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マルサの女2

1988年【日】 上映時間:127分
ドラマサスペンスコメディシリーズもの犯罪もの
[マルサノオンナツー]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-09-15)【イニシャルK】さん
公開開始日(1988-01-15)


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監督伊丹十三
演出当摩寿史(演出助手)
前田哲(演出助手)
片島章三(演出助手)
キャスト宮本信子(女優)板倉亮子
三國連太郎(男優)鬼沢鉄平
津川雅彦(男優)花村
大地康雄(男優)伊集院
益岡徹(男優)三島
桜金造(男優)金子
丹野由之(男優)鉄砲玉
大河内浩(男優)子分
マッハ文朱(女優)秋山
南原宏治(男優)米田
石田太郎(男優)清原
結城美栄子(女優)清原の妻
浅利香津代(女優)毛皮屋の女主人
小鹿番(男優)大衆食堂の主人
柴田美保子(女優)受口繁子
久保晶(男優)信者代表
岡本信人(男優)信者代表
松本じゅん(女優)サイレンを鳴らす女
関山耕司(男優)人相の悪い子分
矢野宣(男優)担当職員
三谷昇(男優)警官
上田耕一(男優)猫田
不破万作(男優)チビ政
きたろう(男優)サダオ
高橋長英(男優)商社員
洞口依子(女優)奈々
岡本麗(女優)ホステス
加藤善博(男優)山田
原泉(女優)老婆
田武謙三(男優)鴨打
中村竹弥(男優)漆原
小松方正(男優)猿渡
笠智衆(男優)元僧侶
加藤治子(女優)赤羽キヌ
丹波哲郎(男優)佐渡原
脚本伊丹十三
音楽本多俊之
立川直樹(音楽プロデューサー)
撮影前田米造
高瀬比呂志(撮影助手)
上野彰吾(撮影助手)
製作玉置泰
川崎隆(製作担当)
配給東宝
特殊メイク江川悦子(SFXメイク)
特撮白組(SFX)
山崎貴(SFX)
美術中村州志
編集鈴木晄
録音小野寺修
その他IMAGICA(現像)
あらすじ
国税庁査察部でキャリアを積んでもおかっぱ頭とそばかすは健在の板倉亮子(宮本信子)と査察部の猛者達が心血を注ぐのは暴力団と結託した地上げ屋と信教の自由を振りかざす新興宗教。東大卒で駆け出し大蔵省キャリア官僚の三島を助手に従え、熱血査察官亮子が新興宗教団体「天の道教団」の教祖の夫(三国連太郎)と地上げとの関連、そして脱税ルートの解明に分け入るうちに、日ごろは書類と数字に没頭する国税庁の査察官達は思いもかけないアクション・シーンの真只中に・・・。金と権力に奢る集団に査察のメスが切り込む。

かわまり】さん(2004-03-12)
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8.《ネタバレ》 マルサ板倉亮子が闘いを挑むのは今回は今となっては懐かしい存在の地上げ屋軍団、前作が街のパチンコ屋だったんですから敵キャラもスケールアップしています。ただ伊丹十三自身もかなり力みかえっている感じで、本作あたりからそれまで伊丹映画が持っていた風味が消えてゆくのでした。■まず言及しておかないといけないのは今回の悪役である三國連太郎で、前作の山崎勉を意識しすぎていたのか暴走気味の演技です。板倉亮子たちマルサがもう単なる狂言まわしみたいなストーリーテリングになってしまい、これは失敗だと思います。“巨悪に挑む”という脚本の意図は判りますが、地上げ屋・政治家たちをあまりにグロテスクに描きすぎて、なんか出来の悪いアクション映画を見せられているみたいです。それ以上に鼻白んだのは大して映画を観ていないわたくしでも10箇所ぐらい指摘出来るほどの過去の名画からの引用というかパロディ・カットで、それがまたセンスが悪いんです。笠智衆が登場するシーンなんかは彼のキャラはまるっきり『東京物語』のパロディで、こんなベタなことして誰が面白がると思ったのか不思議です。■前作を凌駕したと唯一言えるのは本田俊之のサントラで、これはほんとに素晴らしい。のっけからサンバのリズムを多用して、バブルの頃の世相を暗喩している秀逸なセンスです。そして後半から使われ始めてラストにフルで流れるグルーミーなメインテーマは、邦画サントラ史上に残る名曲だと思います。■板倉亮子たちマルサは巨悪には手もつけられずに涙をのむ虚無的なラストを迎えます。でも撮影時には神のみぞ知ることだったんですけど、その後のバブル崩壊で地上げ屋・大手都市銀行・総合商社は壊滅的なダメージを受けたことを思うと感慨深いものがあります。このバブルの狂乱を具現化した様な混沌とした映画の中で、ただひとつ伊丹十三が成功したのは、「宗教を忘れた戦後の日本人が唯一信仰していたのはカネであった」という鋭い問題提起だったんじゃないでしょうか。■伊丹没後の現在では詮無いことですが、板倉亮子のその後というか現在の姿をもう一度スクリーンで観てみたいものです。まあ常識的に考えればすでに役所は退官して、税理士でもやっているという感じでしょうか。 S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-04-05 00:38:58)

7.予定調和なので、緊張感がありそうでないんですよ、残念ながら。伊丹ファンとしてはこう切り捨てるのが残念ではあるのですが。周防監督が撮ったメイキング編のほうがよっぽど面白い。 おばちゃんさん [ビデオ(邦画)] 5点(2011-08-14 20:51:27)(良:1票)

6.1に比較すると明快さ軽快さに欠けるので、やや過小評価されがちなのが気の毒。 みんな嫌いさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-09-03 03:33:39)

5.山崎努にはどこか憎めない哀愁感があった。しかし今回の三國連太郎にはそれがなかった その差がもろに出てしまった形でしょうね。それに今回三國連太郎の出ずっぱりにもかなり嫌気が差してしまった もう何処を切っても三國連太郎印の飴って状態になってやしませんでしたか 残念ながら今回宮本信子の存在かなり影が薄い 3737さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-12-29 20:52:32)(良:1票)

4.前作は、マルサというものがどういうものなのか全く知らずに見たのでインパクトがあった。本作については、前作でマルサについてある程度知った上で見たので、前作のような面白さは感じなかった。 北海道日本ハム優勝さん 5点(2004-01-13 13:05:40)

3.パート2はどうもこうしてお笑いに走るのか、というよりもどんちゃん騒ぎになってしまうのか。そう思ってしまいました。第一作目に押さえ込まれていた伊丹十三の趣味の悪さが一気に噴出して、周りの役者も演出なのか好き放題やっている感じ。大地康雄はキャラが変わっていつものエキセントリックな雰囲気が見え隠れしているし、三国連太郎はアドリブ全開。感情移入のできない役柄になってしまった。音楽もゴッドファーザー風というオーダーを受けてなのか、しかしその中に本多音楽の主張が出てきているし・・・。映画の端々に一体感の無さを感じてしまうんですよね。まあ、これだけの素材を集めてきているという期待が大きすぎたのかもしれませんが。 神谷玄次郎さん 5点(2003-12-16 19:35:51)

2.前作を超えないまでも何か新しい要素が欲しかったと思う。 スマイル・ペコさん 5点(2003-06-30 17:11:18)

1. desireさん 5点(2003-02-07 16:21:07)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 52人
平均点数 6.52点
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311.92% line
400.00% line
5815.38% line
61936.54% line
71528.85% line
847.69% line
959.62% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.60点 Review5人
3 鑑賞後の後味 5.80点 Review5人
4 音楽評価 7.25点 Review4人
5 感泣評価 5.00点 Review3人

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