みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
7.宮廷の者たちが挙って王の寵愛を受けようと必死になるのは寵愛そのものよりも恩恵を受けたいという下心があるからこそだと思うが、この作品の主人公である音楽家は純粋に王(ルイ14世)を愛し王に愛されようとする。そしてそこまで想われるに相応しい威厳と才能に恵まれた人物としてルイ14世が眩しく描かれる。芸術との深い関わりと愛はジェラール・コルビオ監督の前作『カストラート』にも通じており、時代物のスケールの大きさと重厚感はこの監督の得意とするところ。ただ、実在の人物を描くときにありがちなのだがどうしても余分に思えるエピソードが入ってしまう。この作品の場合、描かれる年月が長いゆえに余計に入りやすい。さらにかいつまんでいるので人物造形に深みのない主要人物がちらほら。ルイと母との政権争い、芸術と娯楽と宗教の対立、モリエールへの裏切り、細かなエピソードに絡む女たち。本筋以外の描く対象が多すぎる。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2008-07-09 14:10:12) 6.ルイ14世太陽王のバレエへの関心(魅せられ勧め演じ王立舞踏アカデミー創立)、同時代の劇作家モリエール等学びにもなったが盛上りに欠ける。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-05 16:37:01) 5.リュリが死のまぎわに、国王ルイのために過ごした時間を回想するところから始まります。こういう始まり方をした映画はラストに余韻を残さなければ失敗だと思います。リュリは男色遊びをしながらもルイにつくすのですが、ルイへの愛情があまり伝わって来ません。また他に愛している男がいるリュリの妻の心象も見えてきません。BGVとして楽しむには豪華な映像と華麗な音楽でいいと思いました。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-01-08 01:58:07) 4.解釈は色々とありそうですが、私は額面通りルイ十四世への、リュリの永遠に叶わない片思いの物語と受け取りました。彼は王に服従どころか、狂信的に仕えていく。何処へ行くにも付き従い、いつ何時もBGMを欠かさない。それは全て王を称える為。特に野営地のテントで、ルイの夜の営みを除き見ながら、その動きに合わせて楽団を指揮するのが凄い。しかし、映画は時代を描くことに熱心で、人間ドラマとしては確かに弱くなってる気がします。そしてその時代を満喫するにも、豪奢な映像を映し出す大画面と、壮麗なバロック音楽を再現できる音響設備は必須です、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2004-10-13 23:15:28) 3.全体に掘り下げが少なく、何を描き出したかったのかが良くわかりません。単純にリュリについて語りたかったということも考えられますが、とりたてて作品とするほどドラマティックな人生とも言えないような気もしますし…。もう一時間ほどかけて、ゆっくりと見せたほうが良かったんじゃないでしょうか?映像はフランスが歴史的に絶頂の時期にあった当時の豪奢な雰囲気が漂っていて、大変綺麗でしたが。 【虚学図書之介】さん 5点(2004-05-05 15:20:58) 2.うわー、これ、ブノワ・マジメルが体金色に塗ってぐるぐる回ったりジャンプしたりするんですよ。すごかった。宮廷お抱え作曲家リュリの、太陽王ルイ14世への想いを綴った物語なのですが…。この時代の風俗を知るのにはまあ良かったのでは。とにかく、ストーリーよりマジメルのすごい格好とダンスに注目してしまった。この後マジメルは「ピアニスト」出演時にインタビューで「ピアノのレッスンが難しくて…「王は踊る」のダンスの方がずっと良かった」と語っていたそうです。なるほどねえ。 【のはら】さん 5点(2004-02-15 19:13:30) 1.うーん。期待してただけに・・・。ラストのベルサイユ宮殿はきれいでした。 【さっち】さん 5点(2001-12-03 02:51:06)
【点数情報】
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