みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
5.《ネタバレ》 オレオレ詐欺をした辺りから、俺が増殖して、次第に邪魔な俺を「削除」し始めるというお話。 自分を自分だと認識してるのは何か、他人から見てる自分は本当の自分なのか、というようなテーマもあるのでしょう。 「俺にも、許せる俺と許せない俺がいるんだよ」というセリフで、 これは結局主人公の内面の葛藤の物語なのかと思ってしまいました。 最後は母親の元へ帰っていくのも想定内。 多分、精神的になのか本当に時間を巻き戻してなのかは曖昧だけど、 「生まれ変わった」俺が母親の元へ帰っていってハッピーエンド。 亀梨君が33人分演じ分けてたかどうかは微妙ですが、悪くないしファンには嬉しいかも。 不条理ぽいのは嫌いじゃないけど、何だか胸に響いてこないし、 内田有紀のヌードはもっと綺麗だと思うのに、あれじゃ気の毒なので、この点数です。 【nanapino】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-06-25 22:37:15) 4.《ネタバレ》 俺や他人が俺を俺と認識するための俺の構成要素においての俺の必要最低条件は一体何なのだろうか…。ってな哲学的な問いかけをしたいのだろうか。荒唐無稽な上、一切説明のない設定で、最後までルールが分からない。見ていて蚊帳の外感が非常に強く、楽しみきれない。 ふせえりや加瀬亮の顔芸は楽しかったが、お茶を濁している感じもした。 シリアスな展開に客を乗せるには、緻密な設定の練り込みが必要だったと思うのだが、ゆるいコメディを得意とする三木聡監督と相性の良い原作だったとは思えない。 主人公の俺が別の俺を俺と認識していた基準は、一体何だったのだろうか。 途中で、自分以外を自分と混同し、アイデンティティが揺らいでいくあたりを突き詰めれば、もっと面白かったはず。 「俺の中にも認めたくない俺がいる」というセリフから察すると、やはり顔だけでなく、他の俺も俺自身で、俺だと判断する何らかの 構成要素があったのだとは思うんだが…ナンノコッチャ! 【すべから】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-02-05 00:28:08) 3.《ネタバレ》 三木聡監督の新作ということで観賞しましたが、やや期待外れでしたね。亀梨和也は熱演していたと思いますが、題材と三木監督の作風がいまひとつマッチしていない感じを受けました。 何というのか、「三木ワールド」のシュールさや細かいこだわりが、これまでの作品のようにストーリーのうま味を増す役割を果たせず、逆に邪魔になっている感じがしました。 【TM】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-01-27 00:07:37) 2.《ネタバレ》 亀梨33役が売り文句でしたが、実質的には3役といったところ。 ただ、アイドルの風貌でありながら彼は平凡な青年役もはまる。なかなかいい味出していたと思います。 予告や番宣からイメージするに、亀梨くんがいっぱいの出てきてコメディ丸出しの俺俺ならぬ笑笑な感じかと思ってたら、シリアスに展開しはじめたことにはいい意味で裏切られました。 ただ、後半の展開の残念さ加減に悪い意味で裏切られました。 この作品の伝えようとするメッセージに関しては色々解釈できるのかもしれませんが、そこまで思考を巡らすほど頭よくありません。単純にあまり面白くなかったです。 意味ありげに登場した割に大して意味がなかった内田有紀の登場シーンを増やすよりは、亀梨4人目以降の増殖をもう少し丁寧に描いてほしかったです。 ラストの浅いオチにしても特にインパクトはなかったですが、夢オチにしなかっただけ良しとしましょう。実は夢でした・・・で終わったら怒りの3点くらいにしていたところででした。 このサイトの採点基準にある「可も不可もなくってとこ。損も得もしてないっすね。ビデオでも良い感じ。」に相応しい作品だと思います。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-11-18 00:58:30) 1.《ネタバレ》 次々と俺が現れてくるという設定。星野智幸の原作は、ぐいぐい引き込まれた前半から、中盤以降の大風呂敷に正直ついていけなかった。これを三木聡監督ならどのように切り出してくれるのか期待して観たクチです。小ネタまみれになりつつも、新しい世界観を見せてくれた監督。しかし、うーん、なんだこの残念感は。本作ではおさまりのいいところに持っていって、こじんまりしてしまった感じです。この監督はこんなもんじゃない。次回作期待。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-11-17 16:14:43)
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