みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
7.相変わらずラッセル監督の映画の登場人物は人間臭くスマートじゃない。そして映画の中で感情をぶつけ合う。 でも、そんなラッセル監督の映画に出てくる人間が僕は好きです。 同監督作「ザ・ファイター」からはクリスチャン・ベールとエイミー・アダムス。 「世界にひとつのプレイブック」からはブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンス。(デ・ニーロもそうですね) これまでにもラッセル監督の映画の中で人生を奮闘する登場人物を演じた主要キャストが演技合戦を繰り広げる。 デ・ニーロの出番は僅かでしたが、こういう役を演じるとさすがの凄味を出しますね。 しかし本作は特に中盤までは間延びしていて非常に長く感じられました。 詐欺師モノにしては小気味よさが無く、個々の人間関係が重たく感じられました。 本作に関してはこの部分がもう少しあっさりでも良かったのかもしれません。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-09-07 00:11:05)(良:1票) 6.寝不足の状態で夜中の映画館に、しかも割とスクリーンに近いところで鑑賞したからか、めまぐるしいカメラワークに翻弄され、ストーリーに必死についていくのがやっとでした。自分はわりと、評論家や世評にモロに影響を受けてしまうことが多いんですが(笑)、この作品には周囲ほどは熱狂できませんでした。デビッド・O・ラッセルの前2作はとても好きだったものの、それらの良かった点(役者のいきいきとした演技、音楽の挿入の仕方など)が、本作では裏目に出てしまった印象があります。家でBDで見返せば、劇場で見たときよりはすんなり見れるかもしれません。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 5点(2014-06-19 00:40:27)(良:1票) 5.《ネタバレ》 “American Hustle”『アメリカの詐欺師』。カンフーハッスルのハッスルですね。さぁ詐欺師の映画とくれば、最後どんでん返しで痛快に騙されるのが定番かと思いますが、私の集中力が足りなかったのか、どうにも波に乗れませんでした。 物語はプラザホテルのシークと市長の取引から始まります。取引を前に3人が揉めてます。でも理由はわかりません。 市長が出ていくとアーヴィンの回想、どうして彼は詐欺師になったかを振り返ります。そして愛人シドニーとの出会い、回想。奥さんロザリン登場。ディマーソ登場…市長の取引に戻るのは、始まってから48分辺り。おいおい、どうしてここから映画を初めたんだい? 最初の方しっかり観ていなかった私が一番悪いんだけど、最初に出ていたアーヴィン、シドニー、ディマーソの間にも騙し、騙されがあるものと思って観ていたから、シドニーが留置所で監禁されて、マジックミラーの後ろでディマーソとアーヴィンが話してるのを観て、2人でシドニーを騙してるのか?なんて思ってしまった。あぁちゃんと観れてないなぁ。 アブスキャム事件本題以降は、序盤で割と多く出ていたアーヴィンの“心の声(ナレーション)”が減ったため、このセリフが本心なのか相手を騙してるのかも解らなくなり、どれが本心だろう?って関心が薄れてしまいました。勝手に自滅してますねぇ。 でもテレジオ登場で映画はピリッと締まります。シークにアラブ語で質問するトコの『やべぇ』空気は最高。手に汗握ります。ここが一番のピンチで山場じゃないでしょうか?そしてアーヴィンは“失敗すると殺される”立場になります。さぁ、どう切り抜けるか?? でもその緊張感は長続きしないで、序盤のムードに逆戻り。いま誰が有利で、いま誰が不利なのか、チェス盤の駒の配置がイマイチ伝わってきません。私の集中力がなかったせいも大いにありますが、メインの3人がアレコレやってる事件より、奥さんの単独暴走のほうが面白くて目を引きます。 最後もどうにもスッキリしない。実話ベースにしても、もう少し解りやすい娯楽作品に振ったほうが良かったのかも?とか、観せ方変えればもっと面白くなったんじゃない?なんて思ったり。1回目の理解度はこの程度。もし集中力が続きそうなときにもう一度観たら、もうちょっと楽しめるかもしれない作品。 【K&K】さん [DVD(字幕)] 5点(2024-02-13 22:43:37) 4.《ネタバレ》 詐欺師だけど、悪人ではなさそう。 そう思いながら見てたけど、思った通りの話で安心した。 市長も悪人とは思えず、やっぱりFBIがいちばん悪いように感じた。 逮捕されちゃったのは気の毒だけど、最悪の結末にならなくて良かった。 マフィアも物分かりが良くて平和な物語でした。 現実離れした展開ではなくリアリティがあったけど、親権で揉めなかったのだけは嘘くさかった。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 5点(2023-03-03 12:48:43) 3.お腹いっぱいになりそうなゴージャスなキャスティング。 ローレンスやベイルの演技・役作りは堪能できるが、いかんせんストーリーが響かない。そして140分は長い。 これってコメディなの?笑っていい場面がよくわからなかった。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-01-18 00:08:34) 2.《ネタバレ》 先入観も前情報もなく見ました。ものたりない。 かといってド派手な演出が欲しい訳でもない。 ものたりないのは「脚本」なのでしょうか? 俳優さんたちは豪華で魅力的、デニーロさんがでてきたときはホントにビックリしました。 「ハゲ」は、この映画テーマの比喩なんですかね? ハゲがやらた目立つ、人事ではない。 【たかしろ】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-08-20 11:32:14) 1.冒頭の鏡に映った主人公とか、少年の割るガラスとか、クリーニングの衣装の波とか、 思わせぶりでありながら、なんら映画的な面白さにならない。 各俳優の既成イメージを逆手に取りましたといった、 これ見よがしの役づくりもあざといばかり。 選考の傾向と対策を抜かりなく踏まえたような「芝居合戦」とやらには辟易する。 冒頭のさわりから続いて早くも、主人公の来歴やら、二人の出会いやらのフラッシュバックへ。『ラッシュ』などもそう。近頃このパターンの何と多いことか。 ああ、時間の巻き戻しがまた始まったとうんざりする。 何故、この程度を現在進行形で語れないのか。 やるのなら、ウェルズやベッケルのような、必然性と意味のあるフラッシュバックで 一気に引き込んで欲しい。 無駄で無意味な時制弄り。 そんなところも、映画の失速の原因ではないか。 ロバート・デ・ニーロの登場からようやく締まる。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2014-02-27 15:17:52)
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