みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
13.クリント・イーストウッド監督のいつもの重いやつ。 個人的にはあんまりこの手の重い作品、得意じゃなくて…。 内容の割りに冗長で、消化不良感。 山場を迎えた後もだらだらと低調で続くのがつらい。 終わり際を見失った頃に、脈絡のない突然の閉幕という腑に落ちなさ。 事実は事実として、映画としての見せ方が何とかならなかったか。 主人公の心の変遷の表現不足とか、弟の話が投げっぱなしとかも。 例の事件とはいえ、アメリカ至上主義・絶対的正義がやや鼻につく。 あと、やっぱり「殺し合い」の映画は見てて気持ちよくない。 後味が悪く、消化不良感で、スッキリせず、重い。 もっと胸を打つ感動が欲しかったです。 救いは、無い。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-22 21:28:06)(良:1票) 12.《ネタバレ》 中途半端。ドラマがない、見せ場がない、訴えたいものがない。 製作者は戦争に行く兵士の家族の苦悩を描きたかったそうだけど、全然ダメ。そもそも奥さんって、相手がプロの軍人って分かってて結婚してるんでしょ?それで戦争に行くな、だの、戦争のことは忘れて家族を大事にしてくれだの、ちょっと自分勝手なんだよな。死体で戻ってくる人がたくさんいるのに、怪我すらなく帰ってくるだけでも喜ばないと。 家に帰ってうじうじしてる主人公と、うるさい奥さんのシーンは見てて苦痛なだけ。戦場に戻った時の方がほっとする。 後半の不自然な点も目立つ。戦争から戻ってきても、心あらずだった主人公が、突然いつもの明るい彼に戻って、奥さんもご満悦の様子。でも彼に一体何があったの!?退役軍人の病院で他の患者に会ったらあっさり治った?描き方が軽いなー…。 終わり方も尻切れトンボのようで。締めくくる何かを入れてないから、「いつもの明るい彼に戻りましたよ」で終わっちゃってるよ。誰かに殺されて葬儀シーンが最後に流れるけど、あんなのストーリーにカウントできないレベルだし。 あとは、アメリカンスナイパーとか言いながら、スナイプしてるの、最初の30分と最後だけだよね…。 【椎名みかん】さん [DVD(吹替)] 5点(2016-10-15 02:19:45)(良:1票) 11.《ネタバレ》 狙い研ぎ澄まされていたはずのイーストウッドの照明、音、その他演出諸々が若干スベっているのでは、というのが第一印象。“フルメタルジャケット”を彷彿とさせる訓練シーンでは、虹が映ったり、西日が差し込むなど、いささか綺麗に撮られ過ぎてはないだろうかな。と思いきや、炎の揺らめきの陰影はやや甘い感じ。追いかけるのが主体のカメラ使いなのですが、待ちがなければ、スナイパーとターゲットの距離感が掴めない。ここら辺のサスペンス感も欲しかったところではないかな。 ただ、奥様の陣痛のタイミングはいいって思いました。 戦争映画という陥穽に陥ってはいないのは明々白々であって、やっぱり、そうだと決め付けるのはやや早計といったところ。山があったから山に登ったと登山家は言いますが、蛮人がいるから、スナイパーは蛮人を撃つとは言い切れない。映画的な要素を犠牲にしたとしても、そのバックボーンと煩悶と苦悩を描くあたり、クリス・カイルの敬意を最優先したのかと勘ぐってしまいます。 【うー】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-11-08 13:16:08)(良:1票) 10.《ネタバレ》 本作の評価は賛否両論ですね。ここでもそのようですが。見ましたがどちらの言い分も分かる。イーストウッドのインタビューも事前に読んで「本作に政治的な意図は込めていない」と言うのと「戦争がいかに人の心を蝕んでいくかは伝えたかった」と言う2点は理解して見たつもりです。見ましたが、率直な第一印象は「何が言いたいのかよく分からん」です。本作は見る人によって評価が180度違うのも特徴で「アメリカ万歳映画」「愛国心あふれる英雄の映画」と言う人もいれば「究極の反戦映画」「アメリカに突きつけた警告」と捉える人もいる。その理由も映画を見れば明快でイーストウッドが何も語らなかったので、見る人の捉えようでどうとでも捉える事ができるから。これは一本の映画としては失敗でしょう。私は映画で政治的信条を語れとは言わないし、何かを語れば良いってもんではないのはわかるけど、ここまで評価が割れてしまっては作品にとって結局マイナスでしかない。イーストウッドの本来目指した「戦場の狂気」についても何とも中途半端な印象しかないです。抑制の効いた演出で切って捨てるほどの駄作ではないが、是非見ろと勧められる映画でもない。私の評価も何とも中途半端なものとなってしまいました。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 5点(2015-02-21 16:26:22)(良:1票) 9.《ネタバレ》 9.11をアメリカ国民として過ごしていない身としては、英雄視・伝説視することに感情がのっかりきれないかなぁ。 鑑賞後にwikiを見ると、少年と女性を狙撃したことをしっかり映像化したのは良かったと思うんだけど、 それだけに最期もしっかりと作ってほしかった。そして退役された方々の苦しみを映像化してほしかったかな。 【hyam】さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-07-14 06:34:38) 8.《ネタバレ》 この内容で賛否が分かれないわけが、ないなあ。米国人に国土を蹂躙されたことがある国の教育を受けたなら、小なりと受け容れ難い部分があるだろうと思うし しかし、これを戦争翼賛プロパガンダだ!と認定するのは何かズレてる気がするね。