みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
2.《ネタバレ》 4つの別離が並行して描かれている作品。 癌の母と息子、消防士と手話通訳士、着ぐるみの聾唖少女(手話士の妹)と画家志望、別れさせ屋を始めたプータローとレジ打ちのパート店員。 一番自然で良い雰囲気だったのが、火傷を負った着ぐるみ少女の話だった。 それ以外は韓国作品にありがちなあざとさが気になる場面がちらほら。 息子が死にゆく母への思いを別れさせ屋に託す展開は無理がある。 消防士がビデオレターのような真似をする時間があれば、必死で逃げようとするだろうに。 いくらフィクションとはいえ現実味がなさすぎると感情移入も難しい。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 5点(2014-09-19 21:23:43) 1.《ネタバレ》 4つの別離の物語が進行しますが、基本的に別物で群像劇にはなっていません。恋愛が3組で、親子が1組。恋愛にまとめればすっきりしたのに。別れさせ屋は、コメディの部分が弱い。またどうして別れなければならないのか、事情がよくわからない。彼女の自分に対する依頼を律儀に遂行するのは、お人よしすぎないだろうか?彼の傘のエピソードもいまいち。店のあそこに傘をおいて、それを彼女が偶然持っていく確率はほとんどない。また壊れた傘を見て彼女の心が戻ったかどうかも不明のまま。ボクサーの設定も生かされていない。もやもやしますね。聾唖の少女と画家の青年エピソードは場所が遊園地ということもあり、とてもロマンティック。設定はとてもいい。ただ二人の絆が十分できる前に、別れとなるのが惜しい。留学による別れはインパクトが薄く、悲しくならない。美男、美女のカップルだったのに残念。もうひと波乱ほしかった。癌に冒された母と子の物語は濃い。うまくいっていなかった母子関係が、母の病気を機に修復され、お互いが相手を思いやれるようになるプロセスが描かれている。ただ母と子なので、それくらいは当然と思ってしまう。面会謝絶が当たり前の病状で、別れさせ屋が入ってきて、子供の伝言を伝えるのはナンセンス。子供よ、あれくらい自分で伝えなさい。子供を雨に打たせるのもあざとい演出。母親があまり優しそうでない風貌なのも欠点かな。髪を引っ張られて泣く女の子がかわいそうだった。消防士と手話士の女性の話は、笑いもあり、一番ほんわかしていた。女性が望んでいるのに、男がプロポーズをなかなかしない理由がよくわからなかった。助けた女性の姉とつきあうのはどうして?プロポーズ寸前に事故死なんて、見てるほうは悶絶します。中学生レベルのベタな展開で、リアリティゼロ。これじゃあ泣けない。しかも最後の姿をビデオカメラに撮り、手話で愛を伝えている。その間に早く逃げろと誰もが突っ込んだことでしょう。ビデオカメラが燃え残ったのも不思議。こんなビデオを見せられた女性は不幸と思う。一生、彼の重荷を背負って生きてゆかなければならない。女性の泣く演技も未熟でしたね。製作者の狙いとしては、悲しい別れのてんこもりを狙ったのでしょうが、失敗でしたね。よくばっちゃだめです。人の死を描くのだから、もっと敬虔な気持ちで製作して欲しいです。 【よしのぶ】さん [DVD(吹替)] 5点(2009-04-17 01:57:07)
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