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サイレント・トーキョー

2020年【日】 上映時間:99分
アクションサスペンス犯罪もの小説の映画化クリスマスもの
[サイレントトーキョー]
新規登録(2020-10-04)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-03-27)【イニシャルK】さん
公開開始日(2020-12-04)
公開終了日(2021-04-02)


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監督波多野貴文
キャスト佐藤浩市(男優)朝比奈仁
石田ゆり子(女優)山口アイコ
西島秀俊(男優)世田志乃夫
中村倫也(男優)須永基樹
広瀬アリス(女優)高梨真奈美
井之脇海(男優)来栖公太
勝地涼(男優)泉大輝
毎熊克哉(男優)里中
大場泰正(男優)鈴木学
野間口徹(男優)探偵
財前直見(女優)須永尚江
鶴見辰吾(男優)
あの(女優)
原作秦建日子「And so this is Xmas」
脚本山浦雅大
撮影山田康介
製作東映(製作幹事)
電通(製作幹事)
配給東映
あらすじ
恵比寿に、そして渋谷に仕掛けられた爆発物。犯人の要求は総理大臣との対話。果たして動機は?目的は?次なるターゲットは?そして巻き込まれた人々の運命は?秦建日子による小説「サイレント・トーキョー And so this is Xmas」を映画化。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2024-01-06)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(5点検索)】

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8.《ネタバレ》 普通にサスペンスとして観る限りは、スピード感のある展開と若干短めの尺ということによって、緊張感を維持しつつ楽しめることが出来る作品だと思います。ただ、その反面と言いましょうかテーマはかなりボヤけ気味で、登場人物の心理描写もそれほど精緻には描かれておらず、一人ひとりの心理的な背景は想像するしかない感じです。つまりは、本来かなり重厚なヒューマンドラマであるにも関わらず、あまりに感情移入困難な出来栄えです。

加えて、と言うかテーマのこと以上に感じさせられたのは、荒唐無稽とでも言いましょうか警察を始めとする各機関及び構成員の無茶苦茶な動き。あまりにも現実離れしており、最早SF状態。単独行動が多過ぎるし、拳銃を容疑者に突き付けてみたり重要参考人をさっさと釈放してみたり。ある訳ねーだろ!的な場面や台詞が多過ぎる感じがして止みません。肝心の犯行の背景等々、もう少し優先して描き込んで欲しかったところです。

結果、観終わってみれば後味が悪いと言うか何と言うか、キチンと着地することなくボーっと終わってしまった感じです。解決とは程遠いような。断片的に観て行けばお気に入りのカットは多々あるものの、それらを組み合わせたことによる作品としての+αを受け取ることは出来ませんでした。渋谷駅前のセットや爆破シーンに代表されるような秀逸なビジュアルばかりが印象に残る、かなり残念な(勿体ない)作品でした。 タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(邦画)] 5点(2024-01-07 00:26:52)(良:1票)

7.《ネタバレ》 過去の回想シーンと現在の登場人物をシンクロさせづらかったのが難点でした。この人は誰?て。

爆弾の解除をしにいった自衛隊の前で一人の少女が地雷を踏んで自殺をするけれど、そこまでその少女の言葉の重みを感じられなかったし、そのことで奥さんに爆弾の知識を伝授する行動も理解が全然追いつけなかった。そしてその奥さんの回想シーンが石田ゆり子じゃないから誰?てなるし、石田ゆり子と佐藤浩市が結局共犯だったのか?違うのか?佐藤浩市は何をしたかったのか?全くもって分からずじまいで、どうにも釈然としない終わりかただった。

爆弾予告があってもバカ騒ぎする連中や、そんなこと起きるわけないじゃんと平和ボケな野次馬たちを見ていると、犯人の気持ちもわからなくはない。実際に爆発してそんな連中が酷い目にもあった時は、ほらみたことかとも思った。ただやっぱりそうはいっても暴力は暴力。これは「戦争」といってもただのテロ。例え犯人の気持ちをわかったとしても、テロでは何も解決しないし、爆弾の被害者の中には彼らとは違う人や子供や老人だっていたかもしれない。だからやっぱりテロだめです。

渋谷で実際に撮影したのか?て思ったけどあとで調べたらオープンセットと知って、それはそれですご!てなった。だからこそあの渋谷のシーンはこの作品の最大の見せ場となりえたのでしょう。そこは評価に値しました。

