みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
5.Japan SocietyにてのKON ICHIKAWA RESTORATIONS、3本中2本目。 幸田文の作品は読んだことがない。しかしながら映画化されたものとして成瀬巳喜男監督作品「流れる」(1956) が燦然と記憶の星の中に輝いている。あいにく鑑賞中にはどの作品だったかまではもつれた記憶の糸をほぐしきれなかったのであるが、本作の扱うテーマなどと比較するとなるほどの類似性で、人の内面をえぐるようなセリフ回しの数々が次々と溢れ出てくる。うーん、これまた原作か…。 田中絹代の憎まれ役というのは本来珍しい訳なのだが、自分にとってはもうそうでもなくなってきてしまっていることを改めて認識した。元となる既鑑賞作品は「春琴抄 お琴と佐助」(1935) だったり、「女優須磨子の恋」(1947) だったり、「夜の女たち」(1948) であったりするだろうか、どれも本作の頃よりは随分と若いころではあるけれど。 森雅之の老け役はまだ見慣れない。どうも本作が自分の既鑑賞群の中では再後年の作品らしく、自分の印象の大半を占める「雨月物語」(1953) 、「白痴 」(1951) 、「浮雲」(1955) 、「楊貴妃 」(1955) といった年代からは5〜10年の歳月が過ぎていることになる。ただだいぶん焦らしてからの第一声は十分聴き応えがあり「やっぱり森雅之だ。」と安心できた次第。 若かりし頃の岸恵子と初めて遭遇したのは小津作品「早春」(1956) であったが、今年に入って鑑賞した小林正樹監督作品「からみ合い」が1962年の作品で本作はその間に落ちる。実年齢と比べると本作撮影時は20代の後半で女学生役に挑戦してたこととなり若干無理があったかもしれないが、和装の似合い度も手伝って大正期の女学生の雰囲気は十分に出てたかと。ちなみにその先の印象といえば「男はつらいよ 私の寅さん」(1973) 、「細雪」(1983) とぽんぽーんと飛ぶこともあり、やっぱりこの60年前後が彼女の魅力が満開だったのかなと感じはするものの、結論は当たり役「君の名は」(1953) を観てから述べることとしましょうか。 【kei】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-10-20 12:26:20) 4.病に伏せている川口浩の演技、あれはあかん。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-10-13 14:33:08) 3.岸恵子が本当に綺麗だと思った。演じた姉も優しくて健気で頼りになるようなならないような人物で魅力があった。弟との仲の良さも確かに感じます。ただそんな姉のがいるからこそ弟は馬鹿なことばかりするのかなと。映画全体としては、面白い割にそれほど胸を打つようなところはなかったように思いました。姉弟の話より継母の方が面白そうな存在でした。 【さわき】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-07-22 01:15:17) 2.《ネタバレ》 岸恵子は、芯の強さや細やかな愛情を頑張って表現していると思うのだが、全体の筋が何とも後ろ向きで暗すぎる。それならそれで現実の生活の厳しさを実感させる方向でまとめればよいと思うのだが、その辺も中途半端。結局、病気の部分のファクターによりかかってしまっている。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-06-25 02:34:45) 1.《ネタバレ》 芥川の音楽と川口の演技が、台無しにしている。 28歳の岸が、10代を演じているのも厳しいなあ。 【みんな嫌い】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-09-16 18:49:47)
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