みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
8.《ネタバレ》 竹野内さんは抑え目の演技で真摯な印象でしたが、みなさんおっしゃるように内容が…。 あまり演出を派手にしないような撮り方は好感がもてるんですが、さすがにエピソードの深みが足りません。 史実の戦争ものに『足りない』って言っちゃうのは不謹慎ですが、映画として見るとどうしてもそんな感想になっちゃいますね。 ただ戦後70年、日本は復興し、また国難が。。。 人間、落ち着くヒマがありませんね。 【ろにまさ】さん [地上波(邦画)] 5点(2012-10-17 20:44:33) 7.うーん、なんか地味だなぁ。あっ、唐沢はある意味派手だったけれど。米軍兵の言葉一つとっても、綺麗過ぎる。戦争ってこんな美談になるのかなぁ。 【はりねずみ】さん [地上波(邦画)] 5点(2012-08-05 17:50:36) 6.個人的に15年間、太平洋戦について勉強してきましたが、今作は「こういう人がいた。こういう時代があった。」というだけの内容で、N○Kのドキュメント番組よりも薄い内容でした。 制作側の、日米に気を使った感のある演出やセリフが邪魔をしてか、きっともっと大変だったはずなのに、それが伝わってこない。 月日の流れも、日本軍の信念も悲しみも辛さも伝わってこない。 そして最も大事な、戦争の無意味さと惨さも感じられませんでした。 スタッフの暑さに耐えた自己満足では、戦争の真の愚かさは伝えられないと思う一本でした。 【sirou92】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-01-01 16:37:28) 5.う~ん..凡作..(期待していたのに..) 主人公の深~いドラマが描かれている訳でもなく..淡々とエピソードが消化されるだけ..残念... 【コナンが一番】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2011-09-08 13:01:02) 4.《ネタバレ》 史実を真面目に描いた作品という印象です。米軍によるサイパン島占領後も、少数で抗戦を続けた大場大尉の部隊が描かれる。視点が日本側・米国側にほぼ均等に割られている構成は新しい。【米軍から見た大場大尉】探索の目を逃れ、時に欺き、米軍を翻弄した策士。度重なる懐柔にも応じず、終戦を迎えても戦う意思を捨てない兵士の鑑。神出鬼没さがフォックスと形容された。【大場隊の実情】玉砕覚悟の総攻撃で生き残る。当初は「一人でも多くの米兵を道連れにする」ことをコンセプトとしたが、民間人の保護に主旨を変える。やがて民間人を米軍に委ねるが機を逸して玉砕も自決も出来ずに抗戦の構えを取る。戦争終結を告げられても去就を決断できず「上官の命令があれば」との要望を出して投降に応じる。 この両者の認識の違い(というか、米軍の勘違い)を検証するような内容でした。米軍からは見えない部分に日本兵の悲劇が潜んでいます。彼らは抗戦したかったのでは無く、その選択肢しか持っていなかった。「玉砕」と「自決」が美徳だと刷り込まれた兵士たちが命を惜しんで葛藤する様は、さながら漂流者のようです。竹野内豊が演じる大場大尉が自分は特別なことをしていないと最後に言ってましたが、私も同感です。彼に感情移入するような作品でも無かった。第二次大戦中、日本軍だけにあった固有の慣習が「玉砕」と「自決」でした。それは軍人だけでなく民間人をも侵食していた。本作にも自決シーンがある。追い込まれた状況の中で命を断つ場面を悲劇的に見せるより、なぜ日本軍にそのような慣習が生まれたのかを見せて欲しいと、いつも思う。あれは責任放棄と命の無駄遣いでしかない。誰が、どんな思想で広めたことなのか? そこを総括しない限り、日本の戦争映画は片手落ちという気がしてならない。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-05-25 22:27:30) 3.保守派を自認する人間としてある程度ほめたいとは思うんですが、いかんせん「どこが奇跡なのか」と「なぜフォックスと呼ばれたのか」がいまひとつわかんない。竹野内くんがあまりすごく見えないのよね。要するにタイトルミスなんだと思う。それに尽きる。なんとも残念。 【ケルタ】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-05-25 16:49:23) 2.《ネタバレ》 映画を見終わった後の率直な感想は、これのどこが奇跡なの?という点と、主役の大場大尉は普通の上官であって、FOXって呼ばれるほどの特別な存在には思えなかったことの二点です。これらは映画の題名にもあるように、主題でもある重要な点だと思うので大いにがっかりです。個人的に太平洋戦争史については多少の覚えもあるのですが、この大場大尉の存在は知りませんでした。よって勝手ながら硫黄島における栗林中道(「硫黄島からの手紙」参照)に比肩するカリスマ性やリーダーシップを持った人物に違いない名将に違いなく、きっとそういう描写がされることをこの映画には期待していたのです。ところが、その大場大尉については、例えば赤ん坊を救うシーン等で多少の人情味があるように描かれていましたが、上官としては特に特筆すべき点もない極々普通の存在ではないでしょうか?敢えて探せば、米兵に対する奇襲や多数の民間人を投降させずにジャングル内に秘匿した点等が特別といえば特別なんでしょうが、大場大尉にとってサイパンのジャングルは言わば庭のようなものですから、生死を賭けた場面では、あの程度の知恵は絞りだすと思われるのですが、いかがでしょうか?それがいつの間にやら、米軍の間ではFOXと恐れられ、崇められているのですから、非常に違和感を感じました。大場大尉は後に「私はこの島で褒められることはなにもしていません」と語っていましたが、文字通りそうだったとしか私には思えなかったのが非常に残念です。彼が軍人として、いかに特別な存在だったかが描ききれていなかったのが、この映画の最大の欠点だと思います。また、戦闘シーンについてですが、最近は戦争映画の新作としては韓国映画が多い気がしますが、迫力という点で、完全に負けていますね。韓国映画も「プライベートライアン」あたりをお手本にしていると思いますが、戦闘シーンは観客に対してその恐怖感やおぞましさと非日常性を、視覚と音響で植え付ける上で重要だと思われます。その点、最近の韓国映画にはかなり納得させられます。日本映画も是非参考にしてほしいです。最後の軍歌を歌って行進しながら投降するシーンは、皇軍としての最後の矜持を示す描写として良かったと思います。但し、飢餓に窮していたはずの連中が小ざっぱりとした制服に着替え、大手を振って元気良く登場してきたのには、史実は知りませんが、少し突っ込みたいところです。 【風神】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-03-04 23:37:09) 1.《ネタバレ》 ウーン!観てる最中、米軍上官のことを”パッチモンボールドウイン”とかパクリとかおもっていたが、兄弟とはねェ、、、、カンベン!、、、(?)しかし、しってる有名俳優がいないと、アメリカンも、なんと軽く見えることか、、、、、、。唐沢!!いいねえ、当たり役!財前よりぜんぜんイイ!!乗ってるねえ!見直しました。しかしねえ、、、、もうねえ、作品うんぬんより、総攻撃前日に日本軍上官4人?が自害したのを観て(これ事実でしょう?)、わたしはもう、映画鑑賞どころではない憤怒にかられてしまったんですよ。(まあ、わたしは戦争で亡くなっていった人々の行動を批判するような馬鹿ですが)もう、やってられんよ。だから、人間不信に、ひいては社会が、コミュニティ全体が嫌いになる。怖くなる!!!戦火のなか、劣勢で極限の状況下で、”正常な判断”を求めるほうが酷なのか?いやいや、わたしはここに自国民の恐ろしい“一面”を見る! 持ち出すまでもなく、浅間山の連合赤軍の”そうかつ”とやらもしかり!ひとは、一人ではいきていけませんとも!でも、狂ったグループ、集団、国家は必ず、必ず、必ず、個人を殺す!この”奇跡”というのは、クソ日本軍人達が、よくもまあ、”全員玉砕自決”する事なく、アメリカ軍におとなしく投降したなあ、という”奇跡の投降”の意味でしょう。と皮肉ってみます。作品自体は良いとおもいますよ。ごく普通です。エエ!普通ですとも(?) 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-03-01 21:36:47)
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