みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
8.日本とアメリカ、文化や社会の違いはあるけど、「ナイトクローラー」の方がやはり面白い。警察相手の大暴れとか、ラストの野火がなぜかカメラを持って撮影する不自然さとか、結末ありきの演出にはちょっと無理がある。 【noji】さん [インターネット(邦画)] 5点(2019-11-30 23:15:03) 7.序盤はおバカ映画で、スピード感あっておバカ映画として楽しめたのに、 中盤からシリアスな展開に・・・。 リアリティがない。 現場検証であれはないでしょ。 ちゃら源の過去がもっとあっても良かった気がする。 【へまち】さん [DVD(邦画)] 5点(2017-12-03 13:45:57) 6.《ネタバレ》 ”写真を撮る”という事について何も語っていない。 スクープ現場という危険な状況に対する中毒性も、撮る側の倫理観の問題、撮る事が権威化していく危うさも、掘り下げる事はない。 ましてや映画という動画と、写真という静止画の関係性や映画における写真の表現の可能性を探っているはずも無い。(是非は別として、バクマン。では映画における漫画の表現の可能性を探っていたと個人的には思う) 最終的には、驚きも新鮮さもない恋愛要素を含んだ、師匠と弟子の物語に収束させてしまっている。 芸能界の裏側を描くにしても、福山雅治の装飾過多な人物設定、過剰な演技と端正な見た目のせいで、裏側が表側まで出張っているような錯覚を覚える。福山雅治が撮るのではなく、彼を撮る映画になっている感覚。 その点彼の存在感を消したり、彼に潜在する危ういイメージと魅力を顕在化出来る是枝監督の凄さを改めて感じた。 含みのある台詞と行動の直後に、律儀に伏線回収をしているので、作品として小さくまとまってしまっている印象も受ける。 冒頭のカット(長回しでもある)とラストのカットを空撮で撮るあたりの映像的目配せも意図がなければ、ただ小賢しい。 【ちゃじじ】さん [DVD(邦画)] 5点(2017-09-24 01:06:40)(良:1票) 5.《ネタバレ》 題材もよく、福山のキャラもあっていたし、ハマっていてよかったのだが、いかんせん、脚本がイマイチ。 この大根監督は、恋愛もので売れた監督だからしかたないのか、正直二階堂ふみとの恋愛は中途半端で、 これを無くしてもっと、パパラッチに特化した方が絶対に面白くなったと思う。 なんなら、相棒を若手男優にして、師弟関係にした方が、面白くもない微妙な恋愛を描くよりよっぽどマシ。 おなじパパラッチもので、ナイトクローラーという洋画があるが、そっちはパパラッチに特化していて 比べ物にならないくらい面白い。 ドラマラブソングの失敗でもわかるように、福山=恋愛ものという概念はもうやめてほしい。 福山ももう50に近づき、半分の歳の人間に恋する姿は、逆にカッコ悪いからだ。 せっかくの、ハマりキャラが台無しだ。 【シネマファン55号】さん [DVD(邦画)] 5点(2017-09-13 14:32:16)(良:1票) 4.《ネタバレ》 実はこの映画、めっちゃ重たいテーマを投げかけています。監督が意図したかは分かりませんが、いわゆる、戦場写真についての論争です。主人公は中学生の時にたまたま目にした1枚の写真に心を奪われ、カメラマンを志します。その写真がロバート・キャパが撮った戦場写真。やがて主人公は念願かなってカメラマンとなります。しかし戦場へ行くことはなく、芸能人のケツを追いかけるパパラッチへと成り果てる。中学生の時に自分の運命を変えたような写真を撮るこなく、日々下世話な写真を撮り続ける。ところが皮肉にも、親友の手によって彼自身がまるで戦場写真の中の兵士、死にゆく兵士のごとく被写体となってしまう。 問題はここから。倫理観・道徳観・モラルや秩序、とにかく人としての采配が試されます。人の、それも同じ仲間、恋人、友人の死の瞬間をとらえた1枚の写真。その写真を報道するのかしないのか。プロの仕事人なら当然報道して当たり前。この映画も結局はそこに落ち着きます。 でもそれで良かったんでしょうか。なんか越えてはいけない壁を越えてしまったような気がするんです。きっとあの編集部はもう何も怖いものなしでしょう。怖いものがないことほど怖いものはない。歯止めがきかなくなっていきます。 