みんなのシネマレビュー

蛇の道(1998)

Serpent's Path
(修羅の極道 蛇の道(VHS))
1998年【日】 上映時間:85分
サスペンス
[ヘビノミチ]
新規登録(2003-10-15)【カズゥー柔術】さん
タイトル情報更新(2024-05-02)【イニシャルK】さん
公開開始日(1998-02-21)


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監督黒沢清
キャスト哀川翔(男優)新島直巳
香川照之(男優)宮下辰雄
柳ユーレイ(男優)大槻
翁華栄(男優)有賀
丹治匠(男優)少年(女の弟)
脚本高橋洋〔脚本〕
撮影田村正毅
製作大映
配給大映
美術丸尾知行
録音井家眞紀夫
照明佐藤譲
その他東京現像所(現像)
あらすじ
幼い娘を惨殺された宮下(香川照之)は復讐の為に容疑者のヤクザを監禁する。宮下に協力する新島(哀川翔)は、普段は「時間の逆流式」?などの高等物理を塾で教える謎の男だ。しかしその容疑者は別に実行犯の存在を主張する。二人は実行犯であるはずの別のヤクザを監禁するが彼もまた無罪を主張する。やがてヤクザの部下達が二人を探し出し…。事件の真相は?新島の正体は?シュールな世界観が漂う異色のホラー映画。

】さん(2004-06-02)
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【クチコミ・感想(5点検索)】

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4.《ネタバレ》 最後の「私の娘も殺された」はあまりに唐突すぎてちょっとピンとこなかったです。 紫電さん [DVD(邦画)] 5点(2022-03-12 22:13:37)

3.正直言って、なんか訳わかんない映画を見せられたなってのが感想です。怖いって言うよりも不条理の不気味な世界という感じですかね。高等物理(?)を教える塾、そこの生徒の天才的な少女、ヤクザの情婦みたいな一言もセリフを発しない(口がきけない?)足が不自由な熟女、普通の作品なら明らかに何かの伏線のはずなんですけど、何の説明や展開もなし。この映画には普通の意味での伏線らしきものがそもそも皆無なんです。哀川翔はもちろんのこと、香川照之についてもそのキャラクターの背景は全くのことスルー、ほんらい説明過多にならないストーリーの映画が好みの自分ですけど、本作はダメでした。劇中で一度も声を荒らげなかった哀川翔の不気味さはやはり特筆すべきでしょうが、なんかこれは自分が求める哀川翔像ではなかった感じが残ります。やっぱ自分には黒沢清の映画は合わないんだと再認識させられました。 S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-10-26 23:00:01)

2.《ネタバレ》 これは最後がしっくりくるかどうかで大分評価が分かれる作品かなと思います。意味はなんとなくわかったつもりですが、宮下を中心として復讐を展開するのがちょっと解せないですね。加害者のくせに被害者ぶってたのが逆鱗に触れたのでしょうか?それとも同情心と復讐心の半々だったから?単純に手伝わせるため?(それにしてはなんか引っかかる所も)途中までは文句なく面白かったのですが、ラストの新島がこのような復讐劇にしあげた理由がハッキリせずにモヤモヤしてしまいました。 映画大好きっ子さん [ビデオ(邦画)] 5点(2013-07-13 23:21:50)

1.極道映画っぽいですが、極道映画ではなかってん。ホラーに近い。結局、事の真相はよくわらへんかってんけど、哀川翔を初めて怖いって思った。すごむおっさんの怖さじゃなくて、淡々として何の感情もあらわさへん怖さ。日常的な話題をしながら人を殺す感じの怖さ。素の怖さ。復讐映画やけどなんのカタルシスもえられへんし、色々な解釈もできるから鑑賞後はしばらく、この淡々とした日常的な怖さを考え込んでしまうわ。これは演出、そして演技力にやられた感じやわ。後、コメットさんとかの脇キャラも不気味でおもろい。「GONIN」のキャラに通じるユニークさ。ただ、先に続編にあたる「蜘蛛の瞳」を観てしまった為に、おもろさが半減してもーてん。こっちを先に、しかも深夜、何気に観てもーてたら、きっと、かなりの衝撃&緊迫感を味わえたはず。後、バカやから、わかりにくいのも、ちょっと苦手なんで、もちっとちゃんと真相を映像化して欲しかったです。なんで、満足度的にはこんな点数になりました。 なにわ君さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-11 00:25:23)

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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 6.67点
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