みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
2.《ネタバレ》 とにかくビル・マーレイが最高。ただこの人、どうやって生活してんだろうって、そのことがずーっと気になって仕方なかった。退役後の年金とかですかね?でもそういった描写はなかったし、逆に口座はマイナスになってる有様。もうわけわからんです。それに最後は売春婦とその赤ん坊と暮らすことになったみたいだけど、この先どうやって生活してくんですかね。不思議。 「聖人も欠点だらけ。なぜなら聖人とは人間にほかならないのだから」ヴィセントを聖人として取り上げたオリヴァーくんの言葉。 すっごく胸に響きました。ただこの言葉、後々考えてみると、人間みな聖人ってことになるな~て気付いた。 そうなるとヴィンセントとを聖人として特別扱いできなくなり、主旨からズレてしまう。でももしかしたらそれがこの作品の狙いなんですかね。あなたも私もみな聖人。根っからの悪はいない。てね。でもヴィンセントの努力は奥さんの洗濯と猫の世話くらいで、他には見当たらない。彼の何らかの変化があればよかったけど何もなし。最後も結局タバコは吸ってるしロクでもないのは変わらない。彼こそが聖人、て言われてもやっぱり押し付けがましく見えちゃいます。 つまらなくはなかったし、そこそこは楽しめた。でも結局はありがちな、深いようで浅いお気楽モノ映画留まりでした。 【Dream kerokero】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-05-29 10:10:44)(良:1票) 1.《ネタバレ》 嫌われ者だったビル・マーレイが衆人環視の中で賞賛の拍手を受ける。 感動の場面といいたいところだが、逆にその安易さに萎える。 大観衆による拍手喝采のカタルシスという、いわゆる感動ドラマの毎度のパターンだ。 せめて、本人をその場から除かせるとか、理解者をラストのテーブルの面々だけに絞るとか出来なかったものか。 結局は万人向けの道徳的な話に落ち着く訳だ。 脳卒中とリハビリのくだりも、演技賞狙いの設定かと邪推してしまいそうになる。 この種のコンビものなら山ほどあるだろうが、キャラクター性といい、競馬のシチュエーションといい まずは北野武『菊次郎の夏』が浮かぶが、その語り口のナイーヴさにおいて似て非なるものである。 気取った選曲の数々もどこかキャメロン・クロウっぽいと思えば、 ラストは「Shelter From The Storm」できた。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2015-09-06 17:18:23)
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