みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
30.《ネタバレ》 映画の作りとしてはただただ粗いの一言に尽きます。はっきり言ってわかりにくい。あそこまでばらばらに話を流す必要はないような気がします。ただそのメッセージ性は強く心に残りました。「21グラムとは魂の重さ」とどこかで聞いたことがありますが、「魂」という一言では言い表せないものをこの映画は教えてくれました。心臓をもらったポール(=ショーン・ペン)がその心臓の持ち主であったマイケルに代わってマイケルの娘達の敵をとろうとしたところを見て、その瞬間ポールはマイケルの「21グラム」を心臓と一緒に受け取ってしまったんだろうなと感じました。実際に死後に21グラムが失われるのかどうかはわかりませんが、本当に全ての人に「21グラム」が備わっていると信じたいですね・・。 【TANTO】さん 5点(2004-12-16 23:17:14)(良:1票) 29.「人命は地球より重い」と語った昔の政治家もいたが「21g」はまさにそのような映画だった。 誰よりもその重みを知っていたのは、ショーンペンだったのではないか。 自身の余命がいくばくもないと知っていたから、その重みを感じ取っていたのだろう。 だから、妻が中絶という手段を取ったことが許せなかっただろうし、再移植の必要があると説明された時に誰かが死ぬのを待つことは出来ないというセリフに至ったんだろうと感じた。 そして命をもらったことへの感謝とそのために誰かの命が失われたことへの不安が彼をナオミへと突き動かしたのだろう。 だからどうしてもデルトロを撃つことも出来なかったし、ラストあの事態を解決するにはああいう手段をとらざるを得なかったんだろうと感じた。 そして人の命の重さに、もがき苦しむ二人、デルトロとナオミは素晴らしい演技だった。 どんな深い悲しみや苦しみが襲おうとも人生は続いていく。 人が苦しむのもその「命の重さ」によるものなのかもしれないが、人が癒されるのも「命の重さ」であるだろう。 ナオミにとっては、産まれてくる子どもであり、デルトロにとっては神などではなく、妻であり、子ども達という人の命なのではないか。 「アモーレスペロス」の三つのストーリーの時間軸のずらし方は絶妙であり巧妙であったが、今回は何故あそこまで細かく編集する必要があったのかは疑問がある。 テーマも素晴らしく、演技も素晴らしいので真正面から向かっても良かった気がするが、普通の編集だと、あまり大きなストーリーもないのでよくある普通の映画になるかもしれないかな。 この編集によって、観る人に対しての衝撃の大きさと「命の重さ」について考えさせる監督の執念が込められたいい編集なのかもしれない。 【六本木ソルジャー】さん 5点(2004-06-25 14:25:43)(良:1票) 28.他の方も指摘していますが、どうしてこう時系列をグチャグチャにしちゃったんでしょうね。ストーリーがわりと陳腐かつ強引だったので、それをごまかすため? 「21グラム」の意味も、最後の最後に取って付けた感じだったし。ものすごく不親切なトリセツを読んでいるみたい。主役3人はそれぞれ魅力的に見えたし、殺伐とした雰囲気もよかったので、けっこう残念。一度、時系列どおりの「ディレクターズ・カット〝前〟版」を鑑賞してみたいものです。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-03-12 01:11:01) 27.《ネタバレ》 メメントを観たときも思ったけど、時間軸を入れ替えるモンタージュって非常にリスキーで、ネタバラシが相当優れていないとがっかりしてしまう。5年くらいしたらナオミワッツのエロシーンしか記憶に残ってないかもしれない。イニャリトゥの作品では一番厳しかった。 【なす】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-02-17 12:44:01) 26.《ネタバレ》 先が気になるストーリーでしたが 誰も救われない締めで陰鬱な感じでした。 ある意味救われたのか・・・。 あとひと捻りなにか欲しかったです。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-04-10 18:13:47) 25.《ネタバレ》 時間軸があちこちに飛ぶ飛ぶ。こういう演出をする映画は少なくないが、この映画は非常にわかりにくい。それでもがんばって最後まで観ればどれがいつのシーンだったのか、ちゃんと繋がるのだが、時間軸をバラバラにしていた意味が無いように思える。 よくわからない行動をする人が多く共感もできない。どいつもこいつも異常な状況におかれたせいで頭が変なのか? 【虎王】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-04-17 03:55:54) 24.21グラムは希望の重さ 希望なくして生きることあたわず 【海之松】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-09-27 00:58:55) 23.バラバラにした時系列だが、途中で全体をイメージしながら見ることで意外とすんなり見ることができた。だが、三人家族が全て不幸になっていくのを見るのはなんとも言えないです。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-10-24 23:15:04) 22.何かたんない感じがした。 【ジダン】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-10-18 07:24:46) 21. テーマがテーマだけに、作品が暗く重くなるのは当たり前。「クローサー」でも感じたことだが、何故時系列を順序良く追えないのだろうか。そんな手法的な小細工せずに、真っ向から挑んでほしかった。 【マックロウ】さん [地上波(字幕)] 5点(2007-05-05 08:27:29) 20.《ネタバレ》 時系列を無視するのであれば、ひとつひとつの説得力が何倍も必要とするだろうし、またそれがなければ作品の成立すら微妙だろう。