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【クチコミ・感想(5点検索)】
2.《ネタバレ》 カンヌ最高賞は時代を反映させたものが多い。この映画も例に漏れず、学生運動ものである。カラーとモノクロが交互に入り乱れ、やがて現実と空想(if)の区別が曖昧になっていく。普通なら「厳格な全寮制の学校が嫌なら中退しろ」というのは己を犠牲にしてまで空気を重んじる日本の農奴根性だが、閉塞感を撃ち抜くために変えていこうとする意識が明確なのが欧米らしい。だからこそ映画では学長を射殺して撃ち合いになる冗談みたいな終わり方になる。マルコム・マクダウェルのあのエキセントリックな表情が『時計じかけ~』のアレックスに繋がるかと思うと興味深い。 【Cinecdocke】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2017-07-03 20:13:11)
1.《ネタバレ》 「造反有利、毛沢東万歳!」の嵐が全世界で吹きまくり団塊世代が暴れまくっていた時代ですから、こういう若造の反乱は当時としては“直球ど真ん中”のテーマだったんでしょうね。英国のエリート養成機関でもあるパブリック・スクールの坊ちゃんたちまでもがついに…、というプロットですが登場人物たちの人物描写が妙に浅いので、彼らの怒り(らしきもの)が全然響いてこないのは困ったものです。『時計じかけのオレンジ』のアレックスを十分の一に薄めた様なマルコム・マクドウェルのキャラはいかにも物足りない(もっともアレックスのリハーサルみたいな経験だったかもしれませんが)。この監督、『オー!ラッキーマン』は三時間超える上映時間ですから、ほんとはこの映画も長かったのをプロデューサーあたりが勝手に30分くらいカットしたのかもしれませんね。ですけど、モノクロとカラーの使い分けやシュールな演出も交えるなど、英国フリーシネマの掉尾を飾るに相応しい映像に満ちているのも確かです。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2011-11-01 23:12:51)
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
17人 |
平均点数 |
6.00点 |
0 | 2 | 11.76% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 5.88% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 2 | 11.76% |
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5 | 2 | 11.76% |
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6 | 1 | 5.88% |
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7 | 2 | 11.76% |
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8 | 3 | 17.65% |
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9 | 2 | 11.76% |
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10 | 2 | 11.76% |
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【その他点数情報】
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