みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
7.演技、セリフが不自然で気になる。母親が亡くなるシーンは良かった。 【noji】さん [インターネット(邦画)] 5点(2019-02-18 23:14:46) 6.《ネタバレ》 スカイツリーの出てくる東京。今風なところもあるけれど、やっぱり小津さんへのオマージュが全体的に強いですね。 だから変に意識しちゃう。なんだか淡々としている作風とか、妙に棒読みの口調だったりするところが気になる。 ばあちゃん、68で死ぬのは若い。しかも超突然。周吉・とみこ夫妻の演技はさすが。 【あろえりーな】さん [地上波(邦画)] 5点(2016-08-30 19:38:22) 5.《ネタバレ》 小津作品を観ていない上での感想です。そんなに悪くないと思いました。「家族」というものを、色々な角度から切り込んでいて、どこか人ごとと思えないような場面もあり、なんかやるせなくなりました。色調も暖かい色合いでホッコリできます。ただこの監督さんのこだわりの、エキストラにも物語を、が時々邪魔に。たとえば蒼井優が朝、妻夫木聡の部屋を訪ねて母親と会話をするシーン。そのシーンの後ろで、向かいの部屋の住人が何やらガチャガチャと動き回っていて鬱陶しい。生活感のリアリズムを出したいのか、落ち着きのない画には疲れる。こういった演出法は、他の作品では効果的に見えていたのに、今回は非常にバランス悪く思えた。もったいない。まあ良くも悪くも、山田作品、ですね。 【Dream kerokero】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-08-02 23:15:21) 4.《ネタバレ》 リメイクした理由がわからない。これだったら小津映画観ればいいじゃん。 【la_spagna】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-09-20 23:30:05) 3.ただ老夫婦の東京旅行を見せられた感じです。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-08-10 11:24:35) 2.「東京物語」は大好きなのですが、これはあまり好きにはなれませんでした。 最大の理由が、山田洋次監督の思い入れのためか、「主観」が入っている気がすることです。 本作は東北大震災を受けて脚本に変更を加えており「今の時代の厳しさ」について少しだけ言及するシーンがあります。 それはとても尊いことですが、本作品には「最近の若いモンは・・・」という内容の台詞もいくつか登場するのです。 「東京物語」は説教くささとは無縁で、人の悲しさ、喜び、エゴを客観的な立場から描き、それでいて「自分も家族のためを思って何かをしてあげたい」と思える作品でした。 しかし「東京家族」には少々押しつけがましさと、説教くささを感じてしまうのです。 本作品に感じたのは「このような若者(家族)がいなくなって久しい」という監督の郷愁にも思える願望でした。 若者や今の時代に対しての「嘆き」が描かれていることに、自分は居心地の悪さを覚えたのです。 また全編に「小津調」が用いられているためか、テンポも非常に悪く感じます。 上映時間が「東京物語」よりも長い2時間24分で、決してこの長さが必要だとも思えませんでした。 本作ならではの良さもあります。 そのひとつが最大の変更点でもある、「東京物語」で故人であった次男の「昌次」が本作品ではほぼ主役といってよいほどの役柄だったことです。 昌次は父とあまり仲が良くなく、そのことが新たなドラマを生んでいます。 「東京物語」では昌次が亡くなったのは戦争のためでした。 「東京家族」で昌次を物語の中心人物とすることで、昌次が戦争のなくなった現代に生まれていたらどんな人物であっただろう・・・というIFを実現したものに思えるのです。 このことには、監督ならではの優しさを感じます。 【ヒナタカ】さん [映画館(邦画)] 5点(2013-02-17 16:10:13) 1.《ネタバレ》 俳優の演技は非常に良かったが、しかし、1953年に小津が「家族の崩壊を描きたかった」と言って撮られたこの映画を、その60年後にほとんど同じ形で再び撮る意図は何だろうか? それは結局山田洋次が、昭和の、いやそれどころかそれ以前の旧体質な家族像への郷愁を見出しているからに他ならない。山田のほかの作品を観ても歴然としているが、彼は現代においても(ほぼ無自覚であろうが)家父長制的、前近代的家族に郷愁を覚え、最早崩壊しかけているその形を復活させようとしている。しかし、そのような家族像は小津が「東京物語」で描こうとしたものとは真逆のものだろう。小津は決して家族を無理に復活させるような、そんなあざとく分かりやすい映画は撮らなかった。紀子の役柄を比較すれば一目瞭然だろう。また、構図なども小津の技法を取り入れているが、それも中途半端すぎて安定感を失っているように思う。「東京物語」と同じ構図は安心して観ていられたが、それ以外はどうもまずい。小津と比較して(小津の方がゆっくりなのにも関わらず)テンポもよくない。結果として小津の偉大さを思い知らされる映画であった。 【Balrog】さん [映画館(邦画)] 5点(2013-01-29 09:40:22)(良:1票)
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