この衝撃的な1枚の写真に対しての扱い方がゆるい。もっと鋭くえぐってくれれば良かったのに。でもそうすると作風が変わっちゃうんですよね。勿体ないです。 二階堂ふみのキャスティングは良い。マッチしていた。ただ演技力は、別の話です(笑) 【Dream kerokero】さん [DVD(邦画)] 5点(2017-04-20 21:58:54)(良:1票) 3.《ネタバレ》 福山雅治の一ファンとして鑑賞させてもらいました。 結論としてはダメでした。 結婚して、人気にかげりが見え始めたということで頑張ったのでしょうが・・ どうも肩に力が入りすぎなのか、空回りしている気がする。 序盤は軽いいつもの調子で面白かったのですが、中盤から、社会派カメラマンになろうとしてからが おかしくなり、友達のリリーも急におかしくなり、最後はみんなで福山を懐かしんで終了・・・ 福山は悪くない!!監督と脚本家の大根が悪い。 大根役者とは聞くが、監督と脚本家にもいたんだね!! 【キャメル】さん [DVD(邦画)] 5点(2017-04-09 00:52:13) 2.《ネタバレ》 暗室で現像される「最後の一枚」がどのような写真か。観る側はすでに察しがついてしまう、というのがつまらない。 二階堂ふみが、寝起きの時点で自身が撮られていたことに気付いていたように取れるからである。普通に考えれば 彼女も観客もそのことを全く知らない上で、あのフィルム写真を見るべきだと考えるがどうだろう。 そういう訳で、あの大切な一枚のインパクトがどうも弱い。これなら『八日目の蝉』の暗室シーンのほうが数段良い。 二階堂が涙をなかなか見せないのが良いなと思う一方で、滝藤賢一が思い入れ過剰な愁嘆場を繰り広げるから困る。 思い入れの強さといえば、福山雅治のいわゆる色気を強調したいのだろうスローモーション連発も最後までくどい。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 5点(2016-10-04 00:25:43) 1.《ネタバレ》 『モテキ』『バクマン。』に続いて、またまた編集部が拠点となる群像劇って事で、この監督の引き出しはソレだけなのかいな? 前半は快調です。ベテランのフリーカメラマンに無理矢理押し付けられた新人記者。まるでかみ合わない二人が夜の東京を舞台に繰り広げるドタバタ劇はスピーディで笑いもあって。 ところが中盤以降、徐々にテンポダウンしてきて、何やら小さなところでまとまりそうな感じもして、その程度の映画なのかなぁ、と思っていると更に続いて、この映画は一体いつになったら終わるの?というとりとめのなさを見せ始め。 そして唐突な展開によって映画のカラーそのものが変わるのがクライマックス。ここはサスペンスという事になるのでしょうが、どうにも緊張感に欠ける、ダラダラした画が連なっていて、登場人物それぞれの行動にまるで共感も納得もできず、その上で立てまくっていたフラグを当たり前に回収するという。カルいモノを撮るのは得意だけれど、シリアスな展開になるとボロが出る、みたいな感じですかねぇ。 更にその事が起きて以降がまた長くて、体感3時間、みたいな映画になっちゃってました。 大体、バディものとしてベテランがルーキーに夢を託し、その成長を描くのはいいとして、ロバート・キャパの精神を写真週刊誌のカメラマンに重ねるセンス、その写真を記事にするあたりのセンスを理解しろというのはかなり無理なハナシで。キャパの「崩れ落ちる兵士」の真贋騒動や、写真週刊誌のあり様(最初に最悪な仕事だと言わせつつ、最後には見ているこちらを置いてけぼりにする美化っぷり)を皮肉った上でそうしているのかいな?と考えたりもするのですが、じゃあ福山雅治の役はただの道化だったのか?って事になっちゃいますしねぇ。ドラマ上、福山雅治がそうなる事の必然性が薄い気がしました。 ラストの編集部一同の酔いっぷりも自己満足、自己完結っぷりがハンパなく、ずいぶんとスクリーンとこちらの距離が離れた映画だねぇ、って感じでした。妙に悟っちゃったような二階堂ふみや吉田羊はともかく、あの娘さんの物語上のフォローはしておいて欲しかったなぁ。 【あにやん🌈】さん [試写会(邦画)] 5点(2016-09-26 20:15:45)
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