みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
16.この映画のタイトルを聞くと、どうしても以前の会社の上司だった人のことを思い出す。 営業部長だった彼はまさに「堅物」と言える無口な40歳の男だった。 ろくに面白いことも言わない人だったが、上司と部下の間の場繋ぎの話の中で「何の映画が好きですか?」と質問したところ、やや間があって「私をスキーに連れてって」と答えた。 意外な返答に思わず吹き出してしまったが、毎年この映画を観てスキーに行くといういつになく饒舌な彼の様がとても印象的だった。 この作品に対するいろいろなレビューを読んでみても、この映画が理屈ではなく当時の「時代」に愛された作品であることがよく分かる。 この映画を観て、スキーにのめり込んでいった人は沢山いるだろうし、原田知世と三上博史の恋模様に憧れて結ばれた人たちも沢山いることだろう。 映画を観るにあたって作品の完成度の高さというものは非常に重要視されるポイントであろう。 しかし、それ以上に重要なことは、その映画が鑑賞者にとってどれほど愛すべき映画であるかどうかということだと思う。 僕自身はこの時代に生まれてはいるが、登場人物たちのように20代を謳歌した世代ではないので、決してこの映画を愛すことはできない。 ストーリーは極めてチープだし、キャスト陣の演技も揃って初々しいというか古くさいと思わざるを得ない。 ただ、そんなことはこの映画を愛する人にとっては極めてどうでもいいことだ。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-07-22 14:22:25)(良:2票) 15.《ネタバレ》 馬場監督の映画の中では、一番バブルの匂いがする代わりに、一番完成度が低い映画って感じですね。 「あの頃の雰囲気を楽しみたい」という目的で鑑賞するならば、同監督作の中では最も適してるでしょうし、バブル期とか関係無く、純粋に物語を楽しみたいというのであれば、かなり退屈な映画になっちゃうと思います。 そもそも商業映画デビュー作なので、作りが粗いのも仕方無い話ではあるんですが…… 馬場監督の映画の中で、始まって二十分ほどで(退屈だなぁ)って感じたのは本作だけですし、かなりキツい出来栄えです。 まず、根本的にストーリーが古臭いというか、ベタで王道な魅力も無いもんだから(わざわざ映画にするほどの話じゃないだろ)って思えちゃうんですよね。 主人公とヒロインの恋路にしたって、中盤でアッサリ誤解がとけて問題無く結ばれるし、新製品のお披露目イベントにしても「苦労した主人公達は結局間に合わず、別行動の仲間達が成功させた」ってオチになるもんだから、拍子抜け。 紆余曲折を経て恋が成就したとか、頑張って仕事を成功させたとか、そういうカタルシスを得られ難い作りになっており、観た後にスッキリした気持ちになれないんです。 最後に「バーンっ!」って銃を撃つ仕草で終わるのも(それ、最後まで引っ張るようなネタかな?)って微妙に思えたし、テンションが低いままで、映画の終わりを見届ける形になっちゃいました。 そんな訳で、どうしても高く評価出来ない一作なんですけど…… 監督のファンとしては、それだけじゃあ寂しいので、以下は良かった点を。 まずは何と言っても、オシャレな作りなのが良かったです。 ヒロインの真っ白いスキーウェア姿は素直に可愛いなって思えましたし「冬の間恋人にするなら最高ね」なんて台詞回しも良い。 素敵な内装の山小屋で、バニーガールに給仕されたシャンペンを味わう場面なんかも、憧れちゃうものがありましたね。 真理子さんが面白おかしく話してた「矢野を好きだった女の子」の正体が、実は真理子さん自身だったと判明する件にも感心しちゃったし、話の盛り上がりという意味では、あそこがピークだったかも。 スキーを楽しむ場面も中々爽快感があったし、車やトランシーバーなどのアイテムの使い方も上手かったと思います。 そして何といっても、ユーミンの曲が魅力的。 映画作りにおいて、映像よりも音を重視しているという馬場監督らしく、全編に素敵なナンバーが散りばめられており、ミュージックビデオ的な楽しみ方も出来ちゃうんですよね。 この映画のMVPって、画面には登場していない荒井由実(松任谷由実)なのではって思えたくらいです。 後は……「メッセンジャー」(1999年)でも加山雄三を起用してる馬場監督だけど、この頃から「若大将シリーズ」へのリスペクトを感じさせるのが微笑ましいとか、そのくらいになるでしょうか。 「時代と寝た映画」って言葉がありますけど、恐らく本作も、それに当てはまるんでしょうね。 ただ、時を越えて愛されるユーミンの曲に比べると、本作に関しては「昔の恋人」って感じであり、思い出の中でこそ輝く存在じゃないかな……と、そんな風に思えました。 【ゆき】さん [DVD(邦画)] 5点(2022-10-10 17:42:45) 14.始まり方は好きなんだけど、なんとなくテンポが悪い感じ。ラストの滑降シーンもあんまり緊迫感ないし。