みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
10.《ネタバレ》 実に豪華な俳優陣。 メイン三人の「濃い顔」を見てるだけでもワクワクしちゃいましたね。 今となってはコメディ映画のイメージが強いヴィンス・ヴォーンが、悪人を演じているのも新鮮。 当時は「サイコ」(1998年)の印象が色濃く残っていたがゆえの配役かとも思えますが、元々彼って「エリートな気品」「どこか不気味で冷たい顔立ち」を備え持ってる人でもありますし、本作についても適役だったと思います。 スティーヴ・ブシェミも胡散臭くて、妙に憎めない「殺され役」を演じているし、ジョン・トラヴォルタ演じる「頼れるパパさん」っぷりも、文句無し。 子役のマット・オリアリーも可愛らしく、守ってあげたいと思えるような息子のダニーを好演してましたね。 こういったストーリーの場合、演じる「子供」の魅力如何で評価が変わってきますし、そこは文句無しに合格だったんじゃないかと。 BGMも雰囲気があって良かったし、89分と短く纏まってるのも好印象でした。 ……ただ、脚本と演出は凡庸としか思えず、褒めるのが難しいです。 一応良い所もあって「ダニーは不良少年なので、周りが中々『殺人の目撃』を信じてくれない」って展開には説得力ありましたし、そんな中で、真っ先に信じてくれたのが父親のフランクっていうのも、グッと来るものはあったんですけどね。 父子の逃亡劇になるのかと思いきや、親権争いの裁判になったりするのも、意外な展開ではありました。 でも正直、それ以上に粗が目についちゃって…… 「脚本と演出の不備を、演者の力で誤魔化してるだけ」って印象は拭えないです。 そもそもダニーから「人殺しが同じ家に住んでる」「しかもそれが、義理の父である」っていう恐怖や、緊迫感が伝わってこないのが致命的。 これに関しては、いくら子役が怖がった演技をしても「何も対抗手段を取らず義父の言いなりになってるだけのキャラクター」「だから追い詰められてる感じがしないし、恐怖が窺えない」って形になってる訳だから、脚本の責任だと思います。 フランクの現在の妻であるダイアンの影が薄いのや、ダニーの母が妊娠したのを活かせてない辺りも不満。 恐らくは「フランクの孤立感を高める」「ダニーの疎外感を強める」為の要素だったんでしょうけど、ダイアンは途中から出てこなくなるし、妊娠についても言及されなくなっちゃいますからね(一応、最後に流産したのが示唆されるけど、後味が悪くなっただけ) この手の「必要無い人物、要素が多い脚本」って、どうしても評価が低くなっちゃいます。 極め付けは終盤における「ライター自爆着火」の間抜けさで、これには本当ガッカリしちゃいました。 ダニーの母が夫を疑うキッカケにしても「夫の衣類からガソリンの匂いがするのに気付き、彼が犯人と疑う」って流れでも成立したと思うし、もっと脚本を煮詰めて欲しかったですね。 たとえシンプルなストーリーでも、細部を丁寧に作れば良作、あるいは傑作と呼べる品に仕上がったのでしょうが…… 残念ながら本作は、それに当てはまらない例に思えました。 【ゆき】さん [ブルーレイ(吹替)] 5点(2021-09-22 21:14:47)(良:1票) 9.さくさくした映画。考え込む暇もなくストーリーがどんどん進んで行くので、集中して見ることがる。でも見終わった後、何の感想も浮かんでこない。筋書きだけ。キャラクターが全てステレオタイプで、まぁわかりやすくて良いけど、面白味に欠ける(スティーブ・ブシェミは存在そのものが強烈な匂いを発散しているので◎!)。まさに得も損もなし。 【ともとも】さん 5点(2004-07-20 09:56:36)(良:1票) 8.《ネタバレ》 まったく迷いなく5点。可もなく不可もなく。 見づらいところもないけれど印象に残るところもなく 損したとまで思わない程度に安定した話。 【スズメッキの魔女】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2020-01-02 23:03:10) 7.目新しくない話。それなりに楽しめたけど、もう少し期待してたので「へっ」って感じ。 【さら】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-04-04 14:49:24) 6.トラボルタはやっぱいいね。 【ケンジ】さん 5点(2004-08-14 18:49:04) 5.特に新鮮味は感じなかったけど、ハラハラする演出と89分のコンパクトさが○。ブシェーミお気の毒でした。 【ぽめ】さん 5点(2004-01-11 21:54:22) 4.見なくてもいいかな~と思いつつ見たらけっこう集中した。なかなかコンパクトな展開で見やすいのでは。トラボルタはほんとに歯をくいしばってるみたいな口で喋るね(笑) みなさん書いてますがブシェミが出てきて喜んだけど、こんなことすると殺されるぞ~ってわかりやすすぎ。 【イリス】さん 5点(2003-10-31 18:23:20) 3.なんかすっごぉ~く普通だった。89分と短くて展開も早かったが、警察がバカすぎてアホらしくなってきた。これって職務怠慢じゃないのか?それに殺され役のスティーブブシェーミがなんでこの映画に出てるのかもわからん。声は好きだからまぁいいけど。 【M・R・サイケデリコン】さん 5点(2003-03-31 09:57:16) 2.え、え~?!これで終わりっすか?う~む、あまりにハリウッド流古典的サスペンス。 【mmm】さん 5点(2002-12-03 23:44:53) 1.ストーリー自体は悪くない。だが、全ては人物描写と展開でぶち壊し。いくら少年が嘘ばかり言っていたからといって、「今回も嘘」とまともに取り合わない母親にはびっくり。自分の子供なんだから、嘘と真実ぐらい見抜けと突っ込みたくなる。父親のトラボルタは見抜いたのに。警察の愚鈍さも然り。殺人事件を目撃したと言っているのに、まともに調べもしないなんてちょっと信じられない。展開にはそれなりのスリルがあるのだが、ここも腑に落ちないことが多い。おかげで、リアルに見せているようで実に嘘っぽく見えてしまい、かなり醒めてしまった。ラストもお決まりの展開で、全く工夫が感じられない。この展開はもうゴマンと見た。加えて、母親が犯人の子供を身ごもっていたことをどう始末をつけるのかと思っていたら、実にお気楽に解決してしまったのもいただけない。全体として、とにかく甘すぎる。唯一良かったのはヴィンス・ヴォーンの怪演くらいか。トラボルタも頑張っていたことは頑張っていたのだけれど、ラジー賞にノミネートされてしまったのは作品の粗のツケをスターとして一手に回されてしまった感じ。まあ、時間も89分とコンパクトだし、暇つぶしくらいにはなる映画ではある。ところで、ブシェーミはどうしてこの映画に出たのであろうか。 【T・O】さん 5点(2002-10-25 17:21:55)
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