みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
5.《ネタバレ》 シリーズ6作目。どこがどう純情篇なのだろう?こっちこそが望郷篇じゃないの?なんて思ったり。 男はつらいよは、'69年8月、単独作品として公開されたところ、好評で続編を創り、それも好評でシリーズ化。それでも5作目で完結したのが1年後の'70年8月。凄いハイペース。そこからまだまだ引き伸ばして創った作品が本作のよう。DBで言えばセル編か?'71年1月の作品。 出だしから行きずりの女を助ける寅。彼女を抱かない理由を優しく言い聞かせるのが格好いい。五島に行ってからも女と父親の板挟みになりつつ、故郷について自分の思いを話す寅。随分と大人な言い方で“シリーズ化に際し人情モノに全振りしてきたか?”って思ったくらい。 だけど柴又に帰ってくると、博とタコ社長の板挟みになって、出先で見せた大人なところを発揮せず、有耶無耶に投げ出して、無責任に酒宴に参加してしまうのが、何だかなぁ…だわ。 本作のメインが朝日印刷の現状なのかな?博が居ないと経営が厳しいこと。タコ社長の奥さんと小さな子どもたち。従業員慰安レクの舟遊びのショボさ。大変だな梅太郎さん。 おばちゃん「この人ね、私のいとこの嫁行った先の主人のメイの、夕子さん」こういう『…要するに、誰?』ってなる冗談話好き。だけど、ついこの間まで春子先生(3作目)に間貸ししていた部屋をまた間貸し。時間軸とか気にしちゃいけない作品なんだろうけど、寅さんって大学時代の私より故郷に帰る頻度高いわ。 最初と最後の宮本信子&森繁久彌の親子の話は良かったけど、長期安定シリーズに入るための低空飛行か、単独作品としては際立ったものを見つけにくい作品でした。 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-07-02 19:58:15) 4.そうですね、今作はマドンナというより、前半の宮本信子さんとのからみのほうが味が出ていたと思います。今までに比べると、寅さんがとらやに長く居候していた気がします。しかし、このシリーズ、回を重ねてもクオリティが落ちないところが素晴らしいです。 (2020年1月再見。6点→5点。最初のほうと最後に出てくる宮本信子とのエピソードが良くて8点、肝心のマドンナ若尾文子とのやりとりは、良くて4点。今回の寅さんはダメ人間すぎる。自分勝手で嘘つきで、これじゃまるで出来の悪い子供だわ。さくらとの駅の別れのシーンは良かった。) 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-01-26 21:21:53) 3.安定感のある展開。そして感想もほぼ他の作品同様。 こういった映画を定期的(季節的)に観ることも意義があったんだろうとは思う。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-02-19 23:11:30) 2.《ネタバレ》 【 オイオイ 宮本信子さんは全くタイプじゃなかったのか 寅さんや。って茶化してみてみる ここは長崎:五島列島から急遽帰るよ 帰郷篇 】 旅情感たっぷりでしんみり味わい深く始まる今回なんですが、劇中、中盤にてすごく引っ掛かる部分があり、それ以降があまり楽しめなくなってしまった。それは、ヒロシが工場をやめたいんだがといった問題、ここはサラッと見過ごすわけにはいかない ここで寅さん ヒロシ夫婦と そのヒロシを引き留めてくれと切に願うタコ社長の必死な頼みを 共に安請け合いし、結果、どちらの思いをも共にないがしろにしてしまって、それでいて平気で 酒だ 騒げだ とやってる寅さん これはもうさすがにヤバイっしょ マズイぞ イカンでしょ。こんな無責任で出鱈目なことやってる寅さん見たくなかった。これでは、いくら前後の話が良かったとしても とても後味の悪さが残ってしまいましたぞ。それでいて純情篇とはこれ如何に・・・ なんかすっきりしなく終わってしまいます。でも、さくらとの寂しい別れのシーンにおいて思うこと・・ くぅ~~ なんて寂しい別れなんだ やるね ずるいね 汚いねぇ~~~っっっ!!(ってもちろん良い意味で。) さてと、気分を変えて次回作。次回7作目のゲストマドンナは榊原るみさんだって。幼少の頃から、かわいらしいお姉さんだなってずっと記憶していた素敵な女性。榊原るみさんだって 榊原るみさんだって 榊原るみさんだって。(ってホントに楽しみだから三回言ってみただけ) しかし、ホントすっごい楽しみなのだ。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-11-22 20:17:41)(笑:1票) 1.《ネタバレ》 博に独立話の仲裁を頼まれ、タコ社長へ談判しに行くが泣き付かれて板挟み状態に。どうするのかと思ったら放置しました。話の内容云々では無く、その人の想いの強さに共感するのが寅次郎の個性。それが美点であり、欠点でもあることが良く分かります。森繁と宮本信子のエピソードは、故郷に1本の電話を入れることの意義が丁寧に演出されていました。松村達雄が演じる内科医がタバコを咥えながら診察していてドキッとしました。40年でタバコ環境は随分と変わりました。そんな市井の変化を楽しむのも一興。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-10-18 20:01:20)(良:1票)
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