みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
25.《ネタバレ》 往年の名女優のインタビューに来たはずが、その女優の作品世界の中に取り込まれてしまう。実は物語としては冒頭のその部分で終わっている(あとは、そのレールの上を走っているだけだから)。しかし、思考先行の制作スタンスとはいえ、その思考をぶれずに最後まで突っ走らせて完結させた態度は、やはり潔いと思う。一つの想いだけで行動し続ける主人公もなかなかだが、狂言回しの社長とカメラマンに余計なことをさせず、ただ女優についていかせているだけというのが良い。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-08-16 23:52:29) 24.様々な作品へのオマージュを用いつつ、ある時代の一瞬を捉えて永遠に残る映画と、時代と共に老いては入れ替わる生身の女優世界とをシンクロさせることにより、記録と記憶との関係性を表現しているのだと思うが、ゴチャゴチャ言わずに雰囲気とか感覚で見るべき作品なのかもしれない。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2022-08-08 12:11:24) 23.私にはどこをどう楽しめばいいのかわかりませんでした。 【へまち】さん [DVD(邦画)] 5点(2022-08-07 21:18:01) 22.《ネタバレ》 エディティングの技法が素晴らしいのは間違いないけど、その一本槍では見続けるのはしんどい。もう少し内容があればという映画だった。 【なす】さん [インターネット(邦画)] 5点(2020-11-22 09:58:35) 21.《ネタバレ》 ある女優が演じた映画的視覚記号の永続性を映画愛に絡めているようです。それは分かります。私にも永遠のヒロインはいます。「千年」は女優が演じた舞台の時代の変遷。普通の人生はいいところ100年ですけど、大昔から未来まで、様々な役柄を演じることでそれぞれの時代の空気と人生を疑似体験できる職業の素晴らしさにも触れています。経済社会の流れに乗らずに「役者」を続けている方はそんな魅力から離れられないのだと思います。 で、本作の評価ですがさほど面白くなかったです。女優が演じた時代によって目先の見え方は変わりますけど、やっていることはどの時代でもさほど変わらず。それに単調を覚えて少し眠くなりました。映画のテーマがメッセージとして強く響いて来なかった。映画人が映画愛を語る映画としては、私はイケてない方に分類しました。 「追いかけている自分が好き」は印象に残る台詞でした。ストーカーの話じゃないことは容易に想像がつきます。女優業に限らずですが、生涯を通して追いかけるものがある人生って憧れます。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-05-14 00:35:48) 20.《ネタバレ》 劇中、何度も出てくる蓮の花(Lotsu)などのメタファ等からも明らかなように、この映画は、女優というものは様々な役柄を演じる事により過去現在未来1000年の間を輪廻転生を繰り返していく…という事を描いた映画なんだというのはわかります。 (多分、この想像は正しいはず) そして、その推測が正しいならば、この映画はそれをきちんと描けているとは思います。 一時代を描いた銀幕の大女優の半生をその熱烈なフアンの目を通して描くという点では成功していると思うのです。 しかし、それを理解した上であえて言うなら「それがどうした」と。 ぶっちゃけ、この空想上の女優についてこっちは何も知らないわけで(そりゃ存在しない人だから知らなくて当然なんですが)、その半生、女優としての宿命を映画としての面白さを交えて語られても、こちらとしてはそもそも興味がもてない事について延々と見せられているだけ。 映画で語られる内容そのものに全く興味がもてない以上「だからどうしたの?」という感想しか僕としては持てないのです。 【あばれて万歳】さん [DVD(邦画)] 5点(2016-12-27 20:59:33)(良:2票) 19.正直言って自分にはわけがわからない部分が多々あります。しかし、何か惹き付ける魅力があるのも確か。オチとなる最後のセリフにはハッとさせられました。最後の最後に種明かしをしてもらった気分です。 【もんでんどん】さん [インターネット(字幕)] 5点(2014-09-04 00:45:44) 18.一人の人物を年齢に応じて3人で演じたり、回想の中に自分の出演作品を折り込んだ上で聞き手までその中に入っていくなどの荒唐無稽さもあって、面白いと思います。但し、ラストが全てを台無しにしてしまったとあたしは思うんだよね。あの台詞以外のものが無かったのか?と思ってしまいます。 【奥州亭三景】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-05-22 18:11:59) 17.ビジュアルはいつもすごいなぁ。あれほど頻繁に切り替わる場面、しかも時代が全く異なる場面のつなぎがめちゃくちゃ上手い。浮世絵風の書き割りのような中を駆け抜けながら、一気に幕末から明治初期(?)まで移動するシーンが一番秀逸。しかし、あの老婆が千代子の「もう一人の自分」だということや、結局鍵の君には会えないであろうこと、ぶつかって恋が始まるとか、妙にコケるとか、走る列車に追いすがるとか、脚本がベタすぎて、それ故につまらない。意味ありげな家政婦も使えていないし(てっきり年上女優のエイコと絡んでくるのかと思ったけど)、もっとうまく話を運べそうだったけど、結局あのラストに持って行くのならば、もっと人物の内面を描かなければならない。