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大怪獣バラン

Valan the Unbelievable
1958年【日】 上映時間:87分
SFモノクロ映画特撮もの小説の映画化モンスター映画
[ダイカイジュウバラン]
新規登録(2004-04-30)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2023-07-16)【イニシャルK】さん


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監督本多猪四郎
助監督梶田興治
キャスト野村浩三(男優)魚崎健二
園田あゆみ(女優)新庄由利子
千田是也(男優)杉本博士
平田昭彦(男優)藤村博士
土屋嘉男(男優)勝本
田島義文(男優)艦長
村上冬樹(男優)馬島博士
桐野洋雄(男優)河田豊
伊藤久哉(男優)新庄一郎
本間文子(女優)母親
広瀬正一(男優)
手塚勝巳(男優)
緒方燐作(男優)
山田巳之助(男優)防衛庁長官
瀬良明(男優)神主
向井淳一郎(男優)
山田彰(男優)一作
伊東隆(男優)三吉
榊田敬二(男優)トラック運転手
中島春雄(男優)
勝本圭一郎(男優)
津田光男(男優)
岡豊(男優)
千葉一郎(男優)トラック運転手
吉頂寺晃(男優)
原作黒沼健
脚本関沢新一
音楽伊福部昭
撮影小泉一
逢沢譲(撮影助手)
製作田中友幸
配給東宝
特撮円谷英二(特技監督)
出目昌伸(特殊技術 助監督)
有川貞昌(特殊技術 撮影)
向山宏(特殊技術 合成)
渡辺明(特殊技術 美術)
井上泰幸(特殊技術 美術助手)
岸田九一郎(特殊技術 照明)
美術清水喜代志
録音宮崎正信(整音)
小沼渡
照明森本正邦(照明助手)
スーツアクター中島春雄バラン
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【クチコミ・感想(5点検索)】

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5.《ネタバレ》 劇中の岩屋集落の所在に関しては、最初の方で出た日本地図が不正確なため特定するのが困難だが、おおむね一関市や平泉町に近い奥羽山脈沿いのようである。ただし大怪獣のいた湖は、自衛隊の地図では猪苗代湖と同じ形をしている。桐野洋雄氏の台詞で「なるほど日本のチベットだよ、あまり気持ちよくありませんね」と言っていたのは東北の山村とチベットに対して失礼だろうが、本多監督も実はそういう場所の生まれだったはずである。

ところでこの映画では陸海空自衛隊の大活躍が目立ってしまって本来のテーマが埋没したような感じだが、序盤の千田是也博士の言葉(「いやあ、信じてはいないがね…」)を聞けば、こんな映画の中にもそれなりのメッセージが含まれていたように思われる。
まず科学の発達ということに関して、明治以後に近代文明が浸透していく過程では、一般庶民のレベルでも“科学的でない”との理由で俗信を軽侮する風潮が生じ、この映画の時点でもそのような態度が幅を利かせていたと想像される。これに対して通俗的知識や固定観念にとらわれず、まずは世界を虚心に見つめる態度が必要であり、それこそ真に科学的だ、というのがここでの主張と考えられる(もっともその具体例が怪獣出現というのでは少々寒い結果だが)。
また社会的な面から見れば、その時点の常識で迷信や悪習と思われても、我々と同じ知能を持つ人間が継承してきたからには必ず何かの意味があるはずである。確かに、かつての意義が失われて惰性的に継続しているだけのものもあるだろうが、それでもむやみに革新ばかりを言いたてて、何の考慮もなく全てを切り捨てるのが正義とはならないだろうということである。
宇宙ロケットを飛ばすような科学万能の時代でも、自然や人間に対してあくまで謙虚であるべきだという主張が、ここでの博士の言葉に凝縮されていたように思われる。そうすると、いかにショボい感じの怪獣映画でも、やはりそれなりの敬意をもって対しなければとの思いが個人的には持たれるのであった。

なおこの映画のヒロイン役は園田あゆみさんという人で、ふっくら系で可愛らしく見えなくもないので自分としては嫌いでない。劇中では新聞記者なので生意気な面もあったが、わずかながらにこやかに笑う場面もあったのが嬉しかったりする。もう少し若いうちなら普通に可愛らしかったかも知れないが(外部情報によると当時25歳)。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 5点(2015-05-16 16:00:04)

4.ディアゴスティーニの東宝特撮シリーズでついに鑑賞。15年以上前から観たかった『大怪獣バラン』がついに! あの頃の『ラドン』や『モスラ』、『バラン』にはゴジラのような大義名分がないのが辛いなあと思いました。なんとなく上陸したり、なんとなく破壊したり・・・。個人的には歴史的価値のある映画です。 ようすけさん [DVD(邦画)] 5点(2011-05-24 18:18:23)

3.《ネタバレ》 初見はウン十年前のテレビ放映時で、DVD化されましたので見直してみました。テレビ放映時は、フィルムの状態もあってか画面が暗くてよく解らなかった記憶がありますが、DVDの鮮明な画像で観るとバランの造形が思っていた以上に秀逸なことが確認できました。本作は当初テレビ放映版として企画されたそうで、そのためか自衛隊との戦闘シーンでは「ゴジラ」の映像が使い廻されています。俳優陣もいつもの東宝特撮映画では印象が薄い野村浩三が主役で、ヒロインに至ってはちょっとどうなのっていう感じです。猪苗代湖(?)周辺が「日本のチベット」だという設定には笑わされました。 S&Sさん [DVD(邦画)] 5点(2009-02-07 11:49:32)

2.なぜか白黒だとリアルな感じがよく出ますよね。平成のゴジラシリーズよりは全然面白いです。ただ、自衛隊との戦闘時に流れている音楽はコミカルすぎです。 はりねずみさん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-11-15 22:35:34)

1.《ネタバレ》 先ず、最初に強く訴えたいのが主演カップルのイケてなさ!!余命いくばくもないような顔色の悪さがデフォルト装備の野村浩三もどうかと思うが、園田あゆみの不景気な顔は筆舌に尽くし難い!間違いなく歴代特撮映画ヒロイン中で最高のブ○だろう。この御両人を最後まで画面に観続けるのは最早拷問に等しい。ならばタイトルロールの大怪獣バラン君はどうか?コレが又何とも拍子抜けなヤツで「ゴジラ」のド派手な破壊活動を期待すると思いっきり肩透かしを喰う。何てったってやったコトと言ったら「村を荒らす」「海岸の倉庫を壊す」のみ!これ見よがしに皮膜を広げて空を飛ぶが、戦闘機と空中戦をするでもなく次の場面ではずっと海の中。何だかなぁ。最期も照明弾&時限装置付きのダイナマイトをパクッパクッと飲み込んで腹の中で爆発!でEND。いかに円谷英二御大の手に掛かろうとシナリオがこうもダメダメでは救いようがない。悪いが5点。 へちょちょさん 5点(2004-04-30 13:40:43)(笑:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 4.23点
000.00% line
100.00% line
217.69% line
3215.38% line
4430.77% line
5538.46% line
617.69% line
700.00% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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