みんなのシネマレビュー

恋の罪

The guilty of romance
2011年【日】 上映時間:144分
ホラーサスペンス犯罪ものミステリーエロティック
[コイノツミ]
新規登録(2011-11-29)【Balrog】さん
タイトル情報更新(2020-10-20)【Yuki2Invy】さん
公開開始日(2011-11-12)


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監督園子温
キャスト水野美紀(女優)吉田和子
冨樫真〔女優〕(女優)尾沢美津子
神楽坂恵(女優)菊池いずみ
児嶋一哉(男優)正二
二階堂智(男優)吉田正男
小林竜樹(男優)カオル
深水元基(男優)マティーニ真木
内田慈(女優)土居エリ
岩松了(男優)スーパーの店長(友情出演)
大方斐紗子(女優)尾沢志津
津田寛治(男優)菊池由紀夫
裵ジョンミョン(男優)
渡辺奈緒子(女優)
浜田翔子(女優)「魔女っ子クラブ」のデリヘル嬢
町田佳代(女優)
我妻三輪子(女優)
脚本園子温
撮影谷川創平
製作大月俊倫
日活
配給日活
編集伊藤潤一
照明金子康博
あらすじ
ある大雨の夜、渋谷区円山町のホテル街で女性の死体が発見された。事件を追う刑事・吉田和子(水野美紀)は、家庭を持ちながらも愛人との関係を続けていた。一方、大学の助教授・尾沢美津子(冨樫真)と、小説家の妻・菊池いずみ(神楽坂恵)は、普段の生活の裏では、それぞれ違う顔を持っていた。

DAIMETAL】さん(2014-08-05)
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【クチコミ・感想(5点検索)】

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9.《ネタバレ》 タイトル負け…かなぁ。『恋の罪』興味あったんだが。この映画に「恋」出ましたかね?副題、と言うかタイトルの英訳のromanceのほうならまだほんの少し理解できる気もしますが。予告編を先に観たんですが、ラブホテル街でのドロドロした人間関係に端を発する猟奇的殺人事件を扱った刑事ドラマものかと。観てみると、刑事ドラマはほんの一部。ほとんどは小説家の貞淑な妻がどんどん堕ちてゆき、立ちんぼになるまでをひたすら描写していく物語。しかしこの奥さん、出会う人出会う人全て変態です。スーパーの試食コーナーの店員をいきなりスカウトする女。そこで無理やりやっちゃう撮影スタッフ。街中で女を捕まえてホテルに連れ込む男。大学教授で立ちんぼをしてる女。その母。などなど。挙げればきりがないくらい。そんな人間としか出会えないなんて運が悪いとしか言いようがない。逆にすごい運だわ。冒頭で実話を元にしているってありましたが、この奥さんの部分もノンフィクションなのでしょうか。だとしたらイカれてるとしか言えない。

ただ、「言葉なんか覚えなければ良かった」
このフレーズだけは心に残りました。何も知らなければそれまでと同じ、安寧とした自分でいられたのに、「知ってしまったから」「見てしまったから」「好きになってしまったから」、苦しくなることはたくさんあって。無意識・無知なままでいられた時の自分を取り返したくなる、そんな気持ちを少し思い出してしまいました。

個人的には小説家の妻より変態大学教授より、もっと水野美紀さんのストーリーを掘り下げて欲しかったが。残念。 TANTOさん [インターネット(邦画)] 5点(2021-05-31 01:22:10)

8.《ネタバレ》 とりあえずデリヘル事務所の顛末は単純に面白かった。派遣先での「ボケー!」の台詞も心に残る(笑った)。
ほか全体的なことに関しては、まずはいかにも頭の悪そうな人物が予定通り堕落していく話になっている。部外者としては目を逸らして見なかったことにするだけの相手であり(こっち見るな!)、おれは関係ない、で終わりである。
また途中で頭のいい人物が出て来て深淵な哲学を語りそうな雰囲気だったので、これは自分などの理解を絶した世界かと思っていたが、実際は普通の言葉でわりと簡単に説明できそうなことを難しくしただけで、結局最後は誰でも想像できる範囲に収まった感じだった。普通に生きることが難しい境遇だったとしても、そこを何とかカバーする知性をこの人物は備えていたはずで、その点で父親の行動はまだしも理性的な範囲にとどまっていたと思われるが、こういうのは性別によっても違うと言いたいのか。
以上の2人に関しては、こうなったことにもそれなりの事情があったらしく、全てが生来の体質によるものともいえないところがあるが、少なくとも次に生まれ変わった時には別の人生が期待できるわけで、その際は例えば修行して悟りを開いて仏になることを志したりするのもいいかも知れない。
そのほか警視庁の刑事には単純に失望した。劇中には全般的に変な連中が多いが、この人物は特に職業と人格の関係、また家庭環境に関する設定が支離滅裂である。またこの映画では三者三様のヘアヌードが出て、見た目でいえば胸の大きさの違いが明らかな特徴になっているが、この人物は中庸であって個性の表現にはつながっていない。別にそんな点は評価項目にならないのでどうでもいいわけだが、頭の良し悪しと胸の大きさに負の相関関係があると主張していたのであれば問題がある。多分そんなことも言ってないだろうが。
なお個人的には、この映画を見ながら大岡越前守の逸話と伝えられる「灰になるまで」の話を思い出したりしたが、それは関係ないか。何にせよあまり深入りしたくない映画だった。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 5点(2016-10-01 13:44:24)

7.《ネタバレ》 冷たい熱帯魚が妙な魅力のあった映画だったため、こちらも鑑賞。『冷たい』と違いこちらは単なるエロス映画でした。東電OL殺人事件からインスパイアされた映画との事だったが、エリート女性が夜は売春婦だったという部分のみを使った設定で、事件性を全く取り入れていない。事件の解決も曖昧で、これなら殺人事件を絡めた必要性すら分からない、というか、いらない。主役を作家の妻にせず、エリート女性にあて、どうして落ちていったかとか、どうして殺害されてしまったのかというほうにしてもらえれば、映画としては面白かったのだが。女性全員のヘアヌードに1点プラスして5点というところか。 シネマファン55号さん [インターネット(字幕)] 5点(2015-03-25 12:47:15)

6.渋谷円山町で実際に起きた未解決事件を題材にした作品でしたが、R18に値する作品以上にストーリーは盛り上がりませんでした。実際の事件も色々とあったようで煮え切らないまま終了しました。水野みきだけが一人歩きした作品でした。 SATさん [DVD(邦画)] 5点(2014-05-22 22:37:10)

5.《ネタバレ》 「男性は女性の感情が分からず、女性は男性の感情が分からない」と断ずる人々はいますが、私は誰でも異性的な感情を持っていると思うし、園子温監督が今回の映画を作るに当たり、「自分をどんどん女性に投影していき女性に完全に同化していき映画を撮った」というアプローチは別にいいと思います。
ただ私はこの映画に関してどれだけ女性に感情移入しようとも余りにも理解不能な箇所が多かったと言わざるを得ません。その意味で女性にこの映画を観てどう感じたか凄く興味があります。女になりきって園監督が撮った映画が、本当の女性に理解できないのであれば、それは全くの監督の自慰行為でしかないでしょう。
そして意図的にでしょうがわかり易すぎるキャラクター設定がちょっと引っかかりました。社会的に世間的に性的な満足が得られず欲求不満に陥った女性が売春・浮気に溺れていく。その女性等は婦人警官・大学の助教授・小説家の妻と来たもんだ。いくらなんでも浅薄すぎる設定ではないでしょうか?小説家の妻が「ウインナーいかがですか~?美味しいですよ~」って最早ギャグに見えてしまいました。
現代美術家の大竹伸朗の様な色彩の死体発見現場やラブホテルの内装の美術は一見の価値有り。三人の女優さんの惜しげもなく裸体を曝け出した演技も一見の価値有り。 民朗さん [DVD(邦画)] 5点(2013-11-11 10:55:28)

4.《ネタバレ》 水野美紀は狂言回し的なポジションで、実質の主演は明らかに神楽坂恵。
体を売る裏の顔を持つ女に、すぐに東電OL殺人事件が思い浮かんだ。
やはりその事件がモチーフになっていたようだが、監督のオナニー臭が強くてわけがわからない。
イカれた登場人物の誰にも共感できず。
同監督の『冷たい熱帯魚』や『愛のむきだし』のほうが面白かった。
ただ、サスペンス性と迫力はあるので、最後まで退屈することはない。 飛鳥さん [DVD(邦画)] 5点(2013-02-14 20:24:37)

3.《ネタバレ》 ◇共感できる登場人物がいないので、なんとも入り込めない。
◇それでも「言葉に体が伴って意味を成す」「愛のないSEXはお金を取らないとダメ」などのセリフは、「人は自分の行為に意味を持たせようとする」ことによって、「罪悪感を正当化しながら堕ちていく」というストーリーの意図は、なんとなく見えた気がする。
◇「罪と罰(罪と理解しながら、その行為を正当化する)」の”女の性バージョン”か。。。。。
◆映画を見た後、東電OL事件を改めてネット検索し、この映画が「事件だけでなく、背景をも基にしている」ことを知った。自傷行為と言われた主人公の行動。誰かに殺されるのを待っていたのでは?と改めて思った。安らかに眠ってください。 ハクリキコさん [DVD(邦画)] 5点(2013-01-03 01:38:07)

2.《ネタバレ》 また観たいとは思わない、下品な映画です。下衆です。気味が悪いし気分悪くなる。でも観てる時、下品な人々を羨ましく感じてしまった。きっと自分だけじゃないはず。表の世界に住んでる人は、裏の世界にある下品さを羨ましく感じるものだ。作中のいずみが美津子を羨ましく思うように、この映画を観てる人は、この映画の下品さに惹かれる。でもそれは、安全圏から傍観しているからこそであって、自分の日常を非日常にしたいとは思わない...。 VNTSさん [DVD(邦画)] 5点(2012-11-06 19:48:29)

1.《ネタバレ》 なんだこれ。
水野美紀主演というのは名ばかりだ。
実際のところの主演は園子温の現女房:神楽坂と妖怪人間ベラの二人じゃないか。
挙げ句、安っぽい娼婦売春物語に突入。

そして、もういいだろ そろそろ終わってくれないかしらって思いかけてた頃に出て来たディオンヌ・ワーウィックみたいな婆さん、この婆さんがまたやけに話しに絡んでくるもんだで 終わらねえ~  もう最後のほうなんて どげんだってよくなっちまった なげ~よ おい。 3737さん [DVD(邦画)] 5点(2012-06-08 22:42:24)

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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 5.52点
000.00% line
113.03% line
213.03% line
300.00% line
4618.18% line
5927.27% line
6721.21% line
7515.15% line
839.09% line
913.03% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.66点 Review3人
2 ストーリー評価 3.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 3.50点 Review4人
4 音楽評価 5.00点 Review2人
5 感泣評価 1.00点 Review2人

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