これ観てスナイパーに憧れたり、戦意は高揚しないでしょう 民衆を盾にして攻撃する恐ろしい敵を、民衆ごと貫く米軍の恐ろしさはこれでもかと伝わってくる 本作のバランスは戦争映画としてはマシな部類に入る。もっと一方的な作品でも名画扱いされているし、現状を認識して米軍側の視点で作れば、こうなるしかあり得ないと思うな イラク戦争を扱ったものとしては、最も映画らしい映画だったという感想。 語り口はさすがにツボを押さえた造りで、イーストウッドの手腕がいかんなく発揮されている 子供ですら無残に命を奪われる戦争の描写。そこから逃げない姿勢はジャーナリストのそれというよりは、映画人としてのインパクトを重視する性質だろう スナイパーとの対決で勝利するのは別個の事案を統合したフィクションとのこと。映画として無いと寂しいが、確かに巧い作劇とは言い難い ラストの字幕などは、フィクションの「汚れた英雄」とはまた違った厳粛な余韻を残す。汚れた英雄のほうは、作劇としての味があった。 僕としてはフィクションの方が、実感がわかなくても良いので好みだ 【うまシネマ】さん [インターネット(吹替)] 5点(2019-10-20 04:00:23) 7.実話系は嫌いではないのだけど、今ひとつ入り込めなかった。 タイトルや予告編からスナイパーならではの苦悩、例えば仲間は敵。つまり人同士が向き合って 戦って居るのに、自分はスコープ越しに俯瞰で戦うが故に見える光景や葛藤などを 描いているのかと思って期待してたら、そういったスナイパーとしての話がメインではありません。 軍人と退役軍人の心の話です。PTSDの問題は報道やドキュメンタリー番組がありますが それを実話物として映画にすることはメリットとデメリットがあるかと思う。 映画はその世界観に入り込みやすく理解を得やすいかもしれないが 演じるのは役者であり当人の生の声では無くなる、膨大な事実の顛末を 1本の映画にまとめて人の心を掴む為にはそこからこぼれ落ちる情報や制作者の意図で いかようにも世界観や空気感が演出次第で変わるので一歩間違えば 本当の意味でのリアリティを無くす事でもある。 この作品が良い意味での実写化だったとは個人的には思えなかった。 【デミトリ】さん [DVD(吹替)] 5点(2016-12-05 00:55:53) 6.この映画を見ながら何度寝落ちしたのかわからない。(このレビューを書いているので、最後まで見ているが) 多分、アメリカ人によるアメリカ人のための映画なので感情移入ができなかったからだろうね。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-07-18 00:50:15) 5.《ネタバレ》 最後、ああなったのは実際そうなんだからしょうがない、ってのはわかるんだが あの文字だけで終わりなのは映画としてはものすごくマイナス。 いくつか印象に残るシーンはあったが話は淡々と進む・・・。 戦争中よりも帰ってきてから精神的におかしくなっていく部分があまりにも短すぎて、その部分こそを丁寧にやってほしかったような。 実話物は合わないらしい。 【虎王】さん [DVD(吹替)] 5点(2016-03-11 18:32:46) 4.《ネタバレ》 アメリカ人のための映画だなあ。アメリカ人、アメリカ合衆国ファンであるアメリカ人のための、ファン向けビデオみたいな作品。最後にやっと、ああ、こういうことで映画作ったのかとわかるが、それまでは、なんだかなあ的な感想しかもてない。 【小鮒】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-12-21 06:41:14) 3.《ネタバレ》 ラブストーリーですな。 このタイトルにするならハードボイルドに徹して、ラブストーリーは省いてほしかった。 家族を描きたかったのか。 【MARTEL1906】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-08-17 06:31:34) 2.評判がよかったので観に行ったのですが・・・正直あまり面白くなかった。主人公カイルの心理的な描写が足りなく、カットも断片的でかなり退屈に感じました。戦争の是非や残酷さに関する意見が多いですが、「映画」としての出来はかなり悪いと思います。 【素晴らしき哉、映画!】さん [映画館(字幕)] 5点(2015-03-29 15:14:34) 1.9,11米同時テロ以降のドキュメンタリーチックもの。”映画“としては特に新しい情報は何もない。(イーストウッドが監修した実録再現フィルム) テーマは、当然、過去のすべての戦争映画で描かれている、戦争という不条理に翻弄される人間。そして他に、この作品独自のテーマ(核)は、“女、子供という弱い対象を殺すということのジレンマ。”それだけが描かれています。ホントそれだけ。ラストの主人公の死に方については、まあそういう皮肉な現実も起り得るでしょう。というぐらいかなあ。あとは、なんだろう?せいぜいデートで行って、スナイパー!かっちょいいぜ!ぐらいなんじゃないの?とにかく“弱いんだよね”弱すぎる!“こんな程度の造り物みせられたってさ、ネットのライブリークかなんかで超悲惨なものを2,3本も観れば、この映画みたことすら忘れるよ。ランボーや山猫やライアンなどが数倍優れています。(別にこのような真面目なタッチで描いてもいいけどさ、だったらさ、まさに、ウソでも、芸術的なまでのすれすれの狂気、恐怖を描かないと、心に残らないよ。なんか、作品の”タッチ”がよくわからない。見えにくい。) 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 5点(2015-03-10 00:00:35)
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