みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
4.なんか違う。私が見たかったのは強いワンダーウーマンで、こんなのではない。これじゃ一昔前のヒロインだ。それに私が知ってる80年代ともちょっと違う。すごく楽しみにしていたのに、今回のワンダーウーマンはなんか違う。 【木村一号】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-05-02 21:03:49)(良:1票) 3.《ネタバレ》 ●どんな願いでも叶うということだけれども、世界には色んな考えを持った人たちがいて、世界が滅べばいいとか神になりたいとか、逆に、世界中から争いが消えて欲しいていう願いだってあるはず。でもこの映画は、願い=邪悪なものとしてしまっている。まあね、願いが叶うなんてトンデモな設定にしちゃってるから色んな矛盾は生まれちゃいますよ。それにそんなトンデモな設定の割にはそこまでスケール感もなく、最後も壮絶なバトルの末っていう終わり方じゃないから、なんだかな~な感じを拭えなかったです。大風呂敷広げといてっていうやつです。もっとワンダーウーマンが大暴れしてカタルシスを味わいたかった~。これが本音ですかね。大体あれだけ世界中がひっちゃかめっちゃかになったていうのに、あっという間に何事もなかった世界になっちゃうし、それに一番の張本人はどうなったんだよー!曖昧すぎでしょ。あとね、生き返ったスティーブですが、いくらなんでもそんな大昔の人間でもあるまいし、80年代に驚きすぎでしょ。そこそこの近代文明社会で生きてた人間ですよ。地下鉄見たってへぇ~大したもんだ、くらいでしょ。てかゴミ箱くらいに感動すっかよ!(笑)それとそれと、バーバラはダイアナがワンダーウーマンだって知ってたのかい?だってさ、ワンダーウーマンと対峙しても当たり前のような素振りでさ、驚きもなかったから。なんかその辺も気になって仕方がなかったです。でこれが一番納得いかなっかたとこですが、なんであの超格好良いテーマ曲をオリジナルで流さんのよ!あの曲と「ワンダーウーマン」はもはや一心同体なんだからな。エンディグの曲なんてもう思い出せません。頼むよ監督さん!5点はあげすぎかって思ったけど、まぁ問題提起にしているテーマそのものは良かったのでこの点数にしました。あしからず。 【Dream kerokero】さん [映画館(字幕)] 5点(2020-12-31 17:19:06)(良:1票) 2.《ネタバレ》 映画中に表示される原題は『WW84』。ワンダーウーマンと世界大戦(ワールドウォー)のダブルミーニングになってるのね。ひとりの男の欲望が世界中の人間の欲望となって、それぞれのエゴが戦争の危機にまで至る、そんなお話し。そのエゴは主役のワンダーウーマンことダイアナにまで及んで。 ただ、その大風呂敷に至るまでの流れは決して簡単に納得できるものではないし、映画としてのカタチはなんだか曖昧で雑だわ。 そもそもキーとなる石が魔法のアイテムなわけで、魔法が元になって話が進行する時点でヒーローものとしての明快さや気持ち良さがスポイルされるのよね。魔法を前提としちゃうとパワーによる戦いじゃなくて、いかに魔法を無効化するかってハナシになるワケで、『アベンジャーズ』の完結編もそうだったけど、それってヒーローものじゃなくてファンタジーの役目よねぇ、って思っちゃう。 男の目的だって借金からの脱出→金持ち→支配者→破壊神みたいになっていっちゃうのだけど、その変遷に流れを感じられない、なんでそうなっていっちゃうのよ?ってカンジなのよね。それはダイアナになりたかったバーバラの変化も一緒ね。 映画を見ていて思い出す映画は色々。愛の代わりに力を失うのは『スーパーマンII』だし、願いを叶える石を巡る話は『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』。この映画は『魔宮の伝説』が公開された年が舞台となっているので(描かれている日は日本公開日にとても近いわ)、そこに意味があるのかな?と思ったけれど、そーんなでもない?かな? カーチェイスシーンはどちらかというと『失われたアーク』の方ね。バーバラの変化は『バットマン・リターンズ』のキャットウーマンね。願いの叶う石は『アラジン』の魔法のランプで男はジャファーみたい。 冒頭の方でバーバラがアタッシュケースから書類をばら撒いてしまうのだけど、かき集めた後、カットによってアタッシュケースから書類がはみ出してたり、はみ出してなかったり、雑なのね。 あの男は息子には謝ったけれど、じゃあ世界と男とはどうなったのかしら? バーバラはどうなったのかしら? あんな一大事になったのに完全にスルーよね。 84年当時、渋谷のハチ公前にQ-FRONTは存在してないし。1シーンしかない渋谷の時代考証なんてわざわざしないわよ、みたいな? その雑さが全編を支配してるような映画。 ダイアナのラブストーリーは切なかったし、本編後のシーンには「わーっ!」てなったわ。アレは古い古いワンダーウーマンファンならば、ね。でも、テーマやメッセージを含めて、そういう部分的な良さはあっても、だから細かいところには目をつぶってよし!ってホドには良くデキた映画には思えなかったのよね。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 5点(2020-12-20 11:37:20)(良:2票) 1.《ネタバレ》 代償と引き換えにどんな願いも叶える石ドリーム・ストーン。その力を用いて世界を牛耳ろうとするマックスとダイアナに憧れる引っ込み思案な新任学芸員バーバラは面白く出来そうな要素があるのに中途半端な扱いのまま終わった感じ。「ダイアナになりたい」と願ったのに最後チーターになってるのもよく分からなかったが、石の裏にいる邪悪な神とでも対決するのかと思えばそんなコトも無く、悪役だけどそこまで悪くなく二人が相手では盛り上がりに欠けた。舞台が1984年でしたがスーパーマンⅢ(1983年)のようなどこかのんびりした雰囲気を感じる緩さがあり、願いの代償で弱体化するモノの悲壮感もない。少しの間でも願いが叶い、平和な時代で愛を確かめ合う二人の姿は良かったけども、その代償の重さを知らしめるためだけに復活させられたようなスティーブは不憫な役回りだった気がする。最後は世界中の人々へのダイアナの呼びかけにより収束しますけど、伝説の戦士アステリアが着ていたというゴールドアーマーも装着シーンがないしアクションに面白みもないのでグッとくるコトも無く盛り上がらなかったな。ヒーロー映画というか最後の訴えかけがテーマなんだろうけど、このご時世なのでスカッと爽快なのが観たかったな。 『バットマンvsスーパーマン』でバットマンの大ピンチに颯爽と登場し全て持って行ったワンダーウーマン。その時に流れたテーマ曲も今作は低音がキツすぎてカッコ良くなかったな。まあ相変わらず登場すると場が華やぐガル・ガドットの魅力だけで成り立っている映画になってますね。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 5点(2020-12-18 21:44:59)(良:2票)
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