みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
9.《ネタバレ》 映画黎明期の作品ですが、作者の、人を驚かしたいという茶目っ気、遊び心がふんだんに盛り込まれていて楽しめます。カメラを固定した状態での舞台演劇になっているのですが、書き割りは絵画的で、幻想的でありながらリアルに描かれていて、コメディでありながら格調高い雰囲気があります。特に月に到着してから、地平線から地球が空を昇っていくシーンは、なかなか感動的です。月人とのバトルに発展しますが、次から次へと出てくる月人のやられアクションはショッカーの原型と言っても過言ではなく、当時としてはかなり画期的なものだったのではないでしょうか。評価したいところです。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 5点(2024-02-09 17:33:24) 8.色がついているのにビックリ! ストーリーは一応あっておとぎ話風の舞台設定もクスッと笑わされはしましたが、演技の概念が無かったのかと思えたお遊戯会並のドタバタ模様に辟易したところです。ただ、SF作品初めの一歩に触れる事が出来たのは有意義でありました。 【The Grey Heron】さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-01-31 01:17:28) 7.《ネタバレ》 この映画は1902年に作られた。 という点を考慮すると高評価したくなります。 月世界は、、、マリオカートの某コースはここを参考にしたんじゃないかと思ってしまいました。 行きは良いけど、帰りはどうするんだろうかと思いながら見ていたら、まさかの・・・! 【めたもん】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-10-15 13:55:11) 6.《ネタバレ》 着彩版を鑑賞。自分が観た中で最古の作品です。1902年というと、日本は日露戦争をやっていた頃。人類が月に到達するのはその約70年後。映画を見るだけでも特異な体験だった時代に、こんなとんでもないストーリーを上乗せする辺りがジョルジュ・メリエスの志だったのでしょう。 見どころはいくつもありますが、登場人物たちが月から逃亡する際に、崖から地球の海へ向かってロケットを「落っことす」ことが面白かったです。本作の月は大気圏内に浮いているようです。本作より数十年前に書かれたベルヌの「月世界旅行」には、すでに重力に関する記述がありますが、本作はその辺りをスルーして、当時の皮膚感覚としての「月」を表現していたのだと思います。 製作から110年を経て観るとコメディだけど、当時の人には生涯忘れられないワンダーを持ったサイエンス・アドベンチャーだったことでしょう。 以下、余談。本作以後のメリエスは興行的には失敗が続き映画界から去っています。タイトルを見る限りは野心的・創造的な作品が多く認められるけど、実際に見たことがないので内実は分かりません。「ヒューゴ~」はその後のメリエスを描いた作品でした。映画史におけるメリエスの名声と、当時の評価には落差があるようです。110年前のフランスに私がいたらメリエスの新作を心待ちにしたと思うんですけど、そんなタイプはマニアックな少数派だったのでしょうか…。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-11-03 02:30:06) 5.「50年前にこれほどの映像とは驚き!」「30年前の作品とはいえ今見ても違和感がない」という感想を持つことはあります。 しかし、この作品を観て「100年前の作品とは思えない!」とはお世辞にも思えず、「あ~100年前ですね・・・」としか言えません(^^; それにしても、下に落とせば地球に帰れるという発想に拍手をおくるしかない! 他作品と同じ土俵で評価するべきではないと思うので、真ん中の5点です。 【午の若丸】さん [インターネット(字幕)] 5点(2010-12-07 18:56:16) 4.《ネタバレ》 絶対帰れないよね??? 食べ物無いよね??? と心配してたらキノコあるし。日本で作られてたら餅をつくウサギとかいたのかな。宇宙服なしで月面闊歩する様子は新鮮でした! タモリの「田人」は知ってたけど、「月人」てものをこの作品で初めて知りました! 両足を上げて歩く姿がキモおかしくて怖かったなー。かぐや姫の親って、あんな感じなんでしょうか。ロケットが崖から落ちて、いよいよ帰れなくなったと思ったら、この時代の宇宙観てメルヒェンね~♪ なんだか良いお絵本を描きたくなっちゃうような・・・。 【だみお】さん [インターネット(字幕)] 5点(2010-11-28 03:31:31) 3.楽しいんだか、気分悪いんだか、ワケが分からない。 あの月は気持ち悪いなぁ・・・ 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-08 14:20:33) 2.この春、19世紀末ロンドンの大衆演劇界を描いたピーター・アクロイド作『切り裂き魔ゴーレム』を読んだんですが、それ以降、これまでボンヤリと感じていた欧州演劇史に対する考えが明確になりつつあるところ。乱暴を承知で言ってしまえば「19世紀末の演劇界は現在信じられているよりもビジネスとして/メディアとして/芸術として遥かに成熟していた」ってコトですね。 特にギミック演劇に関しては、現代の特撮なんかよりずっと自由度のある表現がされていたんじゃないかと思います。演劇であっても、操演もあったし火薬も使った。大道具職人たちの描いた精密な背景は巨大セットにもCGにも匹敵した。脚本は天界だろうが地底だろうがどこにでも行けたし、そこではスターたちが歌って踊って、恋と殺しに明け暮れて…。 だから、本作が上映される前にメリエス(でなければ他の興行師)がヴェルヌの『月世界旅行』を舞台化しなかったとは到底思えないんです(そして本作以上に有名となった「砲弾の射ち込まれた月の顔」は、必ずや吊りギミックとして舞台に下りてきた…んだと妄想)。いずれ調査してここに追記するつもりですが、いまのところ本作を、爛熟期にあった大衆演劇をリアルタイムに写し取った“ドキュメンタリー”として評価するコトにします。ま、このままの展開で、派手なギミックに置き換えてミュージカルにしたら、ひょっとすると現代でも通用するかもね。 【エスねこ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2006-07-15 19:35:45)(良:1票) 1.ふつう?? 【kaneko】さん 5点(2003-04-26 01:55:12)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS