五分の演奏シークエンスは文句なしに素晴らしいのは確かです。演奏が万雷の拍手を浴びて終了したあとJKたちの浮かべる笑顔と表情は、演じた女優たちが「やり遂げた」という満足感が表出した素の表情なんじゃないでしょうか。 S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-05-27 22:18:44)(良:2票)

27.私も20年前、部活に燃える山形の女子高校生だった。所属する演劇部はとても貧乏で、蔵王のホテルで合宿するリッチな合唱部に比べ、教室に自宅から持ってきた布団を敷いて合宿した。学校の周りを歌いながら走り、腹筋背筋で肺活量をつけた。
その経験から思うに、燃えはじめるまでの過程より、燃えてからつくりあげる(この映画では演奏が上達する)過程のほうに苦労があり、それがドラマなのである。ちょっと、薄くないか?簡単に上達しすぎだべした~。イノシシより、それを撮るべき。
だいたい、高校生ってあんなに単純じゃあない。複雑で鋭利だ。きゃーきゃー笑うが、そのぶん世の中を呪って泣くことも多いのである。

しょりちゃんさん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-06-07 12:22:18)(良:2票)

26.もう10年も前か、みんな若いねえ。苦手な邦画のわざとらしいノリ、相変わらずですがちょっとほのぼのなところもあって、5点とさせていただきました。ちょこっとでしたが小日向氏が唯一、とても自然だったかなと・・・ HRM36さん [DVD(邦画)] 5点(2016-09-21 12:25:55)(良:1票)

25.《ネタバレ》 いきなり序盤の悪ふざけを見て機嫌が悪くなり、それが結構後まで尾を引く。主人公を含めた女子高生が揃いも揃って全く可愛気がないのも感心する(関口香織を除く)。自分としては主演女優が今でも好きになれないのだが、それは恐らくこの映画を見たせいだと思われる(関口香織役には好意的)。
ところで自分はこの手の方言が分布する地域の生まれではないが、近隣出身者としての感想を書かせてもらうと、劇中の方言が最もそれっぽく聞こえたのは意外にもフォークデュオの2人だった(兄役が地元出身とのこと)。このあたりからようやく機嫌を直して笑えるようになり、最後のステージ場面まで行けば制作側の意図にも素直に乗れるようになるので、最終的には挽回していたと言えなくもない。会場になだれ込んだ女子高生が鼻を赤くしていたのは何気にリアルで可笑しく、またネズミの御守りというのも悪くない。
ほかストーリーとしては、ご都合主義もいい加減なのも適当なのもそれ自体はそれほど気にならない。出演者が陰でまともに楽器の練習をして、劇中でも面白そうにやっている(関口香織役を含む)のでまあいいのではないかという気になるが、それより自分としては本仮屋ユイカという人の存在を知ったというのがこの映画最大の意義だった。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 5点(2014-07-29 19:51:48)(良:1票)

24.この手の映画って山ほどあります。万年最下位野球チームの快進撃だったり、オカマちゃんたちのバレーボールだったり、ジャマイカのボブスレーだったり、チアリーディングだったり、貧しい子供たちのバイオリンだったり、お坊ちゃまお嬢ちゃまのロックだったり、男のストリップダンスだったり男のシンクロだったり、、、。でも終わり方が様々なんですが、この作品やこの監督の前の作品の終わり方はずるい。エンディングだけを見れば、前の作品は映画ではなくシンクロそのものに感動があった。そして今回も映画ではなく音楽そのものに感動がある。こういう終わり方って実際清清しく映画を見終えることが出来るわけだし、その演技や演奏を見せるためには相当な練習を要したことを想像できるわけで、ド素人たちの晴れ姿に実際の役者たちの晴れ姿がダブるという楽しみ方も出来るわけで、目くじらたてるほどのことじゃないんだろうけど、やっぱずるい。女子高生と山形弁というおいしいアイテムが映画的に昇華されつつある展開だっただけに、あの終わり方には文句を言っておきたい。 R&Aさん [DVD(字幕)] 5点(2005-09-20 13:18:18)(良:1票)

23.女子高生の集団は見た目は可愛い。だが内面は獰猛な獣の群れも同然――とかねがね思っていた。この映画の彼女たちはまさにそんな感じ。  青春ものということで、もっと成長や恋愛にスポットを当てているのかと思ったら、いさぎよくエンターテインメントに徹している。これはこれで悪くない。でも主人公らに次々と降りかかる困難に直接音楽に関係ないものが多く、設定を生かしきれていないと思った。たんなるドタバタの印象が強い。音楽の見せ場も主にラストだけで、中盤にもう一つくらい印象的なシーンがあってもよかったんじゃないだろうか。  DVD特典であるメンバー一人一人のプロフィールが秀逸。脱力系のユーモアに満ちたエピソードの作り方がほとんど神がかり的に上手く、この点前作を超えている。矢口監督には純粋なコメディを手がけてみて欲しいと思った。 この映画で一番好きなのは、偶然川越しに演奏していた二人が相手の出す音に気づき、うれしそうに曲を合わせるシーン。音楽で心が弾んでくるようすが観ていて伝わってきた。  音楽ってこんなに楽しいよ、人生ってこんなに楽しいよ、という明るい作品。気分が落ち込んでいるときに見ればいいかもしれない。 no oneさん [DVD(字幕)] 5点(2005-08-30 13:49:40)(良:1票)

