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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁<TVM>

Sherlock: The Abominable Bride
2015年【英】 上映時間:90分
サスペンスTV映画シリーズものミステリー小説の映画化
[シャーロックイマワシキハナヨメ]
新規登録(2016-01-07)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2024-07-13)【イニシャルK】さん
公開開始日(2016-02-19)


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キャストベネディクト・カンバーバッチ(男優)シャーロック・ホームズ
マーティン・フリーマン(男優)ジョン・ワトソン
ルパート・グレイブス(男優)レストレード警部
三上哲[声優]シャーロック・ホームズ(日本語吹き替え版【NHK】)
森川智之ジョン・ワトソン(日本語吹き替え版【NHK】)
原康義レストレード警部(日本語吹き替え版【NHK】)
石塚理恵(日本語吹き替え版【NHK】)
村治学(日本語吹き替え版【NHK】)
谷育子(日本語吹き替え版【NHK】)
永田亮子(日本語吹き替え版【NHK】)
原作アーサー・コナン・ドイル(キャラクター創造)
音楽デヴィッド・アーノルド
配給KADOKAWA
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1.《ネタバレ》 英国BBCのテレビドラマシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」は、海外ドラマ全盛の近年においても随一の傑作シリーズだと思う。
個人的に、海外ドラマはどハマリするのが怖いので敬遠しているのだが、今作に限っては、数年前にNHKで放送されたファーストシーズンの第一話を観た瞬間から、完全に“虜”になってしまった。

“現代版シャーロック・ホームズ”という題材自体は、よくありそうなものだったけれど、このドラマの場合は、原作を礎にしたキャラクター設定の“再解釈”と“キャスティング”が、奇跡的な程に素晴らしかった。
英国俳優ベネディクト・カンバーバッチが演じたシャーロック・ホームズは、アーサー・コナン・ドイルが生み出したキャラクター性をそのまま保ちつつ、ブラックベリーとラップトップを速やかに操る文字通りの“変人”、いや天才として「再誕」させていた。

それは、誰もが知っている“名探偵”であると同時に、誰も見たことがない“名探偵”の誕生だったとも言え、その矛盾的表現がキャラクターの秀逸なオリジナリティを表している。

そして、ホームズにとって切っても切り離せない「相棒」と「敵」の存在感が、このドラマシリーズの価値を更に高めた。
“ジョン・ワトソン”を演じたマーティン・フリーマン、“ジム・モリアーティ”を演じたアンドリュー・スコットの確かな演技力と存在感が、ベネディクト・カンバーバッチの稀有なスター性と相まって唯一無二の世界観を構築したのだと思える。


と、いうわけで、つらつらと止まらなくなるくらいにテレビドラマシリーズの大ファンなので、この“劇場公開作品”も当然期待大であった。勿論、映画館に足を運びたかったのだが、タイミングが合わず劇場鑑賞には至らなかった。
テレビ放映を待ってようやく鑑賞に至ったのだが、どうやら映画館に行かなかったことは正解だったようだ。残念ながら。
シリーズファンとして楽しめはしたが、あくまでテレビドラマの“番外編”であり、決して映画化作品というわけではなかった。
実際、劇場公開したのは日本だけのようで、本国イギリスではシーズン3とシーズン4を繋ぐスペシャルドラマという位置づけだったようだ。

大好きなキャラクターたちが、セルフパロディよろしく原作の時代設定の中で立ち回る様は、勿論嬉しいのだが、当然ながら秀逸なオリジナリティが薄れてしまっていることは明らかだった。
カンバーバッチの原作版ホームズ像も、違和感がなさすぎて“逆にフツー”という想定外のマイナス要因が生まれてしまっている。
ストーリーテリングとしても、“通常回”に比べて圧倒的に巧くなく、拍子抜けしてしまった。


まあしかし、これはこれとして、ファンとしてはシーズン4の放映が近づいていることが何よりも嬉しいわけで。
すっかり大スターになってしまったキャスト陣の再集結が楽しみでならない。 鉄腕麗人さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2016-06-26 23:43:47)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 4.85点
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217.69% line
300.00% line
4538.46% line
517.69% line
6646.15% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 5.33点 Review3人
4 音楽評価 4.00点 Review2人
5 感泣評価 2.00点 Review2人

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