みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
4.《ネタバレ》 母子家庭の母が主人公だが、母の心が揺れ動く様子が激しくて、見ているこちら側が転げ落ちそうになる。心痛が大きいのは分かるがそれをあたかも接近レンズで映し取っているような展開ゆえに、どうにも揺れ幅が大きくて、つかみ所がなくなる。映画の視点というか核が一個しかないもんだからそれを叩いて伸ばして叩いて伸ばして一本の映画にしましたって感じ。見ていて疲れが大きくて感動には至りませんでした。 【ほとはら】さん [DVD(字幕)] 5点(2024-04-02 11:09:18) 3.《ネタバレ》 特別に美人でもなく、特別に若くもない、一人の女性を描いた、ドキュメンタリータッチの一本。 平凡とも思える日常から、最愛の息子を亡くすという、急転直下なイベントが中盤で発生。 女性は予想通り精神に破綻を起こし、奇行を繰り返す。 言ってみれば、どこにでも居そうな一人の女性を、淡々とリアルに描きつつ、息子を誘拐殺人で 亡くすという悲劇を絡めることで、不思議な雰囲気を作り出すことに成功している。 だけど、これ面白いか?と聞かれたら、間違いなく答えは「ノー」。 娯楽性は、ほとんどない。 ならばメッセージ性があるのか? あるといえばある。 ①宗教に対する批判的描写 ②脈の無い女性に対して男がいかにしつこく付きまとっても、結局は何も成就しない。 少なくとも、この2つはメッセージとして伝わってきた。 ①の宗教批判は監督の個人的価値観。 ②に関しては、男性の大半が一度は経験する、苦い糧。 ある女に対して男が魅力を感じ、しつこいくらいに面倒見たからって、恋愛感情が生まれること は滅多にない。 ファーストコンタクトで、男は脈ありか判断すべきで、この映画の男は脈がどうみても無かった。 脈なしと早めに判断し、女性の魅力に後ろ髪をひかれながらも、アッサリとあきらめるべきだった。 ラストシーンでも、この男女のとりとめのない絡みが映し出されるが、おそらくこの後も、何も 起きないだろう。 いや、起きたとしても、それは女が寂しさのあまり、その男に惹かれただけで、深い関係になった ところで、最終的にはダメになる。 そんなこんなで、体裁としては、一人の不幸な女性を淡々と描いた内容だが、内容的には、相いれない 男女の不毛な絡みを描いた、恋愛モノとも言えるかもしれない。 あとは、いやらしいくらい、しつこく描かれる宗教批判。 個人的には宗教は嫌いなので、別にどうでもいいんだが、少し回りくどいし、しつこいかな。 一人の人間を、淡々とドキュメンタリータッチに描く系統の映画は、結構好きな方なんだけど、 この作品は、そこまで魅力を感じずに終わった。 その最大の要因は、ただ一つ。 ヒロインに、性的な魅力を感じなかったから。 この手の映画は、ヒロインがおそろしく綺麗だったら、一気に見る気マンマンになるってものだ。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-05-10 03:04:05) 2.《ネタバレ》 正直さっぱりわからない。ただ、いつものように微笑んで傍にいるってことが救いになったりするんだよね。 【長谷川アーリオ・オーリオ】さん [DVD(吹替)] 5点(2011-06-03 18:25:08)(良:1票) 1.いや~ 期待してたんだけどね~ ちょっとコケたかな..この演出、ストーリー展開が、イ・チャンドン監督の良いところなんだろうけど..今回は物語として中途半端でした... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-13 12:52:26)
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