みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
29.《ネタバレ》 手ぶれカメラ映像を映画として観るのはつらいなあ。「クローバーフィールド」は放射能汚染マークで核を暗示しており、最終的に核兵器を使用して怪物を退治、かつてセントラルパークと呼ばれた場所は、クリーバー畑となってしまいましたという意味でしょうね。怪物映画としてはつまらない部類に入ります。怪物の姿があまり写りませんから。怪物はビルを破壊する大型怪物、弱っちい蜘蛛型小怪物、それに最後にカメラに正面顔が映った中型怪物の3種類でしょうか。プラス、ウイルスですね。どうも焦点がしぼりきれてないですね。大怪物だけではパニック度が低いので出してみましたという安易な設定と思います。 この映画は突然不条理に、恐怖のどん底に突き落とされた人間を描くことをメインに据えているのでしょう。そういう意味ではある程度成功しています。途中でテープの消し忘れ部分が写され、現代の恐怖とのコントラストがいい効果をあげていますね。ドキュメンタリー手法の勝利です。しかしそれならば、生命の危機を感じ逃げ惑いながら、どうしてカメラをまわし続けるのかという理由づけが欲しいところです。あのカメラマンはジャーナリストであるとか、プロのカメラマンであるとかの設定にすればよかったのです。それだけで説得力が増すではありませんか。 パニックシーンは、戦闘機が都市に爆弾を落すシーンで始まりますが、それまでにヘリの拡声器による非難警報が散々出ているはずで、これに気づかなかったというのは不自然な気がしました。 結論として、斬新さを追求するとこういう撮影手法が出てくるのも道理ですが、観づらいというのは欠点です。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-02-28 20:41:56)(良:2票) 28.《ネタバレ》 前知識があったもので、「いかに体調に悪影響を与えないか」を全力で意識しつつ挑んだため、ほとんど気持ち悪くならずに終了。 方法は単純で「真剣に画面を見つめない」「カメラの揺れが激しいときは、直ちに視線をそらす」「なるべく字幕に集中する」というようなことで…しかし、「あんまりよく見ないように」しないと具合が悪くなっちゃう映画ってのも、存在意義に問題がある。 内容は、知名度のある俳優を1人も使わず、なおかつ手ブレドキュメンタリー映像にしたことで、「やっと、なんとか」リアリティを維持しているという、ビンボー映画だった。 この内容で、マトモな映像を流したら、リアリティのリの字も残らないだろうと納得。 激しく疑問を抱くのはなぜ「アレ」だったのか、ということだ。 なぜアレでなければならなかったのか。 もっとマシなものはなかったのか。 いっそのことゴジラをまんまで出せばよかったじゃないか。 どうやら軍の秘密実験で生まれた怪物という設定らしいのだが、いくらなんでも、フルCGとはいっても、アレですか~。 そんならさあ、どう考えても断片的に見せるだけにして全体像を見せないほうがよかったんだよ。 あんなものを出すのなら…。 低予算の苦肉の策として、リアリティを出すために全面手ブレを使ったという、勇気ある例ではあるが、それ以上とはいえない。 橋といい、ビルの上といい、ほとんどがセット撮影の背景合成だったと思われるが、ヤッピーどもをそれなりにローカルヨロコビさせたことでしょう。 ※ヤッピーといえば、「日本語が難しいから不安だ…」とかウソばっか言ってんじゃないぞ。おまーら日本に来たって日本語しゃべるつもりなんかあるわけないだろ。日本語しゃべってるヤンキーのビジネス外人なんかいねーよ。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-10-12 15:05:04)(良:1票) 27.《ネタバレ》 石橋の瓦礫からカメラが回収されたって事から、タイトル「クローバーフィールド/HAKAISHA」を、HAKAISHI(墓石)にしてもいけそう。まぁそんな事はどうでもいいですね・・・。 とにかく命を張って守られ続けます。ビデオカメラが。 【BOW】さん [DVD(吹替)] 5点(2010-08-21 13:35:41)(笑:1票) 26.《ネタバレ》 この撮り方で臨場感を出して観ている側の心を主人公たちの視点に持っていきたいのだろうけど、その方法の利点と欠点を感じた。 利点は、一市民に焦点を当てた事でただの怪獣映画にならず謎の存在のまま終わらせ、その謎の存在に混乱している人達の空気がそのまま伝わってきたので、その事は面白いと思った。 欠点は個の力では出来る事が限られているので、話が膨らみにくい。話を膨らませようとすると登場人物を戦場の真っ只中に放り込まないといけなく、そうするためにはただの一般人ではなく、かなり勇敢に動ける人物にしなければならないので、漫画的なキャラになってしまい臨場感が薄れてしまう。最後に怪物と対峙させたことでより特別な存在になってしまい、その事でさらに臨場感が薄れてしまうというジレンマを感じた。そして何よりも画面がブレ過ぎて観にくかった。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-11-19 18:31:16)(良:1票) 25.《ネタバレ》 うーん、カタルシスが無いね・・・ カメラを回し続ける必然性ってのが少しでもあれば印象も違ってたかも。 史上最大級のパニックに陥ってよい状況であるにもかかわらず、画面からは緊張感がまるで伝わってこない。 対岸の火事でなく目と鼻の先で未曾有の化け物が暴れているのに電器製品盗むかなあ。 死んでるかも分からない人間のために命張って崩れかけのビルに入ってくかなあ。 元彼はまだいいとして他の二人まで。 あの状況ではまず自分の命の確保でしょ。それがないからその後の全てが嘘臭い。 画面の乱れで撮影者の混乱具合も表現しているが、すべての映像をハッドが撮影しているという画を想像してしまうと「ないわ」と思って冷めてしまう。 リアリティを出そうとした手法で逆にリアリティを失ってしまった残念な映画。 【banz】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-09 02:13:26)(良:1票) 24.《ネタバレ》 怪獣がでてくる映画をこの視点で描く手法があったなのだなあと、感心する映画。今まで、ウルトラマンシリーズ等をTVで見ていて、「あー下の人はどうなってんのかなあ」「避難してるんだろうなあ」「あんまり街中歩かんで欲しいなあ」とか思っていたことを、まさにその視点で描いていてすごいと思う。でも、この点数なのは結局それだけで面白みがなかったってことかな。宣伝で期待しすぎたかな。 【蝉丸】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-11-16 20:07:04)(笑:1票) 23.デートで観るなら、激しくお勧めしません。 【よしふみ】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-04-27 23:04:09)(良:1票) 22.《ネタバレ》 9・11(アメリカ同時多発テロ事件)の衝撃映像は誰もがまるで映画のようだと思い、同時に映画はしょせん作り物であることを思い知った。この作品は9・11のような「映画のような本物」を再現しようとする。ビルが倒壊し、その数秒後にあらゆる光をも飲みこむ粉塵が襲ってくる描写はまぎれもなく9・11を偶然にも収めた映像そのものであった。回し続けるカメラが全体像を掴めずに右往左往する中で偶発を装って予期せぬ映像が飛び込んでくる。恐怖と緊張の途切れることのないライブ感は凄まじいものがある。そして「映画のような本物」を目指す映画は、限られた空間しか映さないカメラが徐々に全容を映し出すようにカメラと同行する人間にドラマを与え、空にも飛ばせ、死まで与える。けっきょくのところ嘘の世界でしかない映画と折り合いをつけなければならないのだが、その折り合いのつけ方がうまい。ただし疲労感も相当のものであった。疑似体験アトラクションとしての(満足の後の)疲労感と考えても、残念ながら満足感を大幅に超えている。けして揺れる画面に酔ったというわけではないのだが、それでも全編ハンディカメラの画面というのは知らず知らずのうちに私に相当の打撃を与えていたのだろう。あと、この作品の場合、男女のドラマなんて些細なものでしかないのだろうが、その些細なものでしかないって感じの描き方になってる。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-04-21 18:50:16)(良:1票) 21.《ネタバレ》 まさにジェットコースター的な映画だ。疑似体験とでもいいましょうか。 お化け屋敷に入って驚かされてワーワー言っていたら終わったみたいな映画。 ストーリーはものすごく単純。誰でも作れるストーリー、というかとにかく観客を驚かそうとする映画なのでストーリーはないようなもの。宇宙から怪獣がやってきてニューヨークの街を壊す。そしてたまに怪獣の幼虫みたいなエイリアンで出てきたような奴がたまに襲い掛かってくる。ラストはいきなり終わる。時間も1時間半もなくあっという間だ。総合的な感想としてズルイ映画だ。映画と言うよりもUSJなどのテーマパーク用のアトラクションの映像の感じだ。しかし楽しめることは楽しめる。 これからこんな類の映画が増えるのかな。 なんか映画として認めたくない自分がいる。 人間味が感じられないのだ。 即席でできてしまい、監督も脚本もいらないような、台詞がどうでもいい(アドリブ的)ような、役も誰がしてもいいような、そんな映画が増えないで欲しいのだ。 起承転結は大事でしょう。見終わったあと何かしら心に残るような映画であって欲しい。 【キャメル】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-04-04 11:05:34)(良:1票) 20.《ネタバレ》 映画の設定上当たり前だけど、音楽ないんだよねぇ。エンディングまで見て不思議な気分でした。 ドキュメンタリー(モキュメンタリー?)なのは分かるんだけど、やはり「物語」として一つの結論を用意して欲しかったなぁ、ってのが残念なところかな。 あとは、細かい途中描写(暗闇の線路を歩く、ビルの階段をのぼる)が長くて、若干飽きるかな。 【◆◇◆◇◆ raindrops ◆◇◆◇◆】さん [インターネット(吹替)] 5点(2018-09-13 18:42:04) 19.こういう手持ちカメラの映画はみんなそうだけど、どんなに危険な場面でも撮影をしてるって時点で、どうしても醒めてしまう。戦場カメラマンだってそんなことできないでしょうに。自由の女神の頭の演出は良かった。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-11-22 06:37:08) 18.フェイクドキュメンタリーが好きなので期待して観た。 期待してた分、満足度は半減。 かなりの長時間持つあのカメラのバッテリーに関心した。 【ねこちゃん】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-11-30 23:22:52) 17.