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Jの悲劇

Enduring Love
2004年【英】 上映時間:101分
ドラマサスペンスミステリー小説の映画化
[ジェイノヒゲキ]
新規登録(2006-09-25)【ミスター・グレイ】さん
タイトル情報更新(2015-02-14)【+】さん
公開開始日(2005-11-09)


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監督ロジャー・ミッシェル
キャストダニエル・クレイグ(男優)ジョー
サマンサ・モートン(女優)クレア
リス・エヴァンス(男優)ジェッド
ビル・ナイ(男優)ロビン
ベン・ウィショー(男優)スパッド
アンドリュー・リンカーン(男優)TVプロデューサー
コリン・レッドグレーヴ(男優)教授
ヘレン・マックロリー(女優)ローガン夫人
スーザン・リンチ〔1971年生〕(女優)レイチェル
原作イアン・マキューアン「愛の続き」(新潮社刊)
脚本ジョー・ペンホール
撮影ハリス・ザンバーラウコス
製作ケヴィン・ローダー
イアン・マキューアン(製作補)
配給ワイズポリシー
特殊メイクニール・ゴートン
ニール・モリル(ノンクレジット)
特撮フレームストアCFC(視覚効果)
美術ジョン・ポール・ケリー(プロダクション・デザイン)
字幕翻訳石田泰子
その他メディアファクトリー(DVD発売・販売)
あらすじ
大学教授のジョーは恋人の彫刻家クレアと草原で長閑にピクニックを楽しんでいたが、突然そこに気球落下事故が起こる。ジョーをはじめ居合せた者たちは救助活動を行うが、突風にあおられ助けに来たうちの一人が事故死してしまう。「助けられたのでは?」と心に傷を負ったジョーの前に数日後、救助者の一人であったジェッドが現われ、つきまとわれるようになる・・・。 イアン・マキューアンの世界的ベストセラー『愛の続き』を映画化。

ミスター・グレイ】さん(2006-09-30)
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4.《ネタバレ》 序盤の気球事故の場面がすごくいい。
すべての物語のはじまり、の象徴のような映像だった。

主役のジョーは著名な科学ジャーナリストらしいのだが、どうもそんな感じがしない。
学生への講義や友人とのホームパーティーで「種の保存への欲求が恋愛の欲求であり、愛とは…」等々、すでに手垢つき気味の生物学的理論を語っているわりに、実生活では若い恋人と住んでいるという、なんとなくバランスの悪い人物。

そのバランスの悪さを思いっきりひっくり返してメチャクチャにしてくれたのが、ゲイのストーカーですが、この「被愛妄想」のストーカー、とてもいい味出してました。

彼にとっての「愛」「神」は、すべて自分に都合のいい思い込みであり、妄想。
その妄想を「受け入れろ」と迫ってくる様は、ジョーだけではく観客にも強い苛立ちと恐怖を感じさせる。
観客は、気球事故での罪悪感から混乱してストーキングにうまく対処できないジョーにも苛立ち、ジョーを癒すどころか信じない恋人のクレアにも苛立ち。

クレアは、知的に見えて実は頭の中は結婚願望でいっぱいで、自分の願望を満たさないジョーに不信感を持っている。それゆえのジョーへの冷たい態度なのだろうが、すべての登場人物たちの大混乱ぶりを観ていて、観客は「愛ってナニ?」と考えるどころか、「この話はどこへ行きつくのかな~」と、ちょっと途方に暮れたりして。

「愛を信じることが神を信じることなのだ」というストーカー君の主張は、いかにもキリスト教的。
日本人はジョーに近い感覚(科学・理論を偏重する)と思うので、クレアの「あなたはおかしい」という主張の方に、違和感を感じたり。

最後にジョーは愛の存在を認めるが、成就はしない。
ストーカー君の愛も、当然ながら成就しない。

成就するかどうかと愛は別物なんだ、という事はわかりました。

あらすじを話すとつまらん映画のように聞こえますが、なんというか観客に色々な問いを投げかけてくる映画でした。よかったです。

蛇足ですが、夕食シーンの照明が暗くて暗くて。イギリスでは毎日あんな暗い中で食事してるのでしょうか。年を取ったらナイフとフォークを間違えそうです。 りりらっちさん [インターネット(字幕)] 5点(2013-11-07 20:30:14)

3.勘違いされないよう気をつけましょう。 白い男さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-12-18 16:18:20)

2.《ネタバレ》 これは…イギリスで作ったからこそ「ワケわからないが何か意味ありげに深そうなかんじ」をまとわせることに成功していますが、アメリカでB級作品として作られたならば、いっぺんに化けの皮がはがれ…「ゲイで変態のストーカーにつきまとわれるサスペンス映画だろ?」と、誰も何も迷わなかったことでしょう。
大した話ではないのだ。それを、ダニエル・クレイグだのサマンサ・モートンだのビル・ナイだのといった「無駄に意味ありげ」な俳優たちを使ったために、こんなことになってしまっただけ。
というところで、「大したことのない話をよくここまで仕上げるなあ」という逆の感想もまた、有り得ます。
だいたいが、サマンサ・モートンの彫刻家と教授のダニエル・クレイグの関係にしてからが、「過去の結婚生活に懲りて、プリプリの若い女と同棲するだけの無責任状態に満足している中年インテリ」が「真剣に将来のことを考えて結婚してほしいと思ってる若い女」にプレッシャーかけられているというだけのよくある状態じゃないですかあ。
それをだな、「彫刻」とか「文学」とか意味ありげなものを配して高尚に見せようとしているだけ。
実を言うと、私はかな~り途中まで「これは、ジェイコブオチでは。そうでなければ収集がつかないではないか。」と期待して見ていたのです。使い古されたオチであっても、「気球」と来て、「死体」とくれば、期待してしまうのも無理はない。なので、とても裏切られた気分でした。この作品に関しては、ぜひともジェイコブで落として欲しかったものだ。 パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-11-24 20:05:30)

1.《ネタバレ》 気球と森、スタートの映像と展開には大いに期待した。でもなぜ最近はホモを重要な取扱いにすることがおおいのだろう。体質的に途中で臭いがするともう付いて行けない。常軌を逸した行為を精神を同性愛に絡める映画が多過ぎる。 ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-04-22 18:06:29)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 5.62点
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4215.38% line
5430.77% line
6430.77% line
7323.08% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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