みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
3.要するに与謝野晶子の半生記ということで。いかにも深作監督らしい騒々しいシーンもときどきありましたが、全体的には地味。有島武郎との逢瀬もなんだか中途半端で、あまり燃え上がっているようには見えません。結局、波多野秋子に全部持っていかれるわけで。むしろ与謝野鉄幹の出奔や帰還のほうがよほど真に迫っていました。 それはひとえに、吉永小百合の演技の幅の狭さにあるように思います。この方が汚れ役や背徳な役を演じても、どうにも嘘くさいのです。途中で成田三樹夫の「女はすべて人形だ」みたいなセリフがありましたが、吉永小百合こそ日本映画界の人形だったんじゃないかなと。 それはともかく、最終盤の松田優作と成田三樹夫が絡むシーンは、ストーリーとは関係なく感慨深いものがあります。つくづく、いいコンビだったなあと在りし日を思い出しました。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-06-03 01:33:08) 2.まともな恋愛をしてる人が1人も登場しない。 ベッキーもびっくりの泥沼不倫劇です。 思いの丈を歌に込めた与謝野晶子は世間から叩かれたけど、思いの丈をLINEに込めたベッキーも100年後には世間から理解されるようになるんだろうか? 超豪華なキャストで名作の雰囲気がプンプンしてるけど、やってることはただの不倫。 子供たちにどうしても行かなくちゃいけないと宣言して不倫旅行に出掛ける辺りで呆れ返ってしまいました。 昔の偉い人が不倫は文化という言葉を残したけど、僕にはまだ理解できない崇高な思想のようです。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 5点(2016-01-29 11:34:08) 1.もう、びっくりするほど主演の皆様方のキャスティングが合っていない。辛うじて適合しているのは池上季実子ぐらいか。内容的にも、与謝野晶子と有島武郎の不倫もどきの中途半端なロマンスが延々と流されているだけであって、彼女の人生のドラマチックさなどまったく表現されていない。つまり、俳優陣のビッグネームの面々を、歴史上のビッグネームに適当にあてはめて作っただけのこと。ただし、大杉栄や伊藤野枝など、明治日本の黒歴史というべき部分についても、きちんと登場人物としての位置を与えてスポットを当てた点については評価したいので、そこに+1点。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-10-30 21:20:40)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS