みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
11.《ネタバレ》 会話式レビューA『まず役者陣はよく頑張ったと言いたいですね。』B『特に力石役の伊勢谷くんは思った以上に力石的存在感が上手く出せていたな・・山Pのジョーは確かに頑張ってはいたけどジョーの獣的な感じには程遠かったな・・昭和40年代頃の時代設定に合う顔じゃないから違和感がどうしても残った』A『ただ初めてこの実写版で「ジョー」に触れた人だったら、割と好印象を持たれるのではないかと』B『丹下のおっちゃんは恐ろしく丹下っぽくて好感持てたな』A『少なくとも役者の熱演に関しては不満は少なかったです。試合もなかなかのもので「おおっ」と思いました』B『問題なのは、話とキャラ描写の浅さだよ。ジョーの登場から力石の死まで131分で描き切るなんて困難なんだからどうしてもエピソードを大幅にカットしてジョーと力石に焦点を絞るのは最もなんだけど・・』A『個人的に好きなマンモス西とかウルフ金串のキャラが薄いのは残念ですが実はジョーという男の背景の描写も薄いですよね、時折セリフで自分について語りますけど取って付けた感じでいまひとつ感情移入が出来なかったです。セリフじゃなく彼の佇まいでその背景を匂わす事も出来てないと思います』B『力石とジョーの関係も力石があそこまでの執念を実らすほどの積み上げも不足してるので唐突感は否めず・・難しいね』A『段平に関しても同じですね、白木葉子と過去のドヤ街エピソード、ドヤ街とジョーの繋がりがすべて描写不足です』B『試合も色々映像加工して工夫はしてるけど肝心のクロスカウンターの場面は凝りすぎて逆に迫力に繋がってないかなぁ、漫画やアニメと同じようにしたいのは良く分かるんだけどね。』A『色々不満もありますが観て損をしたとは言いません、でも素直に誉めたい感じもしませんでした』B『かつての「ジョー」好きが本作をきっかけにアニメや原作を再び目にしたり、あまり知らない人が本作を入門編にして原作、アニメに触れてもらうなら本作は役割を果たせているかな』A『言うまでも無いですがやっぱり「ジョー」は漫画、アニメだからこそ輝けた作品ですね』 【まりん】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-02-13 16:56:08)(良:1票) 10.《ネタバレ》 原作アニメを知っている立場から言うと、主要な場面を取り入れて、それなりに上手くまとまっているんだけど、何か物足りない・・・ まぁ映画という尺では限度があるから仕方ないんだろうけど・・・ 力石徹(伊勢谷友介)は頑張っていたと思います。 矢吹丈(山下智久)は・・・ 原作アニメを知らない人は、逆にこの映画を入門編として原作アニメを見てもらいたい。 矢吹丈は、もっと魅力あるキャラクターですから。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2012-04-17 13:38:18) 9.《ネタバレ》 「山P主演で『あしたのジョー』実写化」の一報を聞いた時には「日本映画界による原作レイプは来るところまで来たか」と思ったのですが、完成した作品は意外にも誠実な仕上がりとなっています。時代やキャラクターの再現度は非常に高く、なかなか見応えがあるのです。同時期に製作されたヤマトが「アレンジ」という便利な言葉を振り回してマンガ映画特有の難しい点や面倒な点から逃げ回っていたのに対し、本作はそんな困難に真正面から挑み、ある一定の成果を挙げてみせたという点で、非常に評価できます。懸案事項だった山Pにしても、彼は体も演技もきちっと作り込んできており、「アイドルだから」という甘えが一切ありません。おいしいところはすべて伊勢谷友介に譲っている点でも好感度が高く、彼の起用は失敗ではなかったと思います。ただし「映画として面白かったか?」と聞かれると、答えは「NO」です。ボリュームのある原作を2時間強に納めたため展開が駆け足にならざるをえず、ひとつひとつのエピソードが消化しきれていません。その一方で力石が死んだ後のエピローグが無駄に長く、本作は時間配分の面で完全に失敗しています。また、試合の場面では劇画の再現にこだわりすぎてアクション映画としてのテンポ作りが放棄されており、ひとつひとつの画は素晴らしくても、これを繋げたところで手に汗握るファイト場面にはなりえていません。監督も役者も期待通りの仕事はしたが、それ以上の映画には出来なかったというところでしょうか。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-02-12 01:44:07) 8.ジョーが暗くて、葉子が下品。他はまあまあかな? 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-01-30 18:53:31) 7.《ネタバレ》 たつんだじょーって言う人は、不破万作で良いのに、ってそれだけが気になった。 【Pecco】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-01-21 22:57:43) 6.役者に罪は無い、これ以上は無理!という位がんばっていたと思う。 やはり、あまりに有名なストーリーだけに、これが限界なのだろうか、話に役者も監督も食い殺されてる感じ、アニメや漫画のシーンと比較しながら観てしまっている自分がいたので、この作品に勝機は無いなと思えてくる、これは作品にとって不幸だ。 「ピンポン」はすごく面白かったので、いじれる原作と強力な脚本家を従えた次回作に期待します。 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-11-03 15:31:50) 5.YAMATOは映像・内容共に,オリジナルを超えていたと思うが,こちらは肉体がメインなので,誰がどう頑張っても,映像的にオリジナルを超えることは無理でしょう.