《ネタバレ》 怪獣に襲われて友人が死んでも、軍隊の銃撃をかいくぐって 仲間が小型の怪物に襲われて惨たらしいし死に方をしても 崩れかけたビルにもめげずに友達の恋人を救出しに行く。 どんだけ勇者なんだよw しまいにはヘリが墜落しても主人公たちは生き残るし・・・ 最初の15分はかなり見ていてイライラしますね。 (かといって削除してはダメだし) ビデオを通しての映像にリアル感を出そうと演出をしてるけど 主人公たちの行動にリアル感が全くない。 【ume0214】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-01-04 12:37:11) 16.《ネタバレ》 一番いけないのは謎の生物にそんなに怯えてはいない点なんじゃないかな。 同じスタイルをとるゾンビものや悪魔ものでは翻弄される人々の恐怖感が伝わる感じですが、この作品にはそれが感じられない。 けっこう人がいてわーキャー言っているだけでそんなに怖く感じない。 特に最初の怪物は大きすぎて遠巻きだし。小さいのは地下道でのは少し怖かったですが、結局普通に襲われるだけなので野生生物に出会ってしまったのとあんまし変わらない。 結局一番怖いのは、この地域を一斉に攻撃する軍の対応なんじゃ? やっぱこの先人類はどうなるんだろう的なものがあってしかるべき。 あくまでビデオ撮影している人達の中の世界だけに限界があるんではないでしょうか。 【森のpoohさん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-12-18 19:02:09) 15.内容自体は特に無いので、見終わった後、まさに「可もなく不可もなく」といった感じでした。 映像は「ブレア~」や「レック」など、ホームビデオ感覚に馴れてしまっているからか、真新しさはなく、見ている側を置いて行くくらいのスピードでパニック状態が続くため、感情的に撮影者達の心情に入り込みづらかったです。 見た後に何かを学びたいとか、何かを得たいとか考えずに、純粋にパニック映画を満喫したいという方にはお勧め...かな。 【sirou92】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-12-07 11:47:11) 14.臨場感を出すためだろうが、ちょいと観ていて疲れてしまった。もうひと捻りほしかったな。 【パオ吉】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-11-01 23:56:33) 13.酔いはしなかったが目が疲れた。最近のカメラって頑丈なのね。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-10-03 19:39:59) 12.《ネタバレ》 色々と疑問やストレスその他諸々が鑑賞中ずっとまとわりついてきて、あんまり盛り上がりを感じませんでした。やっぱり素人投稿ビデオが面白いのは長々とした面白みのないストーリーからハプニングを数秒~数分に切り取っているからだと改めて実感しました。 人間は死を前にして「ワシが記録せねば!」という義憤にかられるものなのでしょうか?そういうのはマスコミ関係の人間特有の感情だと思うんですけどね。 特に、今回の場合、限られた数人だけが体験している映像ではないわけだし・・・。 【りんす】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-07-09 02:36:18) 11.「映画館なら画面酔いしてたなー」とか「いい加減カメラなんかとってる場合じゃないだろ」とかいらいらしている内に終わりました。普通にとったらおもしろかったのかな?まあ、時間がたつにつれてじわじわと疑問やその場にいたような臨場感とかというのが後から?わいてきましたが、ともかく疲れる映画です。私にはあいません。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-07-05 22:09:27) 10.《ネタバレ》 ハンディカメラによる主観映像は、画像が鮮明でない事に対する不満や手振れによる不快感等がある一方、圧倒的なリアリティで感情移入を呼び易いという長所を併せ持っています。本作の場合、短所を抑える事には成功していると思います。重要な情報はきちんと撮れているし、手振れもストレスに感じる程じゃない。ただし長所の方は活かしきれていない印象です。折角「主観」なのに、他人事のような感覚が抜けませんでした。人の心の部分、“行動原理”の描写がしっくり来ません。弟くんが彼女を救いに行くのは分かる。兄が弟に付き合うのも。でもそれ以外の人は命を賭ける必要があるのか。そもそもカメラを回し続ける動機付けが弱いです。人物を描くことは、その心の在り様を描くこと。一考を要すると感じます。またオチの付け方にも疑問がありました。これが実録映像なら文句はありませんが、フィクションならフィクションなりの配慮があっていいと思います。優れた物語性を有したとき、この手法は爆発的な感動を呼ぶと思いました。(以下おまけ)御幣があったら恐縮ですが、主観映像映画が目指す完成形は『プロレス』ではないかと感じました。観劇型のアメプロではなく、感情移入型の日本のプロレス。理想は80年代後半から90年代前半の全日本プロレスです。観客の心を掴んだのは何故か?異なるジャンルですが、意外にも共通点は多い気がします。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-06-29 18:58:48)
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