みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
6.まあ、普通に面白かったね。やっぱテロはいかんと思わせます。それにしてもこういう映画を撮れるアメリカはさすがといった感じだね。自国に誇りを感じているのがよくわかる。果たして日本人にこれくらいの愛国心があるのかな。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 5点(2021-06-13 22:23:23) 5.《ネタバレ》 ドキュメンタリー映画に近い、「ユナイテッド93」のような作りを目指したのかもしれないが少し肩透かし。映画的には、畳み掛ける緊張感が足りない。最近年の事件だけに、演出の過剰度合いに配慮したのであろうか。一方、このような大きな事件を、ハリウッドスターを器用して良質の映画に仕上げれることができるアメリカの懐のひろさには驚く。後世に伝えるうえで、やっぱり大事。映画ファンとしては、K・ベーコンの見所が多くて嬉しいです。 【カワウソの聞耳】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-12-11 23:03:43) 4.《ネタバレ》 ボストンを舞台にした犯罪・アクション系映画になると、主役キャラが警官ならマーク・ウォールバーグを主演に据えることはハリウッドの最近のお約束事みたいな感じですね。この実録映画で彼が演じるキャラは架空の存在キャラみたいですが、いつものウォールバーグとは違ってすぐに頭に血が昇るタイプではなく自省的で割と落ち着いた男のように見受けました。そうなると、「この役はマーク・ウォールバーグじゃなくても良くね?」、ということになる気がします。俳優も、一度染みついた悪い(?)イメージは払拭するのはなかなか大変です(笑)。 つい最近のことの様な気がしてましたが、ボストン・マラソン爆弾事件は5年も前の事件だったんですね。この映画を観ての感想は、テロなどの犯罪に対するアメリカ人の立ち直りの早さは大したものだ、ということでした。これにはマスコミの対応も影響が大なのかもしれません。日本のマスコミ、とくに社名に「日」が入っているところはすぐに犯罪者側に同情する方向に誘導する記事を載せますからね。彼らは基本的に大衆を見下していますから、世論を善導してやるんだという意識が強いわけです。そしてテロや犯罪をタイムリーに映画化してしまうハリウッドの貪欲さには、毎度のことながら感心するしかないです。日本の場合は、震災の様な天災に関してはトライすることはありますが、犯罪事件などの人災については、映画化された事例はほぼ皆無ですからねえ。 映画の内容についてはかなりオーソドックスな撮り方だったかな、と思います。中では市警察はもちろんFBIですら実態をつかめていない風なワシントンから来た尋問チームが、なんか思わせぶりで不気味でした。実話なのかは不明ですが、犯人兄弟が9.11陰謀説を信じているところも印象に残りました。そして驚くことに、ボストン・マラソン爆弾事件を検索するとアメリカ政府の自作自演だという陰謀説がたくさんヒットすることです。もう狂っているとしか言いようがありません。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-06-09 23:17:17) 3.実際に起きた爆弾テロ事件を、丁寧に描いた作品..ただ、映画としての出来は イマイチ..主役は誰なのか、主眼は何なのか、ぼやけて何も伝わってこない..実話ものの難しいところではあるが、もっと上手い脚本、編集、演出で見せないと、ただ事実をなぞっただけの凡作になってしまっている..120分超えの時間を使ってこの内容は、頂けない..残念... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2018-01-22 21:33:37) 2.《ネタバレ》 爆破の瞬間やその後の惨状、犯人逮捕の際の銃撃戦などスポットでは目を引くような見せ場があった一方で、全体としては緊張感を維持できていなかったように思います。 その理由としては、群像劇として作られているものの、本筋とほぼ関係ないような人物の日常にまで触れてしまったことから、ドラマが散漫になっているという点が挙げられます。犯人に射殺されるMITの警備警官やカージャックに遭う中国人青年などは被害者A・被害者Bくらいに済ませても問題なかったし、犯人との銃撃戦を演じるウォータータウン署のドラマも不要だったと思います。そもそも、実在しないトミー・サンダースなる人物を作り上げて主人公にしたのは複数の警官をひとつにまとめるための方策だったのだから、そのトミー以外の警官のドラマを挿入することは重複でしかないと思うのですが。 一方で描写が足りていないのが犯人側であり、動機などがまるで整理されていません。兄と弟で足並みが揃っていない様からも、観客は二人の間のコミュニケーションへの関心をかなり掻き立てられるのですが、これに対するアンサーがないのだから余計なストレスになっています。さらには、兄・タメルランの妻・キャサリンなどは、白人であるにも関わらず全身イスラムの装束を身にまとい、捜査当局からの取調べにもたった一人で抵抗するほどの気骨を見せており、この人で映画一本撮った方がよほど面白いのではないかと思ったのですが、彼女への深彫りもなし。こんなことならば犯人側の描写をバッサリと切り捨て、捜査線上に上がってくるまでは観客に対しても謎の人物・団体としておく方が良かったのではないでしょうか。 また、全体として感傷的すぎるという点も、かえってドラマのテンションを下げる方向に作用しています。卑劣なテロリストに勇気を持って立ち向かうボストンという主張が本編中何度も何度もなされるものだから、正直途中から「はいはい、ボストンは素晴らしい街だね。アメリカは素晴らしい国だね」と投げやりな感情が芽生えてしまいました。頭から尻尾の先まで被害者感情で満たされていることから第三者の感情移入を受け付けづらい映画となっていますが、もっと客観的な姿勢に寄っていればより多くの観客を取り込める作品になっただろうと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(吹替)] 5点(2018-01-05 20:17:34)(良:1票) 1.《ネタバレ》 「バーニングオーシャン」と同じ監督同じ俳優同じ実話。だからなのか、全体的な安定感はある。安定感はあるが、結局はそこ止まり。それ以上でも以下でもない。色々な立場の人間をほぼ同時進行で見せていくので、前半は頭の中を整理していくのに疲れる。「バーニング」同様にこの監督さんは、あまり群像劇が上手でないようだ。どうして作り続けるのか不思議でならない。後半の町中での銃撃戦&爆弾はさすがにお手の物なのか、ここだけは本領発揮である。実話やテーマ性の深いものよりも、「バトルシップ」のような徹底した娯楽作品の方が向いてるんじゃないのかな? あと実話だとどうしても最後にご本人が登場するが、あれをやられると「映画」から急に「報道」に変わってしまい、なんかモヤモヤする。あえて登場させないという”こだわり”は、やはり難しいんだろうか・・・。「映画」を「映画」のまま、観終わりたいものだ。 【Dream kerokero】さん [DVD(字幕)] 5点(2017-12-05 05:54:57)
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