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臨場 劇場版

2012年【日】 上映時間:129分
ドラマサスペンスミステリー刑事もの小説の映画化TVの映画化
[リンジョウゲキジョウバン]
新規登録(2012-12-08)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2021-10-04)【イニシャルK】さん
公開開始日(2012-06-30)


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監督橋本一
キャスト内野聖陽(男優)倉石義男(警視庁刑事部鑑識課・検視官)
松下由樹(女優)小坂留美(警視庁刑事部鑑識課・検視官心得)
渡辺大(男優)一ノ瀬和之(警視庁刑事部捜査一課・刑事)
平山浩行(男優)永嶋武文(警視庁刑事部鑑識課・検視補助官)
益岡徹(男優)五代恵一(警視庁刑事部長・警視監)
高嶋政伸(男優)立原真澄(警視庁刑事部捜査一課・管理官)
段田安則(男優)仲根達郎(神奈川県警刑事部捜査一課・管理官)
若村麻由美(女優)関本直子(通り魔事件被害者の遺族)
柄本佑(男優)波多野進(通り魔事件の犯人)
平田満(男優)浦部謙作(地域課駐在所勤務)
市毛良枝(女優)山下美奈子(横浜聖域会病院・精神科医)
長塚京三(男優)安永泰三(横浜医大法医学教室教授)
隆大介(男優)坂東治久
伊藤裕子(女優)早坂真里子
菅原大吉(男優)高村則夫
デビット伊東(男優)加古川有三
魏涼子(女優)安永光子
春木みさよ(女優)樋口雅代(通り魔事件の被害者)
前田希美(女優)関本好美(通り魔事件の被害者)
浜田学(男優)繁野刑事
出演京野ことみ倉石雪絵(写真)
原作横山秀夫「臨場」(光文社文庫)
音楽吉川清之
津島玄一(音楽プロデューサー)
主題歌スキマスイッチイメージソング「ラストシーン」(アリオラジャパン)
撮影栢野直樹
製作木下直哉
平城隆司
白倉伸一郎
細野義朗
鈴木武幸(製作総括)
テレビ朝日(「臨場 劇場版」製作委員会)
東映(「臨場 劇場版」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「臨場 劇場版」製作委員会)
朝日放送(「臨場 劇場版」製作委員会)
S・D・P(スターダストピクチャーズ)(「臨場 劇場版」製作委員会)
木下グループ(「臨場 劇場版」製作委員会)
配給東映
美術横山豊
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【クチコミ・感想(5点検索)】

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9.《ネタバレ》  この臨場というドラマは、検死によって「死者の人生を根こそぎ拾ってやる」というのが、主人公の信条で、映画だってそういったセンでなければ、劇場版でやる意味が無い。
 今回、倉石のやったことは、死者の思いを拾ったというより、医療トリックを暴いただけで、臨場らしさがない。
 死者の人生を拾うということは、その死者の生前の話になるはずだ。いや、確かに遺族の心の彷徨は描かれている。だが、倉石の拾うのは死んでいった者達の声のはずだ。
 しかし、今回の事件は、見てくれ!と言わんばかりの、加害者をめぐる物語である。

 しかたがないので、「根こそぎ拾う」のを一時置いといて考える。この事件の一番の重大ごとは、何と言ってもいい加減な鑑定医と弁護士、詐病を見抜けない精神科医、心神喪失を装う被告人だろう。こういう連中に、なんとか「正義の」審判を下して欲しい、と観るものは願う。例えばここに杉下右京がいたら、多少なりともそれを公にしようと画策するだろう。
 しかし、このドラマの語り手は(主人公でさえ)、そんな事に関心がない。意図してそういう展開にして、問題提起するという場合もあるが、本作では本気で「そんな事より、人を殺すのはけしからん」というスタンスだ。

 結局、倉石の、被害者の人生を拾う気持ちも見えず、陰に隠れた腐った権威にも目を向けず、直接の犯人にだけ興味のある、なんのための、これだけの大事件だったのか判らない、半端な映画になってしまった。
 最後に見つけた看板?アレをもっと、検死結果と結び付けられた物語だったらね。

Tolbieさん [DVD(邦画)] 5点(2012-12-10 01:10:26)(良:3票)

8.《ネタバレ》 (TVシリーズ未鑑賞。一見者の感想です。)死者の声を根こそぎ拾うという主人公。彼は殺された精神鑑定医や弁護士の最期の声を拾い上げ、見事犯人を突き止めました。また、今まさにラストターゲットに手をかけようとしている犯人の、さらなる犯行を制止する事にも成功しました。ここが見せ場のクライマックス。なのに、主人公の言葉に胸を打つものが無かったような。死の恐怖から逃げるために、犯人は殺人に手を染めたと受け取れます。もし彼が病に侵されていなかったら、きっと事件は起こしていなかったでしょう。だから胸を張って生きろと。死んだ奥さんに恥ずかしくない生き方をしろと。理屈は通っています。でも、そんな模範解答みたいな説教、聞きたいですか?例えば、延命治療に迷いが無い医師。自身の判断に葛藤しない裁判官。彼らは正しいのかもしれません。でも簡単に出せる正しい答えになんて、興味はありません。そんな言葉にどんな価値があるというのでしょうか。それに最後、主人公は詐病の若者を殴り飛ばしました。勿論そんな事で問題など解決しません。あのビンタは、ただ自身の憂さを晴らしただけ。広義では、犯人と同じレベルと考えます。世の矛盾や無常を問うならば、主人公は手を挙げるべきではなかったと思います。歯を食いしばってでも。ビンタひとつで随分と軽薄な印象を与えていると感じました。ところで内野聖陽の役作りは、まるで『JIN』の坂本竜馬から陽気さを差し引いたみたい。あまり魅力的とは思えませんでした。若村真由美の演技は圧巻。こちらは流石です。 目隠シストさん [地上波(邦画)] 5点(2014-03-03 18:58:48)(良:1票)

7.《ネタバレ》 #ビンタで終わり #グーにしろ 
これ外国人に見られたなら相当不思議がられてバカにされるのではないかと思えますよ  
『オ~ウ、ナゼビンタ?』
『オ〜ウ、ビンタでオワリ?』 3737さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-12-08 17:10:22)

6.トリックやプロットには期待しない方がいいです。
若村真由美さんがの演技には感動した。 HRM36さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-09-19 17:46:22)

5.現状では自然科学と呼べるような代物でない心理学、精神医学をベースにしている刑法第39条の危うさを題材にしている点は評価する。しかし、ストーリーの陳腐さ、不自然さが目に付き、残念この上ない。 クロさん [地上波(邦画)] 5点(2014-07-07 09:46:35)

4.いや~、後味がすこぶる悪いですわ~・・・。 はりねずみさん [DVD(邦画)] 5点(2013-09-22 23:08:21)

3.作りや演技陣はしっかりしているのものの、どうもしっくりこない。原作・横山秀夫のところでクリックして、リストを見てみると、ああそうか、あの『半落ち』の原作者じゃないか。なるほど、犯行の謎解きに加えて、社会派的題材と、泣かせるシーン。この三本柱でできているところは、どちらも共通している。さらに話に決定的に無理があるところまでが、やはり共通しているじゃないの。そのため、どちらも泣かせはするが、やはり後味がすっきりしないのだ。 goroさん [DVD(邦画)] 5点(2013-06-21 09:52:26)

2.《ネタバレ》 ドラマの映画化は愚作が多いが、本作はまあまあ良い出来の類いだと思う。
しかし、冤罪を生んだ刑事が何も裁かれなかったり、心神喪失を装う犯人を殺そうとした恩師を主人公が思いとどまらせる事で、却ってその恩師の死期を早めてしまったりと、今ひとつスッキリしない。殺人がいけないというテーマならば、殺人鬼とも言える犯人が裁かれるところまで描かなければ意味が無い。 へろへろさん [地上波(邦画)] 5点(2013-06-11 21:54:53)

1.《ネタバレ》 泣きました。泣かされました。ストーリーはつまらなくダラダラと長い。犯人(?)はすぐにわかってしまうし・・・。でも、若村真由美の演技には泣かされます。そして、柄本佑のまるでセックスしているかのような刺殺場面! これだけで、この作品を見る価値あります。 フラミンゴさん [DVD(邦画)] 5点(2013-06-10 06:09:45)

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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 4.70点
000.00% line
100.00% line
214.35% line
328.70% line
4626.09% line
5939.13% line
6417.39% line
714.35% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 5.33点 Review3人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 4.00点 Review1人

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