みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
4.《ネタバレ》 本作のテーマは寅次郎の婚活。レギュラーメンバーたちがお相手を捜すが、ご近所には芳しくない評判が蔓延していて上手く運ぶ道理もない。そこへ現れたのがバツイチの幼馴染み・八千草薫さん。なんと、彼女は寅次郎と結婚して良いと思っていたのだが、結果からいうと寅次郎の腰が引けた。この場面には疑問符が付きます。自身の結婚がいきなり現実味を帯びたことに驚いたというニュアンスだったけど、私にはシリーズを存続させる都合の方が強く意識されました。八千草薫に対する寅次郎の態度は、過去にフラれ続けた女性に対するそれと同様で、その気になっているようにも見えたから。もう少し上手く決着を付けて欲しかったです。 本作でイチバン面白かったのは、八千草薫の登場シーン。彼女とさくらのおでこを「デカらっきょ」「チビらっきょ」に例える寅次郎の弁舌がいつにも増して滑らか。その台詞に出演者全員が自然に笑っているのが良く分かる。シナリオの通りだと思うけど、きっと絶妙の例えだったのね。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-07-27 01:46:01)(良:1票) 3.《ネタバレ》 シリーズ10作目。オープニングの夢、前回のは電柱とか現代のまんまだったのに、セットが大掛りになってきた、マカオの寅だって。給仕さん姿のさくらが可愛い。 初期作のマドンナは世代的にあまり知らなくて、榊原るみ、吉永小百合と、ここに来て私でも見知った人が出てきた感じです。本作は八千草薫。この人は若い頃も晩年も全然変わらない。いい歳の取り方をされたんだな。ただ私の世代だと優しいおふくろさんってイメージだから、マドンナ役もやっていたことにちょっと不思議な気持ちになってしまったよ。そう、ママンの若い頃の恋愛話を観ているような… 前段が寅のお見合い話。浅草の人たちに寅がどう思われているかが、これでもかと描かれる。ダメ人間の例えにされ、落書きに馬鹿にされ(源公が書いたのか)、お見合い話は相手の娘に泣き出される始末。 漫画チックな変わり者の大学助教授が登場。恋愛経験のない岡倉のからかい方が、また意地悪で面白い。 本作では岡倉のために、自分が好きなお千代との橋渡しをしてしまうパターン。お千代も寅に気があったのは新しいパターンかな? 「そんな良いこと知ってんなら、何で最初から言わないんだよ!」散歩先生の回にも出たセリフだけど、恋愛に対して、お千代の告白に対してはこのセリフを言えない寅。腰を抜かすところ、冗談と言われてホッとするところ、寅の引っ込み思案振りがよく出ていたと思います。 登もチョコチョコ出てきて私的には好きな展開な筈なんだけど。なんかサラッと終わってしまった印象。ここに来てちょっぴり、このシリーズにマンネリ感を感じてしまったのかもしれません。 寅「そこのミドリ取ってくれ」博「…ムラサキ(ボソッ)」『アユミの呪い~毛が生えた~♪』なにこの歌こわい。小ネタは相変わらず面白い。 余談ですが1作目からここまで全作レビューされてるレビュワーさん、私含め20名らしいです。さぁここから先が正念場! 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-08-05 11:45:35) 2.《ネタバレ》 おそらく、初めて寅次郎の方から振った(?)パターンかも。 物語が完全に板についてきたが、気が付くとあっさりと終わったような気がする。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-03-14 21:11:28) 1.寅さんには結婚というものに現実感がないんでしょうね。恋には積極的なのにね。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-07-07 22:36:12)
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