それより女2人の方が印象的。 【noji】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-02-11 00:08:52) 13.すんなりと楽しめる映画でした。期待はしていなかったせいか後味も悪くなく、決してダサイと感じるような鼻につくようなものもありませんでした。20年も経過したからでしょうね、とても微笑ましいですし出演者も本当に豪華ですね。 【はんにまる】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-02-07 14:49:58) 12.懐かしいあの頃日本中が元気で生き生きした、土曜の夜はひょうきん族見て、そのまま朝まで飲んで金は使い放題。いい時代にタイムスリップさせていただきました。今の暮らしはどうです!?? 【白い男】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-02-24 23:10:35) 11.《ネタバレ》 スキーに誘われてみたい!・・・そう思って誘われたのは十数年後で、ゲレンデにはもちろんバブリーなスキーヤーもおらずほとんどがボードで(涙) 【成田とうこ】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-04-08 19:28:52) 10.懐かしいなぁ・・・。当時全盛トレンディードラマの延長のような感じでガキながら大人はエエナァ~って思ったもんです。 【モチキチ】さん 5点(2004-05-23 11:39:29) 9.これからこの映画をご覧になる方、バブル期の日本がこんなでした、というのを見物するくらいの感じでどうぞ。当時も、中味より若いモンが美しいゲレンデで出会って恋して・・・というシチュエーションにみんな食いついたんでしょうね。これが大ヒットしたころ、バッジテスト合格のため躍起になって雪山通いをしていたらしい夫は、この映画を見るととたんに雄弁になります。だから機嫌の悪いときに借りてきて見せる、という手を使ったことがあります。その節はお世話になりました。 【のはら】さん 5点(2004-02-05 18:31:45) 8.もはや「懐かしい」という言葉しか出てこないなぁ。自分がスキーに行ってたのが、90年代前半で、まだこの映画の影響が色濃く残っていた頃だった。何人かで連なって滑るヤツ、私もやりました(しかも全員ヤロー同士で…)。今となっては、ストーリーは思い出せないのだが、印象的なスキーシーンの数々が切り貼りした写真のように脳裏に焼き付いている。 【やすたろ】さん 5点(2004-01-23 00:20:31) 7.主人公達に共感ギリギリの世代だったし当時スキーに興味なかったので,自分と関係ない別世界のように思えた。「オトナの世界っていいな~。楽しそう」みたいな憧れと,「ケッ。うまくやりやがって」というやっかみのないまぜになった気持ち。しかし,バブル期の高揚と軽薄さが良く出た時代感のあった映画だったからこそ,そういう感情を抱いたのだろうと,彼らの年齢をとっくに越した今から見ればそう思う。 【veryautumn】さん 5点(2004-01-17 10:09:07) 6.バブル絶頂期ならではの映画だよねー。今観るとただただバカバカしいんだけれど、ま、あんな時代もあったんだなぁと…。 【TERRA】さん 5点(2003-11-13 19:08:14) 5.今考えるとバッカバカしい内容だけど、古き良き(?)浮かれた日本が楽しめます。っちゅーか、私もバブル時代に社会人したかった~。 【ぽんこ】さん 5点(2003-04-22 20:22:27) 4.バブル時代の産物ですね・・、この映画。といっても公開当時は子供だったので、この映画が当時の若者にどれくらい影響を与えたか知る由もありません・・。話としては平凡すぎるほど平凡だけど、気楽にみてるとそれなりにいいかも・・・。 【マリモ】さん 5点(2002-03-17 19:55:28) 3.スキーかっこいいなぁと思いました。一番印象に残ったのはBANG!ってトコでした。。。 【バカ王子】さん 5点(2002-02-07 17:05:23) 2.約30年後の「白銀は招くよ」。三上博史はトニー・ザイラーほど格好良くなく,今となっては語られることもなくなった。しかし,当時の若者(含私)に与えた影響は少なくなく,敢えて流行に背を向けてきたはずの私ですら,この頃年間数十日に亘ってスキーをはき続けたくらいである。バブルの所産とも言うべきホイチョイプロは「彼女が水着に着替えたら」の後はどんな活動をしているのだろうか・・・。迂闊にも私は知らない。 【koshi】さん 5点(2001-12-05 14:54:15) 1.ホイチョイ作品って苦手です。バブリーな感じがしました。 【出木松博士】さん 5点(2000-12-16 23:43:20)
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