ポールがクリスティーナを好きになっていく課程が機能していない。かなり不自然に思える。 【monteprince】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-01 23:32:54) 19.はっきり言って何が何だか分からなかった。それでも最後までそんなに飽きずに見れてしまったのは不思議。もう一回くらい見たら面白くなるかもしれない。 【地理10/2005】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-23 22:06:05) 18.これは映像と編集の実験的な映画じゃないかと思うのです。内容はつまらなかったです。ただ理解できなかっただけなのかもしれないのですが。映像は好きだったのですが、期待外れでした。 【カジ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-06-06 23:46:59) 17.構成をわざと複雑にすることで、普通の脚本を水増ししただけのような気が。ただ、いやでも集中して見ざるを得なかったということは、スタッフ側の術中にはまってしまったということでしょうか。 【K】さん [DVD(吹替)] 5点(2005-06-04 22:35:20) 16.非常に完成度の高い映画だとは思う。時間の流れ毎のシーンを、細切れにして再構築していくことで、緊張感が高まっている。でも、疲れるよ。暗いテーマなだけに、頭おもーくなる感じ。ショーンペンの顔の皺や裸が痛々しいし。 【しょりちゃん】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-05-26 12:11:56) 15.ショーン・ペンに-3点。ベニチオ・デル・トロに5点。ナオミ・ワッツに0点。ナオミ・ワッツのおっぱいに3点。 【Robbie】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-15 15:48:12) 14.時間軸を崩したのは、こういうだるいテーマを飽きさせないための工夫と捉えられる。いいことだと思う。しかし、なんといってもショーンペンに腹が立つ。偽善者的な役柄だからだろうが、ショーンペン本人が偽善者にしか見えない。この人はいつもこうだ。ある意味演技力があるのかもしれんが、不愉快極まりない。ナオミワッツの演技には余裕が感じられない。全身全霊でがんばってますオーラが鬱陶しい。将来、力が抜けていい女優になって欲しい。この二人と比較するとデルトロの演技は非常にユーモラスだ。安心して見られる。映画の出来は悪くないが、力強い問題提起があるわけではなく、あまり深い感銘を受けるものはなかった。 【ぷりんぐるしゅ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-04-08 11:55:23) 13.何故だ・・・何故にこうもわかり難い作品にしてしまったんだ。とてもテーマは重いけど、くてわかりやすい作品のはずなのに・・・。時間軸をバラバラにしたことによって、作品までバラバラになってしまった感じ。ストーリーはなかなか面白い。人が人であることの意味みたいなものを描いていた。人間なんて生まれてきて、人によって違いはあるが、結局死んでゆく。例えば人の命が80年だとすれば、合計30,000日も生きられない。友人が「人間が死を恐れるのは自分の存在が消えるのが怖いから。」と言っていたが、僕には答えは出せない。でも、その人の21グラムが消えた瞬間、そこにどれだけ自分の21グラムを大切に思ってくれた人がいるか。本当はそれが自分の命の重さなのかも。オスカーノミネートのナオミ・ワッツ、ベニシオ・デル・トロの主演のショーン・ペンを食っちゃうほどの好演が光る。先にも述べた通り、やはり編集ミス。こういう手法は嫌いではないが、もう少し規則性を持たせるべきだったと思う。 【こばやん】さん [地上波(字幕)] 5点(2005-04-01 15:01:22) 12.途中、何度か出てきたセリフ「それでも人生は続いて行く・・・」が頭に残る。愛する人が死んだ時、自分の死期を知った時、誰かの命を奪った時・・・命の瞬きに触れた時に人は命の意味を考える。そして命の繋がりに何かを求める。子供を生んだり、臓器移植を受けたり、そういう具体的なこと以外でも命は必ず誰かに伝わり受け継がれていくものなのではないか。時に悲しく、時に温かく、非情にも思える命のリレーは生命体の痕跡をしたたかに残していく。「21グラム」はその数値以上に重く切ない。ザッピングされた映像はあまり洗練されていないと思う。何より序盤が非常にわかりずらい。登場人物の関係性を掴むまでの時間はこの映画にとってマイナスなのでは?単純なストーリーに変化を付けることだけがこの演出の目的のような気がしてならない。この映像でこの長さは疲れる。言いたいことはシンプルなのだからもう少し短めに作ればバランスの良い映画になったと思う。体力気力が無いと見るのはつらい映画。 【まこと】さん 5点(2005-01-30 17:51:05) 11.大好きなナオミ・ワッツ、うーん相変わらず綺麗ですねえ。ショーン・ペン、あの鼻につくわざとらしい演技が好きじゃないんだがこの映画では比較的さらっとしてて好感度アップ。ベニチオ・デル・トロ、年食ったブラピみたいで渋いですねえ。さてと映画、映画。あれ?メメントみたいだけど一応時間軸は正方向に流れてて途中に未来が挿入されるのかあ。今見た未来の場面が後で重要な意味があるかも知れないし、よーく覚えておくぞっと。マルホランドみたいな謎解きもあるかも知れないしなあ。うーん、よしよし、そういくのか、それで?ん?んっ??これで終わり?なんの技もないじゃん。現在と未来をごちゃ混ぜにしただけなの?まあ、このストーリーでまともに作ったら面白くも何ともないもんなあ。キャストにつられて観てしまったけど、完全にキャスト負けしてるなあ。まあ、美しいナオミ・ワッツ観れたから良しとするか。 【Tak】さん 5点(2005-01-11 02:51:33)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS