みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
6.外輪船は綺麗だったね。 【センブリーヌ】さん [インターネット(吹替)] 5点(2024-03-16 13:15:36) 5.《ネタバレ》 リメイク前の作品は公開当時に映画館で観ていたけど、なにせその時1回きりで40年も前のことだから、内容は完全に忘れちゃっていた。なので新鮮な気持ちで観ることができた。 ポアロの過去のシーンが描かれているけれど、はたしてそれがこの作品に必要不可欠だったのかは正直わからない。あそこを削れば上映時間も短く済むしテンポも良くなったかもしれない。ただあれがあることによって事件の謎を紐解いていく過程で、ポアロという人物の内面の葛藤を垣間見ることもできる。ポアロといえども人間であるいじょう人の持つ業や愛憎があるわけで、だからこそ登場人物たちの心理に寄り添いながら、探偵という立場での距離感で接していけるんだと。まあでもやっぱりちょ~っと、事件が起きるまでは少々退屈ではあったけど。 原作は80年も前なのに全然色褪せることのない内容なのは本当にすごい! 野暮なツッコミ。相手は名の知れた名探偵ポアロ。生かしておけばいずれ犯人にたどり着くかもしれない。だからクライマックスで銃撃戦になった時、そしてその後も、正直殺そうと思えばいくらでも殺せるチャンスありそうなものなのにな~...て思っちゃいました。野暮ですよね。すいません。(^_^;) 総評としては可もなく不可もなく、でした。 【Dream kerokero】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-03-11 18:16:09) 4.うーん、今回は前作よりも心躍るリメイクではありませんでした。 でもサロメの歌声は良かったし、雰囲気は綺麗な映画だったのでこの点。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2024-03-03 14:16:01) 3.《ネタバレ》 古い方の映画は観ていて好きな内容でした。今回の映画は期待通りではなく、特に残念だったのが最後の殺人で、本来は犯人役が大声を出したことによって共犯者に状況を知らせていたのにそれがない中いきなり殺人が起こってしまった点です。←自分で書いていて両作品を読んでない人だとなんのことやらですみません。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-02-08 13:52:37) 2.《ネタバレ》 次々と殺人が起こっていくたびに話がちゃちになっていく。練りに練り上げられた第1の殺人に比べて第2・第3三の殺人のなんとお粗末なことか、特に第3の殺人は完全に蛇足。あれではブークがあんまりだ。それにジャクリーンは暗闇の中、あの距離で拳銃で1発で喉を打ち抜くなんてどれだけの神業なのか。殺しが次々に起きることで何とか話がダレるのを防いでいるのだと思うが、それならダレないような脚本を書いてもらいたいと思う。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-01-25 00:34:16) 1.《ネタバレ》 梅雨の日曜日。特に天気が悪いわけではなかったが、前夜の深酒がたたり午後になっても二日酔いが辛かったので、部屋に引きこもって映画を観ることにした。 随分前から動画配信サービスのマイリストに入りっぱなしになっていたケネス・ブラナー版の「オリエント急行殺人事件」を鑑賞し、立て続けにその続編である本作「ナイル殺人事件」を鑑賞。 異国情緒溢れる豪華絢爛な映画世界をトータル4時間分堪能して、取り敢えず満腹感は大きい。 「オリエント急行殺人事件」と同様に、本作の原作「ナイルに死す」も過去幾度も映像化された作品。ピーター・ユスティノフがポワロを演じた1978年の映画作品も鑑賞済みだった。ストーリーテリングの細かい部分の記憶が薄れていたので、ミステリが展開していく流れについては新鮮に楽しめた。 がしかし、最終的に残った感想としては、1978年版を鑑賞した時と同じ不満を覚えた。 それは、「さすがに3人は殺されすぎじゃないか?名探偵さんよ」ということ。 無論のことながら、そもそも殺人事件が起きなければ「名探偵」というキャラクターは成立しないわけで、それはシャーロック・ホームズから江戸川コナンに至るまで古今東西の名探偵キャラの宿命であり苦悩であろう。 ただこのナイル川における連続殺人については、ポワロの失態と言わざるを得ない。 “オリエンタル急行”の場合は、殺人が計画されていた車両にあくまでも「偶然」乗り合わせた状態だったろうが、今回の場合は全く異なる。 身の危険を感じていた被害者本人から依頼され、「危険人物」とされる人間の存在も確認していながら、まんまと依頼人は殺され、第2、第3と惨劇は続き、最終的にはそれ以上の死人を生む悲劇へ終着してしまう。 しかも、大富豪御用達の豪華客船とはいえ、それほど巨大とは言えない船内での事件なので、ご自慢の“灰色の脳細胞”をフル回転させれば、惨劇を最小限に食い止める方法はいくらでもあっただろうと思ってしまう。 更に今回のリメイクでは、原作からの改変により、第3の被害者がポアロ自身の友人に変更されている。 目の前で殺人が行われた上に、大切な友人まで失う始末。嗚呼、なんと不憫な名探偵だろうか。 ケネス・ブラナー監督自身が、エルキュール・ポアロを演じるという大車輪の活躍を見せるこの新シリーズは、過去の作品よりもより一層ポアロという人間そのものの内面を抉り出そうとしている。 また人種問題をより浮き彫りにさせたり、ジェンダー問題を想起させるキャラ設定の追加をしたりと、決して小さくない改変に挑んでいる。 現代においてリメイクするにあたって、その意欲的な試み自体は評価したいところだけれど、それが作品世界の中で効果的に作用しているとは言い難い。 改変箇所が単なる「違和感」と感じてしまう部分は少なくない。 当初は計画していたエジプトロケが叶わず、シーンの大半をCG合成に頼らざるを得なかったことなど、作品全体から垣間見える「歪さ」は、製作における苦労は多分に物語っている。 そんな中でも、この原作に相応しい絢爛豪華な「雰囲気」だけはきっちりと保って、娯楽性を保っていることは、ケネス・ブラナーの堅実な尽力によるものだろう。 次作のプロジェクトもまだ残っているようなので、“髭”を蓄え直してどうか頑張ってほしい。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-06-28 17:42:24)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS