みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
7.原発をテーマとして、エンターテインメントを作るという難題をやってのけたのはさすが東野圭吾&堤幸彦。しかし、それなりに面白く見せてはいても、原発問題は映画のテーマにするには大きすぎる。お話がちゃちに見えてしまって感動に至らなかった。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2021-11-21 16:43:24) 6.《ネタバレ》 日本のエネルギー政策を語る上で避けて通れないのが原子力発電所。日本国民はそこから目を逸らしてはいけないというメッセージかと。本作は原発について推進するでもなく反対するでもなく、安易に反原発を押し付けるような作品よりはよっぽど良かったです。奇しくも先日、内閣総理大臣が2050年に温室効果ガス排出量実質ゼロを表明しましたが、今こそ日本のエネルギー問題について、一人一人が考えるべき時なのかもしれません。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-12-29 00:46:51) 5. とっちらかって2時間の枠に収まっていない感じです。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-10-01 08:40:57) 4.多くを語る必要なし。「堤幸彦監督に社会派サスペンスなど撮らせてはいけません」 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-07-25 21:24:16) 3.《ネタバレ》 原作未読。原作を読めば良かったがまず第一印象。お話の全体像が明らかになるにつれてこみ上げてくるものは「もっとうまく撮れば傑作になろうものが」と言う残念感ばかり。一部の役者のヘタクソさ、その割に仲間由紀恵や柄本明はこの役で大物俳優を使う必然性が分からない。まぁ堤幸彦監督でこれ以上の出来を期待するのが間違いか。原作をまず読んだ方が良いと思う。何かっちゅうとすぐ喧嘩をおっ始める演出過剰さ(お前ら時間ないんだる?少し落ち着け)と、リアリズムのなさ(子供にあのロープは支えられんよ等々)、作品の質を大きく損なってます。 【ぴのづか】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-09-22 17:11:09) 2.《ネタバレ》 予告編は面白くなさそうだと思ったが本編を見ればそれなりである。映像面の迫力やスリリングな展開とともに、泣かせる場面もちゃんと用意されていて退屈しない。また個人的には、主人公の妻役をやっていたのが往年の名作ホラー「女優霊」(1996)で転落死した若手女優役の女優と気づいて少し嬉しくなった。 そういう点で大衆娯楽映画としては満足だが、ただし竹中直人の出演などは不要と思われる。 ところで社会的メッセージの面から見ると、原作由来の“ないと困るが見たくないもの”という問題提起は含まれていたようだが、原作の時点ならともかく、今ならすでにみな分かり切ったことを言っているだけに思われる。この映画を見て特に認識を改めるようなものはないわけだが、前回の事故から4年経って、忘れかけた人々に思い出してもらうくらいの意味はあるかも知れない。ただこれも原作由来のことだが「沈黙する群衆」の捉え方には疑問を感じる。“その他大勢”の全員に喧嘩を売るつもりかと聞きたい。 一方で、もう一つの“ないと困る”ものだった自衛隊に関しては、現在は災害救助の面で世間の評価が上がっていることを反映した形になっており、最後に映画全体の方向性がこっちの方にずれて終わったようなのは変な感じもあった。中盤で、問題の大型ヘリコプターが“海外で戦争できる軍隊にするためのもの”と匂わせていたのは、この映画として決して自衛隊を礼賛するものではない、と釘を刺しておいたように見えなくもない。 そのほかこの映画では、特に技術者というものの姿勢が問題視されていたように見える。主人公に関していえば“技術だけ相手にして人間に向き合おうとしていない”ということだろうが、ラストに至って次の世代が直接人間に関わる仕事に意義を見出していたのは喜ばしいことと思われる。この辺は原作と映画の時間差を利用した追加要素ということだろう。 また“技術者は技術を提供しているのであって成果物の利用に責任を負わない”という話も出ていたが、劇中でヘリコプター技術者が加害者扱いされる場面があったのは当面の問題と直接関係がなく、これはさすがに理不尽である。しかし技術者限定でなく一般論として“加担していながら事が起こってから被害者面するな”と言いたいのであれば、言う相手によっては本当に問題作になると思われる(下手すると「沈黙する群衆」に叩かれる)。 【かっぱ堰】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-09-20 10:08:58) 1.《ネタバレ》 足を引きずる本木雅弘とか息子の写真とか、曰くありげな所作が出てくる度に、これからその因縁やら理由付けやらが 回想シーンとして沢山語られるのだろうなと、見ながら気が重くなる。 今さっき対策室で語られた作戦の段取りをマスコミの実況中継がそのまま繰り返すといった二重説明の氾濫も煩いばかりだが、 これは90年代劇場型犯罪の風俗史的描写でもあり、お囃子とでも受け取ればいいのだろう。 その実況中継カメラが映し出す本木の一瞬の視線を、尋問されている仲間由紀恵の横視線が受け止め、その彼女のかすかな動揺を 女性刑事が見切る。 そうした視線のドラマは割合充実していると云っていい。最後の手段を実行するためヘリに乗り込む江口とその息子、 連行される本木とそれを見送る江口の息子、彼らの間に交わされる視線はカメラに正対し真っ直ぐだ。 その視線の応答は、結部の東日本震災のシーンまでを貫く。 最後でこれまた自衛官リクルート映画か、とも思ってしまうのだが。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-09-16 23:47:55)
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