全体を通して千代子がただ無鉄砲に恋人を追いかけるだけなので、そこに女優魂とか彼女の内面が全く描かれていない。だから「恋人を追いかけるという役を演じている女優のような自分」を肯定するあの台詞がちぐはぐになってしまうのだ。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-10-16 09:12:05) 16.ダイナミックな発想で、場面がコロコロ変わるんだが、ストーリーが全く面白くない。今さんは映像の見せ方など、演出力は良いのに、脚本はいつもイマイチな気がする。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-09-05 17:03:12) 15.回想と現実、そして回想の中の映画と現実が交錯、あるいは同居しながら展開してゆく構成が面白い。これが実写映画だったらどんなに驚いたか。この作品はたしかにビジュアル的には最先端なのだろうが、アニメーションであることの優位性を見出していない。この後に作られた『東京ゴッドファーザーズ』もどちらかというと実写映画っぽい描写にあふれていたのだが、あの映画には「突風」というアニメーションでしか作り得ないシーンが最も重要なところで登場している。今回はそういったアニメーションの優位性をあえて封印した実験作だったとしても、その挑戦する気持ち以外は評価しかねる。せっかく持っているスペシウム光線を封印して背負い投げで怪獣をやっつけたって面白くもなんともない。話は大きく飛んで、最後のセリフがクローズアップされる理由がイマイチわからんのだが、あそこで自分を肯定して終わるのはすごく真っ当だと思うのだが・・。不満を言うならそれを「セリフ」でやったってことだ。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-12-01 15:04:55) 14.最後の一言…気に入らないなぁ。女優の自分勝手に振り回されたって感じです。目まぐるしく変わる映像の繋ぎは違和感が無く、けっこう良かったです。 【真尋】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-11-24 01:36:47) 13.《ネタバレ》 う~ん、ちょっと少女マンガっぽくないかな~、通りすがりみたいな男にあそこまで拘るのがまず理解出来ないし・・・まあ主人公が最期に言う台詞がこの物語の全てなんだろうけどね。個人的に今敏監督の才能はスゴイと思っているけど、この作品はコメディとしてもシリアスとしても中途半端だったような感じがしました。 【眼力王】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-04-05 23:58:13) 12.絵、ストーリー、演出、みんないいと思うんだけど何かピンとこなかったな~。 【泉州 力】さん 5点(2004-07-29 15:11:22) 11.箇条書きで述べてみます・絵が綺麗だ~動く錦絵だよ。それっぽいシーンもあったし・なんだか「めぐりあう時間たち」を連想しちゃいました。・ここまでくると女は怖いね。・タイトルって「1000年女王」に掛けてるんだよね?・とりあえず結婚後の千代子がタイプです。女学生の時も捨てがたいけど。・いろいろ凝っているけど全体的に「お約束」って匂いがぷんぷんするのでこの点数です。 【たろさ】さん [映画館(字幕)] 5点(2004-04-18 00:08:46) 10.アニメならではの作品ではないかと。最後ちょっとうるっと来て、泣きそうだったのに、やっぱりあの台詞で「結局そうなんかい!」と現実に引きずり戻されてしまった感じ……残念…… 【どるふぃん】さん 5点(2004-04-06 00:05:17) 9.宇宙(近未来)から江戸時代までを描けるのはアニメならではの特権。アニメ以外だと莫大な予算がかかってしまう為、映画化不可能といってもよいと思う。この映画はそんなアニメだからできることのオンパレード。見ていて気持ちよかったが、構成がややこしい。ラストの台詞でそれまでの80分の感想が覆された。正直無かったほうがよいと思う。 【もちもちば】さん 5点(2004-03-15 23:45:18) 8.呆けた婆さんのホラ話と言うよりも、狂信的ファンの妄想って感じ。「PERFECT BLUE」同様、究極のナルシシズムをテーマに据えて、虚実の織り交じったストーリー展開でそこそこ観せては貰えますが、本作には物語では補いきれない致命的欠陥がある。それは女優・千代子自身に全く魅力が無いということ。人物設定、キャラクター・デザイン、声優、劇中劇の中の役、どれを採っても全年代全く魅力が無い。「PERFECT~」と違い、本来ならこの映画はストーリー以前に、千代子の魅力だけで観せきるべき脚本の筈。従って、これは演出の失敗です。ということで、残念ながら5点献上。 【sayzin】さん 5点(2003-12-29 21:55:21) 7.最後の千代子の台詞は、不要でした。主題が主人公の口から明示的に提供されるとしらけてしまいます。中世から現代までの日本の歴史を変わった切り口で駆け抜けていくという発想は良いのですが、肝心のメインテーマが弱いですね。 【USS_Barcelona】さん 5点(2003-12-07 02:58:57) 6.アニメの技術的なことを言えば、間違いなく最高レベル..でも、ストーリー、演出が凝っているわりには全然面白くない!あ~もったいない... 【コナンが一番】さん 5点(2003-11-27 17:23:50)
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