みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
5.《ネタバレ》 監督が『北斗の拳』で監督生命を散らせたトニー・ランデルの割には観れる作品です。前作のラストと完全に続きになっていて、今回の実質的主役はあの継母ジュリア、マットに染みついた血からのお約束の復活でございます。こいつが道を踏み外した精神病院長を取り込んでゆく過程が見ものというわけですが、院長が首だけ化け物になってからのビジュアルが笑わせてくれます。まるで自主製作映画みたいなレベルのストップモーション・アニメは本来笑うところなんですが、現在の眼で観るとかえってシュールで不気味ささえ感じるのはどうしてなんでしょうか。この映画の惜しいところは、地獄の奥の奥まで見せちゃったことでしょう。でもまるでカフカの世界みたいなチープな書き割りの迷宮は、個人的には好きな世界観ではあります。魔道士たちは前作以上にわき役に押しやられ、ラストではヒロインを助けて化け物と戦い全員あわれな最期を迎えるとは、「ふざけんな!」と暴れたくなりました。そしてこれも前作に続いてヒロインの恋人(というか好意を寄せるイケメン)が全く活躍せずあっさり途中退場となってしまうパターン、これも“80・90年代のホラー映画あるある”の一つです。ラストでヒロインが“ジュリアの皮かぶり作戦”で化け物に勝利を収めるところは、前作でやはりフランクがラリーの皮膚を被ったのとまるで同じ、でもまさかこれをヒロインにやらせるとは… クライヴ・バーカーがメガホンをとらなかった割には、なんとかギリギリにポテンシャルは保てたかなってのが、正直な感想でした。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-02-13 21:09:05) 4.前作は、「監督・脚本クライヴ・バーカー」でしたが、2作目からは製作総指揮に引っ込んで、監督はと言うと・・・誰ですかこれは。 1作目には、日常と魔界が隣り合わせ、みたいな感覚があってそれなりにいい味出してたのですが、1作目のクライマックスから始まる2作目ではもはや日常色が引っ込まざるを得ず、普通にグロテスクなだけの世界観になっちゃいました。 皮膚のないヌメヌメとした全身血濡れメーキャップは、頑張ってるんですけどね。 それに、あの昔懐かしいギクシャクとしたコマ撮り映像、こういうのもちょっと嬉しくなってきます。 ただ、あのヘンな立体パズルみたいなのには、別段思い入れも感じなければ神秘性も感じないので、いつまでこんなコトやってんのかね~とも思いますが。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-08-10 16:18:20) 3.《ネタバレ》 うっわ 前回死んだはずの淫乱ババアがアーカイブ映像として出て来た。(そこでマイナスぅ ) ただそれだけでは留まらずにまさか生き返ってきやがった。(そこでももちろんマイナスぅ~) そう、あの手の顔立ちの女性のラブシーンはかなりキツイものがあると思うの。(だからもちろん当然かなりのマイナスぅ~ ) 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-01-18 00:50:53) 2.《ネタバレ》 前作に比べると、ずいぶんとSF色が強くなり、ホラー要素が弱くなってしまいました。 ホラー要素を損なってしまった最大の要因は、全体像を見せてしまったことでしょう。この映画の良さは、地獄?への扉が開いても、その地獄の奥行きは決して見せなかったところにあります。地獄の先は見えない、・・・が、目と鼻の先に地獄は確実に存在するということは認識できる状況、ここに恐怖心を煽られるのです。 未知なるものへの恐怖。いったん扉を開けてしまうと、もう抗うすべはないという絶望感。逃げ道はないという閉塞感。この2作目では、そのすべてを取り払ってしまって、もともとあった1作目の良さを損なってしまい、ただのよくあるスプラッター映画になりさがってしまいました。 また、魔導士(セノバイト)達も、1作目では不可侵の存在であったのに、2作目では早くも手の届く存在に。せっかくあった神秘性がなくなってしまい、彼らから発せられる恐怖や圧力というものが随分と色褪せてしまいました。挙句の果てには「よし、ファイトだ。」で戦い始めるし。 ホラー映画として面白い映画ではあると思いますが、ヘルレイザーに求めていたものはあまり見られませんでした。そこがただただ残念です。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-04-28 22:59:50)(良:1票) 1.1がおもしろくて見ましたが・・・チョット期待はずれでした。 【エディ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-18 18:07:28)
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