みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
10.《ネタバレ》 後にオールドボーイやホステルを観たとき、昔この映画を見ていたことで拷問シーンへの耐性がついていたことが役に立った。 今見ても、この映画の尋問は怖い。この映画より先に、年代としては新しい、アニメ・ルパン三世(新)の「五右衛門危機一髪」というエピソードで 本作同様の歯に対するドリル的な痛い拷問シーンを見ていたが、この映画からオマージュしたのであろうか。 あの手この手で素人のベーブから拷問までして何かを聞き出そうとしていたのは、ダイヤの秘密を知っているのか知らないのか、その一点に尽きるのだろうか? 十代のころから都合3回ぐらい見たけれど、結局中年になった今でも事実関係のよくわからない映画で、もやもやする。拷問シーンばかりが記憶に残った感はあった。 【うまシネマ】さん [地上波(吹替)] 5点(2023-03-26 19:29:03) 9.《ネタバレ》 -Marathon Man-そのものズバリだろうか?“マラソンをする男”“長時間に渡る…男”。数年前にエルトン・ジョンの-Rocket Man-が流行ったから、なんかそれっぽい雰囲気のタイトルにしたのかもしれない。 マラソンして、大学の講義聞いて、恋をしてのベーブの日常生活。一方でドクの暗殺未遂。路上の事故など、序盤からどう結びつければよいのか方向性がわからない展開が続く。ドクが殺されてからの展開、ベーブが誘拐されるシークエンスが怖い。風呂場の蝶番がミシミシ壊され、大声で助けを呼んでも止めない相手に、どう対処したら良いのかわからない恐怖。 「安全か?」「・・・安全か?」なにそれ、どう答えたら正解なの?…ってか、どっちでも拷問される怖さ。意味がわからない怖さ。歯カリカリするの痛い。チュイーン痛い。助けられたと思ったら、またあの部屋に戻される絶望感。変な汗出てくる。 助けてくれない救急車を描いてからのタクシー、変人呼ばわりしていた隣人の助け。エルザの目的。このあたり、序盤にベーブの日常が丁寧に描かれたために生きてきていると思う。そう思う一方で、ドクとベーブの話がなかなか結びつかない序盤が、映画として良く出来ているとも思えないけど。 ジーンウェイ達の最後がアッサリしていて、ちょっと駆け足感あり。でもユダヤ人街でゼルの正体がバレてからのハラハラ感は手に汗握る良い展開。 最後の「ダイヤを飲み込め」。意外な仕返し方法だけど、このダイヤもともとはユダヤ人の金歯だったから、それをナチに飲み込ませるのは、歯の拷問の仕返しとして、妙な上手さを感じた。 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-12-06 00:26:59) 8.《ネタバレ》 ホフマン、ロイ・シャイダーが素晴らしい肉体美でかっこいいですが、肝心なストーリーがちょっと安っぽい気がします。序盤は本格的なサスペンスかと思いましたが、後半ストーリーの説明不足もあって退屈に感じました。ラストもこれで終わっていいの?って感じでしたし。 冒頭のおっさん二人が口喧嘩になって事故するところは大笑いしましたけど。 ところで、サッカーボールは特に意味がなかったのでしょうか? 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-10-17 19:13:24) 7.《ネタバレ》 ホフマン、オリビエの2大名優が出てるので、観ないわけにはいかない。 最後の対決シーンは見どころで、オリビエの鬼気迫る演技は流石である。 只、本筋に入るまでがやたら長く、説明不足なので、今一つストーリーに入っていけない。 素材は良いのに残念な作品です。 【とれびやん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-10-16 15:56:37) 6.ダスティン・ホフマン主演の、巻き込まれ型サスペンス。 マラソンが得意技という、何とも地味な主人公のキャラ設定だが、 それだけ感情移入はしやすいのかな。ダスティンが普通っぽくて、本作では一応ハマリ役。 演出映像はあまりよくないけど、ハードなシーンもあって、それなりには楽しめるかと。 適役のボスキャラは、ちょっと陳腐だった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-21 06:49:48) 5.《ネタバレ》 惜しい映画。前半は、繋がりそうにない2つのストーリーが徐々に絡み合い、パズルのピースのように見事にはまる。しかし、後半は少し安っぽい復讐劇となってしまっている感は否めない。「安全か」のローレンス・オリビエも見事な存在感を見せ、拷問シーンは、歯をいじる上、観ている者に想像させるため、痛々しい。しかし、一度の鑑賞ではアベベやサッカーボール、父のエピソードはいまいち理解できなかった。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-10-04 00:15:52) 4.当時に観て歯のシーン以外は全て忘れた作品でした。今、観てみますと、キーンと脳天に響く痛みが全編から伝わってきます。ゼルの、寡黙で淡々とした面持ちで事を進める姿、ダイヤを見つめて欲に塗れた表情を浮かべる姿に、非人間的な底知れない冷酷さを感じます。これぞ悪役、いえ、悪魔の役というローレンス・オリビエには唸らされます。しかしながらストーリーが、ベイブのマラソンへの思い、父の兄弟達への思い、ドクはどういう立場の人物なのか、ドクとゼルの関係、ジェニウェイは結局何者なのか、エルザとゼルの関係、どれもが思わせぶりに描かれていながら中途半端で惹き込まれる所が無く物足りません。忘れてしまっていたのも無理はないと納得してしまいました。 【The Grey Heron】さん 5点(2004-12-18 20:32:28) 3.《ネタバレ》 血を見ない拷問はめずらしい。そういった意味では必見だけど、そこだけが一人立ちしてしまっている感有り。ナチ戦犯がニューヨークに訪れたたことへの恐怖や、今だ残るユダヤ人と呼ばれる者との関係など、時代背景をもっと明らかにしてもらえるとありがたかったです。確かに拷問したり、スーツの袖口からシャキーンと刃物を出すローレンス・オリビエはもの凄く怖かったけど、それだけで終わってはいけないシナリオだったので点数低めで。 【ちゃか】さん 5点(2004-02-10 20:52:30)(良:1票) 2.確かに、手が切られるシーンや歯医者の拷問シーンなどで伝わる「痛さ」は秀逸だし、ダスティン・ホフマンとローレンス・オリビエの演技は素晴らしいの一言に尽きる。しかし、ストーリー展開には疑問。端折りすぎなのか、ひねりが足りないのか、都合が良過ぎるのか、食い足りない感が否めない。「安全か?」の意味があれだけ、というのも肩透かし気味。テーマと演出が作り出すサスペンスの雰囲気が極上なだけに、少しもったいない気がした。 【眠い悪魔】さん 5点(2004-02-01 17:22:43) 1.歯医者に行く度マラソンマンを思い出してしまいます。 【ケンジ】さん 5点(2003-12-14 23:39:23)
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