みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
10.《ネタバレ》 はい、クソ映画です。少なくとも私はクソ映画だと思いました。……でもこの映画、面白かったんです。恐らく監督が力量のある方なので各場面が間延びしていないのと、主演二人がどちらも良い役者さんなのでそれなりに見応えのある場面に見えるのが影響していると思います。但し、脚本はどうしようもないクソです。口汚くて申し訳ないですが、クソです。こんな脚本の内容を真面目に演じている役者さんには心底同情してしまいます(そこが面白い部分だけど)。 ストーリーは一般的な日常で異能の力を持ったキャラクターが戦う、というありがちな内容ですね。私は真っ先に大ヒット漫画『デスノート』を連想しました。この映画もその路線でいけばもっと面白くなったと思うんです。 まずキチンと能力のルールを観客に示すこと。見るだけで操れるというのなら、「ビデオ映像の人間ではどうなのか?」「目線を外してから何秒後に元に戻るのか?」「具体的に身体のどの部分を見られるとダメなのか?」「操れる人数・時間に制限はあるのか?」等々、ルールが判らないと戦いは楽しくありません。導入が難しいのなら、終一が最初に警察に打ち明けるときに、「そういえば近年似たような強盗や殺人が発生している。被害者の証言から犯行の規則性をある程度推定した」とか何とか言わせて警察にルールを説明させてもいい。 あとは警察をあんな無能集団として設定するんじゃなくて事態をかき回す第三者として設定したほうがいいと思います。体が常人より遥かに丈夫な終一にとっては、銃撃は致命傷にはならない。だから敵もろとも警察に強制排除してもらえるように仕組むとかね。色々アイデアはあるのに、大変勿体ない。 本来なら脚本家さんには次回作は頑張ってくださいとか言うべきなんでしょうけど、この酷さは自己反省や自己分析なんかではどうにもならなそうなので、とりあえずシナリオ学校か何かに行き直すのが良いかと思います。近年稀に見る珍作ですから。監督と役者が比較的まともだったのが唯一の救いでした。 【民朗】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-06-08 23:24:51)(良:1票) 9.《ネタバレ》 まぁ全体的な雰囲気は悪くはなかったのだけれど、なんだかいまいちでもあった。力を持つ男(藤原竜也)の境遇とかは気の毒かもしれないが、最後まで見ても全然共感できない。操れない人間が出現したぐらいで殺し過ぎでしょっと、巻き込まれた人たちが可哀そうで仕方がない。警察サイドも弱点がわかって対策してものあのレベルとか、無能過ぎる。とか、いろいろ、作りこみに甘さを感じたり。韓国の映画がもとになっているらしいが、その作品を知らないので、「アンブレイカブル」が頭に浮かんだ。藤原竜也はこの手の役ははまり役だね。その他俳優も含めてそれぞれに悪くなかっただけに、惜しい出来にも感じた。 【スワローマン】さん [インターネット(邦画)] 5点(2019-10-20 10:15:09) 8.《ネタバレ》 楽しく見てたけど、最後の10分位で急に飽きてきた。クライマックスってうまく作るのは難しいんですね。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2016-10-17 13:33:18) 7.人を見るだけで操れる男とそれが効かない男のサスペンスアクションって設定を聞いて面白うそうって思い見たけど、予想を裏切ってくれましたねー。設定が面白うそうな映画は大概、予想を裏切ってくれるんですけどね。普通に作れば面白いのに、なぜか、そう作らないのが設定が面白そうな映画に共通していることなんだけど。この映画に関しては、キャラの言動が不自然。そして、ストーリー展開がダサい。役者はすんごく良かった。演出は、何回も流れる80年代風の悲しいありふれたBGMと、邦画ホラー風の変にリアルな所が少々退屈だったかな。まー、普通のホラー監督だし、しゃーないんだけど。でも、調理の仕方ではスゲー面白い映画にはなったと思うだけに、これがこの手の邦画の限界なのかな。でも期待は外れたけど、最後まで一応、それなりには見れました。 【なにわ君】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-04-16 04:33:01) 6.ひたすら藤原竜也の顔芸が楽しくてしょーもない映画だった。 【すべから】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2015-03-27 23:12:39) 5.《ネタバレ》 つまらなかったわけではないんですよ。人を操れる男が人を目力で操り、唯一操れない男と対峙する一つ一つのシーンはそれなりにハラハラさせられるんですけど、他の方も言われてるように、冒頭の「地図好き」とか「楽器好き」とかの要素がストーリーと全然絡んでこないのが残念だなと思うんです。石原さとみとの恋愛要素的なものも期待してたのですが、それも物足りず、、、。唯一関心したのは、おかま役をやってた男の子ですかね。凄く上手かった。あれだけの死闘を繰り広げ、最後の最後に名前を呼んで、友達になれたぜありがとうって、そのゆるすぎるオチはどうなのよ。いくら人を避けてたとはいえ、これまで生きてて普通に名前で呼ばれることぐらいあったろうに。題材はいいので、変な情緒で締めくくらずシリアスに締めていってほしかったな。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-11-19 00:10:18) 4.地図マニアの設定であるとか、加湿器の白い蒸気とか。 何かの伏線かというような思わせぶりな配置が、結果的には 何らドラマに寄与しないのに拍子抜けする。 友人たちとの入浴などにしても、スポンサー絡みかどうか知らないが、 映画的に面白い寄道なら余興として大歓迎だが、間延びさせるだけの無駄なら要らない。 ひたすら顔を強ばらせ、眼力で演技せざるを得ない藤原竜也は、 文字通り力演ではあっても、映画の面白さにはならない。 その力に操られての黒沢清的「人体落下」が動きのモチーフとなる。 スペクタクルとなるべきクライマックスの劇場での群衆シーンが 単なる烏合の衆であり、緊張が持続しないのも残念なところ。 物量が単なる物量でしかなく、逆にサスペンスを削いでしまっている。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-08-16 20:59:38) 3.《ネタバレ》 エキセントリックで躊躇なく人を殺すサイコパス藤原竜也。何を考えているか分からないけど何となく事件に巻き込まれていくフリーター山田孝之。このヒントを出されたら、様々な作品の名が挙がりそうなほど、平凡すぎるキャスティング。まあミスキャストよりはましですが、そんな二人が演ずる典型的な役柄を二人の演技力に頼った感のある作品(ついでに言うと松重豊の刑事役も)。ストーリーの方は超能力の使い方にご都合主義が感じられ、あまりのめり込めませんでした。最後の螺旋階段…いったい何メートルあるんだろ。 【蛇蟇斎狐狸窟】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-06-17 21:40:04) 2.《ネタバレ》 思ったよりもつまらなかったです。なぜつまらなかったか?「どうしてあやつれないんだ?」「知るか。お前こそ何者だ?」を延々繰り返すだけだからでしょう。もうちょっとヒネリが欲しい。X-MENで言うところのプロフェッサーX対ウルヴァリンと言ったところでしょうか?最終的には死なない方が強いね。 【ぴのづか】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-06-09 21:01:56) 1.《ネタバレ》 日本版ミュータントって感じかなのかな。でも期待してたぶん肩すかし。悪者には変に感情移入させないでとことん悪であってほしかった。それに終始やってることが同じにしか観えないのが残念。操れる能力の範囲もよくわからないし。しかもあの柴本刑事もなんか知ってる素振りがある割には対策を練らずに乗り込んで追い込んだと思ったら語りだして逆襲喰らうって何やってんの! 【ぷるとっぷ】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-06-09 17:46:51)
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