みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
3.《ネタバレ》 実際にコミックスを手にした事は無いという自分ですら「タイトル」「あらすじ」「主要人物」「名台詞」「ラストシーン」くらいなら聞きかじりで知っているという、有名漫画の実写化。 まさかまさかのミュージカル構成には驚いて、主人公の誠が唄いながら喧嘩を始めた時には「これは傑作か!?」と、大いに興奮させられましたね。 けれど、もう一人の主人公である愛が唄う「あの素晴しい愛をもう一度」の時点で(もういいよ……)と、食傷気味になってしまい、後はひたすら満腹状態。 我ながら飽きるのが早過ぎるよなぁ……とは思うのですが、そのくらい「濃い」味付け、演出だったのですよね。 「君の為なら死ねる」などの名言が飛び出した時には「おっ」と身を乗り出しましたし、格闘シーンが同じ三池監督の「クローズZERO」を彷彿とさせる辺りは嬉しかったのですが、それも一過性の感覚。 「ガムコは可愛いけど、大筋に絡んでこないなぁ」 「由紀の生い立ちの件だけが陰鬱過ぎて、バランス悪い」 等々、見方を変えれば長所と言えそうな部分まで短所に思えてしまったりして、どうにも相性が悪かったみたいです。 それでも、終盤の台詞「気が変わっちまったよ、おふくろ」からの、一気にシリアスな結末へと向かう流れには、流石と思わせるものがありましたね。 やっぱり、決めるべきところは決めてくれるんだなと、監督の力量を改めて感じさせてもらいました。 【ゆき】さん [DVD(邦画)] 5点(2016-07-27 10:54:10) 2.原作や旧作は全く知らない状態で鑑賞。最初から歌いまくってるけど、シュールさ(伊原剛志の「ワオ!」が最高)と昭和音楽の懐かしさでミュージカルパートはそれなりに楽しかった。ずっとこの調子で行くのかな? まあ、それも悪くないかな…と思っていたが、さすがにそうはならず、だんだんミュージカルパートは減少。それに比例して映画の面白さもダウンしていった印象。真面目にやると時代にそぐわない感じだから、もっとふざけ通しても良かったんじゃないかと思う。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-12-04 18:05:16) 1.個人的には期待外れでした。 ミュージカルに使われる昭和の名曲の数々は、当時を知る人にとって感涙ものだと思いますが、これがフルコーラスでないにしろ、2番まできっちり歌うので、ものすごくテンポが悪く感じます。この「音楽のせいで物語が止まる」のは「モテキ」でも感じたジレンマ。 「嫌われ松子の一生」のようにミュージカルに沿って物語を語ったりはせず、数分間にわってシーンが変わることなく登場人物が歌って踊ります。 熱の入った歌唱も、ここまでくると少し胃もたれ気味です。 展開のワンパターンさも残念。 主人公の大賀誠が、とにかく暴れまくる・・・のはいいのですが、とにかく一人vs大勢の乱闘だらけ。 このせいで暴力シーンにさほど面白さを感じることができず、不良たちが現れるたびに「またか」と思ってしまいます。 しかし本作では役者の魅力が爆発していて、そこだけは大満足でした。 一番楽しかったのが、妻夫木聡のツッコミスキル。 まわり(特に武井咲)がボケボケで、このツッコミには完全に同意してしまいます。 武井さんのお嬢様も超ハマり役だし、余貴美子さんや、一青窈もすごい。 安藤サクラさんは「愛のむきだし」で大ファンになったのですが、今作でもどうかしている(褒め言葉)怪演。 そして素晴らしいのは、「岩清水」役の斉藤工さん。 まじめキャラへの没入感がハンパないです。 誠、愛だけじゃなく、彼を第3の主人公に数えてもよいくらいの存在感でした。 あと忘れちゃいけないのが、子ども店長(加藤清史郎)。彼の行動と、そのときのツラは爆笑しました(ひどすぎて)。 【ヒナタカ】さん [映画館(邦画)] 5点(2012-06-21 20:11:31)
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