内容的には,主役にオリジナルほどのエネルギーを感じられなかったことが残念でした.それを表現するには時間が足らなかったということなのかも知れません. 【マー君】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-14 01:40:57) 4.原作は何となくは知っているが未読。 ボクシングという現実のスポーツを題材にしているだけに、ダブルクロスカウンターなど実際にはあり得ないようなシーンがあるとちょっと引いちゃうなぁ。原作ファンにとってはダブルクロスカウンターなしの「あしたのジョー」なんてあり得ないだろうけどね。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-10 18:50:09) 3.俳優が役柄に似せて熱演する、増減量と鍛錬で体格をつくる、体技を披露するといった役作りレベルなら格別な感動はない。 伊勢谷友介が「役を演じる」フィクション性と「役を生きる」ドキュメンタリー性が綯い交ぜとなった、その意思的なフォルムが他を圧倒している。 役柄上のライバル関係を演じる主演二人の対抗と信頼の関係性もまた競演の中で重なり合ってくるところがこの映画の面白さだ。 しかるに、肝心のボクシングシーンは映画的なアクションとして画面を運動させているとは云い難い。 同じスローモーションでも、イーストウッド『インビクタス』のそれが伝える運動感・重量感・獣性とは天地の差だ。 しっかりと汚しが施された衣類や小道具、ジムの内外装やバラック集落などの美術単体では味があって見事ながら、一方でそれらを薄暗い照明の酷さが台無しにしているのにも通じる。 あるいは女優への演出の不在。香里奈には役柄以上のものが何も示されないのもどうなのか。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-05-03 16:43:46) 2.《ネタバレ》 うーん。別に悪くはないけれども、コレと言っていいところもなくて、まあ普通に『あしたのジョー』ですなぁ、って。原作のダイジェストみたいで、葉子のオリジナルな設定は別に毒にも薬にもなってなくて。伊勢谷力石はかなり頑張ってました。山下ジョーは、なんだか目が死んでない?って感じで内側の熱さが感じられませんでした。香川団平はコスプレみたいでした。香里奈葉子は微妙でした。山下、伊勢谷両氏が体を作って臨んだ点は評価されていいとは思うのですが、その肝心なボクシングシーンは、マンガ的表現を優先してしまうあまりに不自然で、肉体と肉体のぶつかりあい、男と男の闘いって点では残念な表現にとどまってしまった感じで。『ボックス!』の方がよっぽどボクシングをしているって感じがフィルムに焼き付いてましたからねぇ。この映画のボクシングシーンはトリッキーなボクシングポーズ集だわさ。結局、原作がジョーにしろ力石にしろ、時代を背負っていたのに対して(ほら、「我々は『あしたのジョー』である」とか力石の葬儀がリアルで行われたとか、あの時代の人々、特に若者が抱えていたもの)、この映画ではジョーにしろ力石にしろ、当時の時代も今の時代もほとんど背負ってなくって、カルいんですよね。今、この時代に何故『あしたのジョー』なのか?っていう必然、それを負わせていれば良かったのですが、なんか漫然と映画化しちゃったねぇ、と。それにしても力石の死後がダラダラしていて長く感じられたのは、やっぱり伊勢谷友介こそがこの映画のカナメだったからですかねぇ。このジョーで続きのカーロス・リベラ戦やホセ・メンドーサ戦を見たいとは、あまり思わないなぁ・・・ 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-02-23 21:33:09) 1.《ネタバレ》 TBS製作の映画の中では一番まともじゃないかな。矢吹と力石を演じた山下も伊勢谷もボクサーとしての肉体を作って映画に出ていて、特に伊勢谷の演じる力石はもの凄くイメージが漫画に近いしね。香川の丹下の演技は間違いなく上手い。多分、ボクシングの監修も香川がやってるよね? 配役もかなり漫画に近い顔の役者が演じているのと、レイアウトもとことん漫画に近付ける努力をしていて、構成の意図も分かりやすくはあると思います。 但し、文句をつけたくある所も多いんだよね。 例えば、やたらとスローモーションを使うが、使い方がヘタで、ボクシングのパンチの始動位置が悪すぎるのがまるわかりだし、ストップモーションで見せるの部分は本当に止めた状態で見せるからボクシングの躍動感を全く感じさせない。香里奈は過去の映画の演技に比べれば格段に良くなっているが、白木洋子という役を掴みきれていない様に見えるんだよね、多分、自分なりの洋子というものを演じてはいるのだろうけど、根本が理解出来ていない気がしました。脚本や演出、音楽も微妙で、冒頭の音楽であそこまでブルース感を出しておきながら、タイトルが現れる泪橋を渡るシーンでアニメで有名なオープニング曲が流れる場面で音楽に無意味な重厚感を出したり、対ウルフ戦のウルフ金串がブルファイターにしか見えないような演出をしていたりする。何よりも腹立たしかったのが、西の有名な”鼻からうどん”を完全にギャグ扱いして見せた事ですね。漫画でもちょっと面白く見える場面ではあるけど、あの場面での根本的な意図は笑いではないのが明白なんだよね。あんなシーンで使うくらいなら、鼻からうどんのカットは要らなかったと思います。 漫画やアニメの映画化としては、成功した部類ではあるけれど、映画の出来を考えると、ちょっと苦しいかな、と言う気がしました。 【奥州亭三景】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-02-21 02:27:30)
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