みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
8.前作『TAKESHIS’』が今までの監督人生の集大成とするなら、本作は人間、北野武の原点回帰。氏の本質、アイデンティティは、“芸人ビートたけし”なのだと思います。爆発オチなんかお笑いウルトラクイズと同じ。世界的な映画監督、大御所タレント、文化人、コメンテーター。どんな呼ばれ方をしようとも、結局オイラはおいら。ペンキ屋の小倅がたまたま芸人として売れただけ。大した才能なんか持ち合わせちゃいねえよ。そんな心の声が聴こえるよう。ただ、それなら『みんな~やってるか!2』でも良かった。あえて小津作品やALWAYSを揶揄するようなパロディにしたのは、映画関係者及びファンから非難されたいが為ではないかと。巨匠扱いは御免。もう一度、お笑い芸人タケちゃんの軽いスタンスで映画を撮りたい。その前フリとして、世間が持っている監督イメージの破壊を狙ったものと想像します。だからツマラなくて正解。コケて本望な気がする。『監督ばんざい』は、もうお手上げということ。そう考えると、たけし“らしい”と思います。爆発炎上でさら地となった大地に、今度はどんな花を咲かせてくれるのか。今から楽しみです。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-10-06 22:49:54)(良:2票) 7.《ネタバレ》 前半が特に評価されているが、後半のベタの連続もなかなか笑えるところが多かったです。井出博士なんかは自分の中では結構ツボですし、そのほかにも江守徹の暴走っぷりやマトリックスを彷彿とさせるパロディ、忘れた頃の隕石落下爆発オチ、特に沖縄のアメリカ返還は不謹慎ながら吹き出してしまいました。が、映画館で見るものではない。家で横になりながら一人ひっそりクスクスしながら見るほうがぴったりです。 【秀吉】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-11-28 01:29:54) 6.前半の作品の数々はなかなか面白かった。後半は若干だれてはいたけれど、あの井手さんの笑い声は癖になります笑 【njld】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-09-27 16:13:53) 5.《ネタバレ》 北野武の皮をかぶったビートたけしが贈る究極の嫌がらせ映画という感じですね。いかに映画の観客というものが、映画監督に踊らされているのかを思い知らされる作品でした。そういう意味で「監督・ばんざい!」というタイトルを付けたのは見事としか言いようがありません。 まあ、前半のいろんなジャンルの映画をパロディ化しているところは、面白かったんですけどね。特に昭和30年代映画なんかはリアルな「3丁目の夕日」という感じで良かったです。 「ザマーみやがれ、この野郎」と笑っているビートたけしが目に浮かんできましたね。彼の笑いにどっぷり浸かってきた世代なもんで、それもまた嬉しかったりするんですが。まあ、ビートたけしの笑いを通過してない人にはただの糞映画でしょうね。 【TM】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-11-13 20:13:30) 4.《ネタバレ》 正直おもしろいとは思えなかった。あまり笑えなかったし、すごく長く感じた。監督が言ってた映画を壊したいという意味では成功なのだろう。テキトーに作ったわけじゃないってのは映画から十分に伝わった。あといろいろなアイデアを持っているってのもわかった。 【マサ】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-11-08 18:09:12) 3.前作が俳優をぶっ壊し、今作が監督をぶっ壊した映画と監督自身が公開前に言ってたような・・。でも今作に限っては壊れているのは劇中の監督でしかなく、前作のような破壊力は無かった。もともと私が関西人だからなのか、コメディアンとしてのたけしって正直面白くない。この作品も普段バラエティ番組に出てるたけしのやってることとそう変わりはないから当然面白くない。でも、その一つ一つのギャグが実は言葉で笑わせる類のものではなく、あくまで言語不要のギャグで覆われているのは流石映画監督北野武である。ただ、言語不要のギャグはサイレント喜劇を見てのとおりオーバーアクトとなる。そのオーバーぶりが岸本加世子や江守徹のもともとのクセの強さが助長してかなりくどいものになっちゃってる。このくどさは多くの人に生理的な拒否反応をおこさせると思う。それが狙いであるかのようにくどさが度を越している。狙っているのかどうなのか、その確認のためだけに年月をおいて再見するかもしれない。 【R&A】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-11-05 15:56:52) 2.《ネタバレ》 TAKESHI'Sがかなり良かったので、期待したが・・・ 前半はそれなりに観られるものの、後半がダメ。 古臭いたけしギャグのオンパレードだ。 小津の作品を真似た部分も、「小津はこんなんじゃない、バカにするな!」という気持ちになってしまった。 それに対し、一緒に上映された短篇映画『素晴らしき休日』はサイコーだった。 『キッズ・リターン』は最も好きな映画の一つなので、それが題材にされていた時点で、もう半泣き鳥肌モード。 モロ師岡が観ているのだが、モロ師岡が出ている部分が欠落していたり、エンドロールでもモロ師岡のところで切れるなど、イタズラ心満載。 この短篇のために『監督・ばんざい!』を観たと思えば、救われる?! 【にじばぶ】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-10-06 00:51:35) 1.《ネタバレ》 道場のシーンは笑った笑った。8年ぶりの「宇宙人」には感動すら覚えてしまった。コテコテのコメディ映画を劇場で観たのは初めてだったかも。そして思ったのは、「家で思いっきり笑ったほうがいいんじゃないか?」。かなり面白かった(笑えるという意味で)けど、中身は全然ありませんでした。 【ホシ】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-06-05 01:36:47)
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