みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
9.とりとめがなく全体的に盛りあがりもなく、コメディなのに演出にもセンスが欠けている、つまらなくはないけど正直あまり語る事がない映画。出演作品の選定にとりわけ慎重だったオードリーが、何でこの映画をチョイスしたのか非常に理解に苦しみます。名作「サブリナ」のホールデンとの再共演に興味を惹かれたのかなあ・・・?勢い一番印象に残ってしまうのは、エンドクレジットで流れる「ミス・ヘプバーン香水担当 ジバンシー」という、大雑把な作品なのに何故かそこだけ細心な表記だったりする。 【放浪紳士チャーリー】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-07-24 10:54:29)(良:1票) 8.《ネタバレ》 脚本家がストーリー作りに四苦八苦してそのアイデアというか妄想が劇中劇として展開されるというプロットは映画やドラマでときどき見かけますが、元祖は本作だったんですね。と思いきやこの映画はジュリアン・デュヴィヴィエの『アンリエットの巴里祭』のリメイクなんだそうで、始祖はデュヴィヴィエということになりますね。デュヴィヴィエの方は未見ですけど、パリ祭=革命記念日の出来事というのが共通点ですが、二人の男性脚本家が主人公というところからして違っていますね。本作もパリを舞台にしていますが所々で当時映画界を席巻していたヌーヴェル・ヴァーグへの皮肉めいたセリフがあったり、ハリウッドの楽屋オチというか脚本家稼業の自虐ネタで笑わせるというのがコンセプトみたいです。ウィリアム・ホールデンは中年の危機にぶつかって崩れかけていたころでしたが、オードリー・ヘップバーンはその全盛期の真っ只中ですから見惚れてしまいます。ギャグと言えばトニー・カーチスを徹底的にコケにするところが最高で、こんなキャラでも嬉々として(?)演じるカーチスはほんとイイ人なんだなあ(笑)。フランク・シナトラやマレーネ・ディートリッヒの贅沢な無駄遣いはさすがハリウッド映画という感じでしたが、カメオ出演のメル・ファーラーはいくらノン・クレジットとは言ってもあれじゃ誰だか判りませんよ。やろうと思えば徹底的にアヴァンギャルドな方向に持っていけるコンセプトなんだけど、そつなくこじんまりと纏めてしまったのは残念なところ、メル・ブルックスなんかに監督させたら面白かったろうなと妄想してしまいます。 昔読んだ映画の名セリフを集めた本に「『フランケンシュタイン』と『マイ・フェア・レディ』は同じ物語だ、終わり方は逆だけどね」という名言が載っていたんですが、これは本作で使われたものだったんですね。でもヘプバーンもまさか翌年にジュリー・アンドリュースを押しのけて『マイ・フェア・レディ』で主演するとは夢にも思わなかったでしょうね。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-09-21 21:56:04) 7.《ネタバレ》 Wホールデンとオードリー、「麗しのサブリナ」に続く顔合わせ。 Wホールデン演じる脚本家と彼に雇われたオードリー演じるタイピスト。新作映画「エッフェル塔を盗んだ娘」の構想を練る2人の掛け合いと、「エッフェル塔を盗んだ娘」の劇中劇が同時進行する。 作中に仕込まれた遊び心が楽しい。トニー・カーティス、マレーネ・ディートリッヒ、メル・ファーラーがノンクレジットで登場したり(メル・ファーラーがオードリー主演作にノンクレジットでご出演というのも面白いですね)、劇中劇の主人公の2人の役名がリックとギャビー・・・。これ、「カサブランカ」と「望郷」ですよね? そして主題歌を歌うのはシナトラだったりとニヤリとしてしまう所も多いのですが、劇中劇の内容自体はかなりいい加減でつまらない。 いつものオードリーのロマンティックコメディと比較するとドタバタ度数が高めですが、それでもやはりオードリーの映画らしく、最後はロマンティックにキスシーンで締めくくってくれました。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-05-06 21:17:29) 6.《ネタバレ》 なんか…ノミネート作品を片っ端からパロディして作った2011年のアカデミー賞オープニングみたいな映画ね。 トニー・カーティスの三枚目っぷりもカワイイし、マレーネ・ディートリッヒやメル・ファーラーがちょこっと登場したり、フランク・シナトラの歌声が聞けたりでお得感満載! いろんな映画からの小ネタもクスって感じで楽しいし、全然ダメってわけでもないんだけど、一本の映画として成立するかって話になると…正直微妙よね。 ジバンシィを華やかに着こなすオードリーの可憐さと、ウィリアム・ホールデンのお茶目親父っぷりをもってしても…この映画はちょっとキツかったかなー。 【梅桃】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-22 17:04:00) 5.観る前と観た後の精神的状態が全く変わらないくらいにおもしろいともつまらないとも思わなかった。ただ淡々とストーリーが進んでいってたのを観てただけだった。たぶんつまらなかったんだろうと思いつつ主演の二人がいいからいっかって感じで・・・ 【たいがー】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-07-01 23:51:38) 4.劇中劇のくっだらなさには閉口だが、脚本を書き上げる過程の2人の演技のやり取りはテンポ良く進み、まるで舞台の二人劇を見るようで良かった。オードリーが器用な女優さんであることに改めて気づかされる。この頃、彼女は33か34のはずだけど、とってもキュートで可愛らしさ健在なのがスゴイ。 【やすたろ】さん 5点(2004-06-14 18:18:50) 3.そこそこに楽しめましたよ。七割方がまとまりのない劇中劇で占められているので、確かに中身の薄い作品かもしれません。でも全編遊び心にあふれていて、それほどつまらなくは感じませんでした。制作者のおふざけを寛容な気持ちで受け入れられるかは、人にもよるみたいですが…。 【プミポン】さん 5点(2003-11-11 01:25:05) 2.そんなにつまらないとは思わなかったんだけど、ヘプバーンの他の作品があまりに良かった為かこれは普通って感じかな。ヘプバーンが二役、ホールデン三役ですか、、変わった感じでよかったけど、バタバタと落ち着かなかったなあ。当時ホールデンさんヘプバーンに片思いだったんだそうですね。 【fujico】さん 5点(2003-10-31 14:01:11) 1.オシャレでユーモアのある映画だったと思います。それだけです。 【あろえりーな】さん 5点(2003-10-30 21:11:43)
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