なかなか挑戦的な内容ではあったけれど、いま一つ、あと一歩どこか過激になれきれないこの作品自体そのものももしかしたら、平和ボケ、に感化されているとも言えなくはないかも・・・(;´∀`) Dream kerokeroさん [インターネット(邦画)] 5点(2023-08-24 06:55:09)(良:1票)

6.《ネタバレ》 私もそれほど危機意識があるほうではありませんが、渋谷での若者たちのあの振る舞いは「ないわー」と思ってしまいます。でも現実があんなもんだというのを毎年のハロウィンで思い知ってるしなぁ。仮に本当に爆破予告があったとして、現実もyoutuberやら野次馬が集まるだろう絵は想像に難くない。で実際爆破でもあれば、警備が緩いとか、なんで爆弾を見つけられなかった、とか後から言いたい放題世間は言うんだろう。そういう意味では浮かれた危機感のない人たちが被害にあったこの映画の描写は変な意味で溜飲が下がる形になっている。もちろんテロなんて言語道断であるし中には綾乃さんのように自分の意思でそこにいたわけではない人も被害者に含まれていることは分かっています。それでも、真剣に警備に当たっている人を目の前にして、あえて反抗したり、面白おかしく動画でも撮ろうとしたり、確かにそんな奴らは終わっていると思う。彼らが被害に遭っても何の同情も湧かなかった。

あとは個人的にわからなかったところや不満点ですが、石田ゆり子さんは最初から怪しすぎる。話すセリフも演技じみすぎて何だかふざけているようにも聞こえる。そんな人になぜかTV局スタッフの来栖くんは心惹かれる。二人は仲良くなるがそれもあまりよくわからない。その二人がそこまで距離が近くなる出来事ありましたっけ?
須永君も確かにイケメンなんだけど、あんな受け応えする人がウケるんですかね?実際あんなんいたらどう?と女性に聞いてみたい。
あとは最後の須永パパのセリフで、「やはりこの国が好きだ」「もう一度チャンスをやろう」的な発言が不満。爆破予告のある場所でバカみたいに騒いで被害に遭う人なんて被害に遭ってればいいじゃんという考えは正直私にもあるのでそれで良いと思っていたのに、まさかの方向転換。そうなる理由もあまり見てる側には感じられず、息子が出てきたから?くらいですよね。戦争を知らない総理や国民に少しでも本当の戦争を教えてやろうという動機で始まったこのテロですが、映画という媒体の中であまり掘り下げられずに鑑賞者にも伝わらなかったのは痛いと思います。 TANTOさん [インターネット(邦画)] 5点(2022-01-22 22:35:23)(良:1票)

5.《ネタバレ》 ストーリーが弱い。 特に真犯人の動機が弱い。
演出も変。 過去のシーンで、子役ならまだしも、両親まで別な俳優を使われると
誰の回想シーンなのか??になる。
犯人の夫がPTSDで、自殺するけど、これも唐突過ぎる。嫁さんにテロリスト教育して
バトンタッチして満足して死んだのか、後悔して死んだのか? どちらもありえない。
それなら面倒な教育する前に逝ってるだろう。 そのメンタルで優秀な自衛官はない。
どんな思考回路から、この設定が出てきたのだろうか?
いつもの事だが、爆発に気付いてから、誰か庇うとかも無理だから・・実際の爆発は
コンマ1秒以下で、破片が刺さってしまう。高く舞い上がったモノが落ちて来たなら
反応する時間あるけど、それならば、庇う姿勢が違う。
それから、西島君と石田君のセットは、さすがに飽きましたよ。柳にドジョウも大概に
してもらいたい。
いろいろ変な映画でしたが、最低点にするほどでもなく、この点数かなあ。 グルコサミンSさん [DVD(邦画)] 5点(2021-12-22 20:56:32)

4.連続爆破テロの標的となった東京
クリスマス・イブに恐怖が襲い掛かる
犯人と真意を追う犯罪サスペンスもの

複数の人間からの視点や、ミスリードなど。
犯人を探すミステリー感は良かったと思うけど、
序盤で「あれ?」と感じた違和感がまさかの的中
個人的には失敗でした。

現実への喚起であったり社会風刺もわかるけれど、
どこかフィクション感が強く漂ってしまっている。
もっと重厚に、シリアスにしたら化けそうな映画。
惜しい残念感がする。なんか軽いんだよなぁ。

原作は知らないけど、小説の雰囲気を映画化するのって難しいね。 愛野弾丸さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-08-29 18:57:09)

3.《ネタバレ》 非常にコンパクトにまとめられており、スピード感があるのは好材料です。
ただし、謎解き的な箇所は、早々と真犯人がわかってしまったので、イマイチです。
また、真犯人の狙いが理解に苦しむところです。戦争を肯定する政権に対する警告(復讐?)でテロ(もしくは戦争)を起こす??? あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 5点(2021-07-14 16:14:47)

2.《ネタバレ》 この映画で起こる事件の犯人には、明確な政治的主張があり、特に終盤はその主張にある程度の共感を持つことができないと、諸々の演出が鑑賞者の中で成立してゆかない、というレベルにあるかと思う(その共感というのは、取りも直さずこの事件によって被害を被り死んでいく側への「非」共感・違和感だとも言えるけれど)。いったん、そこに関わる部分についての評価をこのレビューに含めることはしないでおこう。あくまでこのレビューでは、純粋なクライム・サスペンスとしてのお話の内容と映像表現の出来についてのみ言及することにしようと思う。

サスペンスとしては、最終的に明かされる意外な犯人、という部分がポイントであろう。観終わって思い返しても全体としてそこそこ細部までよく組み立てられた筋書きを擁する作品であり、この謎解き部分についてもそれ自体の質はそんなに悪くはない様に感じる。ただ本作はスピード感を重視してか、この手の大規模作品としてはかなり尺自体もコンパクトで、かつそこで削られているのは人物の背景描写、および展開運びの細かい説明・印象付けの部分である。結果、サスペンスとしては表面的なクオリティはまだしも、謎だった描写が繋がってゆく快感や真相への納得感というものがどーも深まっていない様に感じる(ちょっとアッサリし過ぎ、というか)。個人的には、尺をシッカリ取った親切設計の方がいくぶん好かったかも、と思う。

一番の見せ場である渋谷のシーンは、セットといいCGといいエキストラを大勢使用した描写といい、邦画としては最高クラスに頑張っているのは間違い無く、ここには確実に観る価値があると言ってよいだろう。がソレはともかく、実は他に大した見せ場が無い(物理的には)というのが、ひとつ大きな問題であるのも間違い無い。その意味でも、やや薄味な映画、かも知れない。 Yuki2Invyさん [映画館(邦画)] 5点(2021-03-21 03:53:53)(良:1票)

1.《ネタバレ》 凡作。大根役者はいないけれど、ストーリーが微妙。
【ネタバレ注意】
監督によれば「疾走感を損ねないためにカットするところはカットして99分に収めることにこだわった」そうで、たしかにダレるところはあまりない。しかし、中盤から取って付けたような設定が続く。そもそも主婦が巻き込まれるまでの部分は、誰も防犯カメラを調べたりしなかったのか。どこからどうやってあの場にやってきたのか序盤で観客に伏せておくにしても、終わるまでには何かしら理由付けを入れておいて欲しかった。原作があるようだけど、どうなっているのか。締めくくりは、ある意味どんでん返しを狙っているのだろうけれど、その手段のために、あの人が自分で誘導する必要ないよね。関わる人が多くなるほど計画が失敗しやすくなるんだし、そのリスクをかけてテレビ局のバイトを脅して撮らせた動画を何に使ったの?などなど、反戦を訴えて自分がテロを起こすというにはまわりくどくなっていて、頭がよさそうに見せるつもりが、どうにも頭が悪い計画にしか見えなかった。それとも間近で現場を確認したいジグソウなのか?
中盤の爆発シーンが、いかにもCGで作った感じにしか見えなかったのも残念。ただ、群衆シーンはよく撮ったな、さすが大作、という感じでもあった。新型コロナ前に撮影したものらしい。あと若い頃の場面と年を取ってからの場面を別の役者が演じるので設定が分かりにくいところがあった。そこは特殊メイクとかで何とかならなかったものか。スキャンダルで話題になった登坂淳一アナが出ていたのは笑った。
なお、上映前に舞台挨拶のライブビューイングを見たが、役者に「別の役をやるとしたら」という質問で、それぞれの役の位置づけがバレそうになり、それをフォローしようとしたり、さらに質問したりして、けっこう盛大にネタバレしていた。その他のエピソードも打ち合わせがなかったようで、けっこうグダグダだった。それが、ものすごく残念というほどのストーリーでなかったのは救いだけど。 mohnoさん [映画館(邦画)] 5点(2020-12-04 23:57:03)

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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 5.46点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
4215.38% line
5861.54% line
617.69% line
717.69% line
800.00% line
900.00% line
1017.69% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

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