22.一般的には佳作なのかもしれませんが、自分には受け容れられなかったです。「ウォーター・ボーイズ」もダメだったので、きっとこの監督の作風が苦手なのだと思います。とにかく、テンポの悪さが気になります。大人数をつかって、お笑いみたいなのを演出しようと言うのが監督のスタンスのようですが、これが自分には「まとまりがなく、退屈」という感想になってしまいます。良くも悪くも、テレビ的なのでしょうか。近年の、テンポ良い編集技術が上昇したハリウッド映画ばかり観ている自分には、受けいれがたいものでした。 IKEKOさん 5点(2005-03-20 05:21:12)(良:1票)

21.『平凡な男子高校生たちが初めてチャレンジしたクラブ活動を努力で成功させた物語がウケて男子シンクロが注目されたから、こんどは女子高生バージョンで作ってくれ。題材は…今度は文化的に音楽活動とか。まあでも、ありきたりじゃ意外性ねーから、そーだなー…ジャズがいいぜ!オトナっぽい音楽に女子高生が惹かれてチャレンジする物語。これいいよこれ!いっちょ作ってくれ!』

なんて言われて作ってみたような映画。初挑戦の競技でも体育会系集団だったから成功したボーイズと違って、下地がゼロからスタートしたのに一夏だけであれだけ上達できてしまうナンセンスさで感動できず鑑賞終了。

それにしても竹中直人さんは一種類だけのキャラクターをどこまで押し通すんだろう。 役者の魂さん [ビデオ(邦画)] 5点(2017-01-25 17:55:36)

20.《ネタバレ》 一言でいえばよくある感じの映画。結末はわかってるし、途中もだいたい読める。観終わった後の印象はすごく薄いです。すぐに内容を忘れてしまうのでしょう。可もなく不可もなくです。 いっちぃさん [地上波(邦画)] 5点(2015-03-12 20:40:17)

19.面白い、っちゃ面白いけど・・中学生が考えたような安直な展開に今ひとつ作品としての深みを感じ得なかった、というのが正直なところ。これが高校の学園祭での自主製作ビデオ映画だったら文句なく拍手喝采なんですが。出演者達の楽器練習の努力にプラス1点献上。 lady wolfさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-10-09 00:52:48)

18.確かに、突っ込みどころは満載です。そんなにすぐに上達することなんてありえないです。でも、なんか見ていたら何でもいいから楽器を演奏したくなったし、音楽っていいなって気持ちになりました。 茶畑さん [地上波(邦画)] 5点(2008-03-17 23:39:24)

17.ウォーターボーイズと同じくらい。 Yoshiさん [DVD(邦画)] 5点(2008-03-16 02:46:56)

16.ウォーターボーイズが面白かっただけに。 eurekaさん [地上波(邦画)] 5点(2008-03-15 17:01:30)

15.最後の演奏は良かった。 すたーちゃいるどさん [DVD(邦画)] 5点(2008-03-02 14:47:31)

14.お約束のストーリー展開とお約束の竹中直人.この組み合わせだけで,うんざりしました.竹中直人の配役が普通の「わりと良い先生」だったら,印象も少しは違ったんでしょうけどね.女の子たちが楽しそうにジャズを演奏していたこと以外,あまり印象的なシーンは有りませんでした.「白石美帆って,女優としてこういう立ち位置なんだ」ってのが,見終わった後の第一の感想です. LB catfishさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-11-19 13:04:46)

13.最近ヒットする邦画に出演してる方々が明らかに偏ってきている。日本映画が心配になる。こういう内容の映画は嫌いじゃないが、見てよかったとも思えない。 あるまーぬさん [地上波(邦画)] 5点(2007-07-24 14:00:53)

12.青春を描いたエンターテイメントとしては及第点。しかし、今まで練習をしてこなかった女子高生たちがいきなり上手にトランペットを吹いたり、ご都合主義的な展開が少し気になってしまった。上野樹里以外のキャラが無個性になってしまったように思う。上野樹里は好演してたが。 こまごまさん [DVD(邦画)] 5点(2007-06-15 19:59:24)

11.うーむ、、ものすごくぬる~い作品ですねぇ。ウォーターボーイズは面白かったんだけどなぁ、、、。小ネタが少ないし、そのせいか間延びしてるような感じでしたねぇ。いくら二番煎じ作品とはいえ、中身をもうちょっと作り込んでほしかったなぁ。 あろえりーなさん [地上波(邦画)] 5点(2007-03-04 12:06:59)

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【点数情報】

Review人数 278人
平均点数 6.21点
031.08% line
172.52% line
272.52% line
393.24% line
4196.83% line
53010.79% line
65921.22% line
77526.98% line
85118.35% line
9145.04% line
1041.44% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.51点 Review27人
2 ストーリー評価 5.85点 Review41人
3 鑑賞後の後味 7.54点 Review44人
4 音楽評価 8.02点 Review50人
5 感泣評価 4.22点 Review31人

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