みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
9.戦うためにはファイティングポーズを取らなければならず、 その為にはまず立ち上がらないといけないという点で、この映画の邦題は珍しくうまくできた題名だといえる。 映画としては構成がうまく、禍々しいシーンもしっかりと描写しながら、 重くなり過ぎないテンポで最後まで語りきられており、過度にもなりすぎない点で、 なかなか良いのですが、物語のダイナミズムという点で物足りない。 実話なので仕方が無いが、とにかく勧善懲悪の構造になってしまう為に、 こうすればいいのに、こうするべきだ。という回答が用意された上でのシーンが連続してしまい、 こちらとしてはわかったからさっさと幸福になってくれ、としか言葉がでない。 事実として主人公の生き様には敬意を覚えるが実のところあまり映画的ではないんじゃないか、 という点から5点。 【病気の犬】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-12-16 17:15:09) 8.《ネタバレ》 いかに勝訴したかというより、いかに協力者が発生したかってところで映画は終わり、ちょっと物足りなかったです。見ていて自分のことに気づいたのは「セクハラするバカ男どもも、泣き寝入りする女にもイライラする」ってことでした。どっちも大嫌いです。しかし、そんなことよりも何よりも、この映画に深く引き込まれなかった最大の原因は、いくら実話だと言われても、イヤ~な感じの不理解親父が娘の応援者となる展開があまりに唐突でついていけなかったことです。シシー・スペイセクが家を出て行ったのが転機になってるようですが、あれだけひどい言動だった父親が変わるには説明や描写が弱すぎとしか思えません。「あのくらいで変われる程度のことで娘にひどい仕打ちしてたのか?」「結局自分自身の都合利益だけで、愛情とかないんじゃ?」と、かえって呆れて感じました(自分の娘がひどいことされたら、もっと早く怒れよ)。逆に一番心に残ったのは、ショーン・ビーンが主人公の息子を諭すシーンでした。ラストはそれほど・・・って感じです。ビクビクしっぱなしの人間が「今なら大丈夫かな???」みたいに重い腰を上げるのって、最初から戦ってる主人公にとっては有り難く嬉しいことではあるけれど、べつに感動するようなことでもなく、孤軍奮闘してる人間を傍観してきたことに対する「情けない!」という感情は消えない。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-01-05 02:33:27) 7.セクハラ、パワハラを題材にした実話ベースの作品。 とってもわかりやすい状況にキャラ設定ということで、誰もがすぐに物語に入っていけます。 ストーリーの厚みや妙味はまったくないけど、シャーリーズ・セロンはがんばっているし、 ストレートなお話の展開、盛り上がり所などもしっかり押さえているという点では、 優等生的な仕上がり具合のやや大人向け作品。まあ、それにしてもひどいセクハラだね。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-04 21:58:05) 6.《ネタバレ》 妻投稿■「スタンドアップ」という題名「立ち上がる」という意味だったのですね。てっきり私は野郎自身…(以下自重)。■内容はかなり吐き気がする内容でした。いろんな意味でリアルすぎるから。ただ私や一緒に見た私の親友(強姦出生児の母)は「働くと言う事は遊びではないのだからセクハラやレイプが当たり前」「自分の性的自由の尊重を会社や社会や警察や裁判所に期待してはいけない」という事実を体で勉強した発達障害者だし、むしろそういう職場から脱出可能な状況を自分で作る(ルームシェアとか強姦出生児を仲間みんなで養育する約束とか)方に特化したので、映画を見ていると「女友達と徒党を組んで、『社会において自立する』のではなく『社会から自立する』くらいのバックグランドを作って対抗した方がいいのでは」と思ってしまうのだが、それは私がそういう友達がいたという幸運があって余裕ぶっこいて言っているだけの事なので、主人公の女の人を私の歪な巻尺で勝手に評価してはいけない事だとも思う。■ただし、映画は一応は「家族愛」を描いている内容だが、私は「傷ついた家族を社会の野獣から保護できるバックグラウンド」になり得ない家族がこういう法廷の場で「家族愛」を叫ぶ権利はないと思うし、「男ってそういう生き物なんだよ」という卑劣物語+「父と娘の感動的な家族愛」を見せられて、果たして「女の子が社会でどう自分の命と体を守っていけばいいか」というヒントは得られたかと言えば「no」としか言いようがない。従って私はこの映画をそれほど評価しない。 【はち-ご=】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2010-11-16 13:49:50) 5.出てくる人物がどいつもこいつも悪態をつきまくる、ロックな映画。 いくらアメリカで鉱山だからって、あそこまでひどくねーだろ…。 もしあれがありのままだったとしても、それは アメリカかあの会社だけに限った問題だし、知ったこっちゃねー。 UFOキャッチャーってどこが発祥なんだろう? 出てくる男が次にどういうセクハラをするか?と期待して見ていた。 セクハラのデパートかよ。 というかあれはセクハラというよりイジメじゃないの?学校かよ。 警察に電話すれば?他の会社行けば?引っ越せば?としか言いようがない。 あんなどーしよーもない職場に頑として居座らなくたっていいんじゃないの? なぜ父親との関係が険悪なのか、なぜ夫に殴られていたのか、 なぜ職場で嫌がらせを受けていたのか、あまり説明されてなかったし。 あの主人公がそういう待遇を受けるのもそれなりに理由があるのではないかと 思えてきて、あまり同情できない、 映画では伏せられているが度を越して身勝手だったとか。 実話がもととはいえ、相当に脚色してるだろうし。 リアルというにはネガティブに偏りすぎていて、 プロパガンダの意図を感じるあざとい内容と思わずにはいられない。 本当に鉱山でまともに扱われたことが一度もなかったのか? この映画でミネソタ州の場所を覚えたのが収穫。 【且】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-05-01 00:01:10)(良:2票) 4.どうも実話に基づいているとは思えないんですよね。男達を庇うわけではありませんが、こんな状況がそう遠くもない昔に実際に成立していたとは考えにくい。これが現実だとすると男達は猿レベル以下だし、この状況で立ち上がろうとしない女性というのもかなりうそっぽいでしょ。映画の中でも言われているように、複数揃えば勝ちが目に見えている状況にもかかわらず・・・ 【マー君】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-10-14 16:31:00)(良:1票) 3.《ネタバレ》 レイプされた過去とか、安易かつ過剰な設定・展開が鼻につきました。 まぁ、監督が女性ということもあるし、メッセージ性が強くなきゃあ意味がないんでしょうが、とはいえやっぱりなぁ‥ 【彬彬】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-12-27 15:44:16) 2.《ネタバレ》 ヒロインの性格に問題があるんじゃ・・・って思った。家族からも異常に嫌われてたし・・。子供のためになんでもするって言ってるのにあっさり仕事はやめるんですね。セクハラシーンもあんまり酷くなかったような・・・。父の演説はよかった。 【名無しD】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-12-22 14:08:12)(良:1票) 1.《ネタバレ》 不当に対して屈っしない主人公の姿勢が強く印象に残りました。そのため、私には原題のNorth Countryよりも邦題のスタンド・アップの方がしっくりきます。 家族シーンなどがよかったです。グローリー・カイル夫妻の存在もいいですね。 ただ全体的な話の流れ、レイプなどを持ち込むところがありがちでした。またボビーが証言を覆すところに説得力を感じなかったので腑に落ちませんでした。 最近「飛ぶ教室」を読んでいたので、映画の間中ずっとこの一文が頭をめぐっていました。 「行われたいっさいの不当なことに対してそれを犯したものに罪があるだけでなく、それをとめなかったものにも罪があります」 ケストナー万歳!! 【トマトマート】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-02-07 22:20:59)(良:1票)
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