みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
3.《ネタバレ》 お調子者の目立ちたがり屋でとにかく今が楽しければいいという、今時の若者コンビ、ショーンとイーサン。再生回数を稼ぎたいあまり人に迷惑かけたり嫌がらせしたりする動画を面白おかしく撮ってそれをネットで公開する彼らは、いわゆる〝迷惑系ユーチューバー〟だ。今回彼らが目を付けたのは、向かいの家に独りで暮らす偏屈なお爺さん。町の噂によると、酒を飲んで暴力を振るい奥さんに捨てられたんだとか。しかも犬の散歩をしている人やゴミ出ししている近所の奥さんにことあるごとに暴言を吐いたりと、もはや町の厄介者扱い。こいつになら何をしても大丈夫――。そう確信した彼らは、爺さんが買い物に出ている間に家中にカメラを取り付け、様々ないたずらを仕掛けてはそのリアクションに大笑いするのだった。だが、しばらく見てゆくうちに彼らは言いようのない違和感を覚え始める。急にバッドを持って暴れだしたり、何もないはずの地下室に何時間も閉じこもっていたり……。もしかしてこの爺さんはとんでもないサイコ野郎なんじゃないのか。少しでもフォロワー数を稼ぎたい彼らは、格好のネタに徐々に暴走してゆくのだった。今時の迷惑系ユーチューバーと孤独な老人とのそんな息詰まるような駆け引きをスリリングに描いたスリラー。というお話を聞いて、まず真っ先に思い浮かべるのは、同じくワンアイデアのみで撮られたものの、そのエッジの効いた描写でスマッシュヒットを飛ばした『ドントブリーズ』でしょう。ここで思いっ切りネタバレすると、観客にそう思わせといて、最後の最後にそれを根底からひっくり返すあのオチは確かに秀逸。伏線の張り方も巧いし、裁判のシーンを差し挟むことで観客にミスリードを誘う見せ方もいい。まあそのオチありきの映画なので、問題となるのはそこまでの過程。正直、それが僕にはちょっと微妙に感じてしまいました。主人公の青年とこの爺さんとのやり取りが最後まで地味で一向に盛り上がらない。ここらへん、もっと面白く出来たんじゃないでしょうか。また、奥さんとの過去を描く回想シーンが随所に差し挟まれるのも、この爺さんの得体のしれない不気味な感じを半減させてしまっている。スリラーとして、これでは勿体ないと言わざるをえません。アイデア自体は秀逸だっただけに、何とも惜しい作品でございました。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2022-02-02 05:01:43) 2.《ネタバレ》 若者の動画配信者のやりすぎ行為に辟易してるのは日本だけじゃないんだな、という事がよくわかる映画。 「何かありそうにずーっと煽っておいて、実際は何もない」映画で、実は真逆のとても暖かい面のある映画なわけですが…日本では劇場公開されず海外での評価も微妙。 その理由を考えるに、この映画をわざわざ選んで観ようとした人の多くはその方向性を望んでないからだと思うんですよ。 「あ、そういう事なのね」と思っても肩透かし感がハンパない上に動画配信馬鹿への不満は残るのでスッキリもしない。 カタルシスがないんです、この映画。 せめて最後にあいつがひどい死に方でもしてくれればいいんですけどね… 怖くもなければスッキリもしない。ただただ溜まるフラストレーション。…どうしてくれるこの気持ち? いやほんとに、ラストでフラッシュあびてなんか喜んでるアホがドカンと死んだりしてくれればもっとスッキリするんでしょうけど…このラストじゃね。可哀そうな老人がただ死に損なだけじゃないですか…いい点つけられないっすよ。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-10-25 04:34:09) 1.《ネタバレ》 迷惑系ユーチューバーが故意ではないにしても、人を殺すという話。 ユーチューバーを目指す人には見てほしい内容だ。 全体的に悪くはないのだが、途中でオチが読めてしまったことと、主人公があまりにもイラつく性格というところで、 私的には5点という感じでした。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-07-15 15:35:02)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS