みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
7.《ネタバレ》 僻地医療の現実と、ニセ医者であったとしても医者という存在の必要性を感じさせられた。 【山椒の実】さん [地上波(邦画)] 5点(2013-06-16 20:45:06) 6.《ネタバレ》 「夢売るふたり」が面白かったので、同監督のこの作品を鑑賞してみました。所々に入ってくるインサート画がとても印象的で、含まれた意味を紐解くのも、この監督ならではの演出で好きです。特に、神様仏様よりもお医者様、の後のぼんやりとした月のシーンが秀逸すぎます。もう一つ好きなシーンがあります。イスから倒れそうになった薬売りの男を刑事が支えて助けた後に、これって愛ですか?違いますよね?と、さも当然のように言い放つ薬売りの男。このシーンにはほんと、共感が持てました。で総評ですが、思っていた以上のものでもなく以下でもなく、割と淡白な仕上がりでした。ある程度の予備知識があったせいかもしれませんが、題材的に致し方ないかもです。はい。ただ先も述べたように、さりげなく心憎い演出が散りばめられているので、その点では大いに評価に値しますね。ただ残念なのは、「夢売るふたり」でもそうでしたが、事件に対する見解が甘いなと。駅のホームで偽医者と刑事が目と鼻の先で接近遭遇しているにも関わらず、刑事が見過ごす。有り得ないな~って。だっていくらなんでも顔写真くらい見て・・・って履歴書見てたじゃん!あとね、捜査で単純に電話かけてお終いって!そりゃあないでしょって!そういった点がどうしてもスッキリしないので、マイナス要素とさせていただきました。 【Dream kerokero】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-03-30 19:27:53) 5.《ネタバレ》 自分にはテンポが合わず、ダラダラとラストまで来てしまったという感じ。 ただ、笑福亭鶴瓶氏は怪演だと思います。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-01-17 13:47:30) 4.「その嘘は、罪ですか」の通りの作品。ラストが期待はずれだったので残念。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-09-28 00:21:57) 3.《ネタバレ》 ここので評価の高さを先に見ていたせいで期待しすぎたか。 演出なのでしょうが「間」が長く感じた。 【虎王】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-09-20 23:22:50) 2.緩さが、この村の雰囲気だとしても、映画としては、もっと展開が欲しい所。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-08-19 18:34:13) 1.《ネタバレ》 井川遥が良い。膝を抱え涙を堪えながら俯いている瞬間々々が素晴らしい。 しかし残念ながらこの映画の他の瞬間はほとんど駄目だ。 登場人物たちの感情は隠され、生きている感じすらせず(実際、玄関で笑福亭鶴瓶演じる伊野を送る八千草薫演じるお婆ちゃんもガラス越しに手を振る変なお婆ちゃんも、まるで死んでいるか幽霊のように映る。それは凄くいいが映画に対して何の作用もない)、また彼らのその表情には裏腹さが潜む。それは脚本上の彼らの感情であり、その時々、映画としての瞬間の感情ではない。だからこそ何の裏腹さも含まない、ただ母を心配するだけの瞬間は素晴らしい。 つまり西川監督が描く人物たちは脚本上の人物であり、映画としての人物ではない。 どんなに台詞や物語が良くとも、映画としては昇華されていない。 伊野が何故「ああ、やめた」になったかということだが、結局は責任の放棄だが、むしろただの約束の放棄にも見える。八千草薫演じるお婆ちゃんとの約束は「医者として」の約束というよりは「人として」の約束だったろう。しかし告知への恐怖から「娘には絶対に言わない」という約束への後悔は起ったが、医者を始めたことへの後悔は起きていない。最後に病状だけを伝えたのはただの恐怖心からだ。つまりライセンスを持たず治療をし続けたことへの慚愧の念はこの映画にはないのだ。「医者として」の責任の重圧から逃れる為に「人として」の約束を破った、となればこの映画に描かれた伊野は「医者として」の資格も「人として」の資格もないということだ。 医療をやるには絶対的な「覚悟」が必要だろう。それは人の命に関わる仕事だからだ。にも関わらずこの映画は、そういった「覚悟」の必要性には無頓着で、伊野は弱いけど優しい人なんだよという呑気でどーでもいいことを提示して終わる。本物よりも偽物でいることのほうがよっぽど「覚悟」がいるはずだ。それを理解していないからこそ、またしてもお茶汲みの偽物に扮して伊野を登場させてしまう。 この映画は医療や過疎化に触れるがそんなことはどーでもいいようだ。ただ、本当に人を救い支えるとはどういうことかを描きたいだけなのかもしれない。それはそれでもいい。映画なんて啓蒙的である必要はない。しかし、医者を「ああ、やめた」という男だけど優しい人という、30歳過ぎて無職だけど優しい彼氏みたいなどーしょもない人を2時間もかけて描く必要もない。 【すぺるま】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-07-15 18:52:18)(良:1票)
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