みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
9.《ネタバレ》 ちょっと一見すると三船さんとは分からない老人役を演じていて、何か少し違う雰囲気。原水爆の恐怖を描いているが、少し一方通行な主義主張が押し気味で独特。どうしてブラジル?とやっぱり疑問は残る。何かとても割り切ってつくられたような作品でしたね。最後のシーンも何かとても印象的でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-06-11 10:19:42) 8.《ネタバレ》 面白いか、と問われると面白くはない、じゃあ駄作か?と問われるとそんなことはない。 なにか見終わった後にこの作品について考えさせられて、じゃあそれってやっぱり良い作品なんじゃないか、というとよくわからない。 信念を持ってとった行動も、アングルを変えて見るとただの迷惑行為であるという、価値観のすれ違い。 その辺の描き方は見事だなと思いますけど、あまりにも三船が1人過ぎたのかも。 観たのは結構前ですが未だにこの作品のことを考えています。 【大経師】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-10-18 14:48:39) 7.米ソ冷戦の時代、両国は広島長崎の数十倍から数百倍の威力をもつ原水爆実験を競い合うように行った。それはもはや地球の全都市を破壊してしまうほどのものであり、死の灰とか黒い雨など放射能汚染の恐怖もさかんに論じられていた。だからこういう映画ができても当然なのだが、いかんせんこの映画ではエゴと狂人に焦点が当てられ、社会派映画にはどうもという感じに思える。三船敏郎の老け役には驚くばかりだが・・・。ところで何でブラジルが安全という理由はないだろう。当時はブラジル移民の数が多かったし、単に新天地開拓と結びつけただけではなかろうか。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-07-16 17:21:01) 6.《ネタバレ》 今時分に観ると当時の生活模様が観れて新鮮だった。エアコン、クーラーなんて物は無かった。テーマは原水爆に脅かされ続けて逝くだろう人類の今。キャラの設定等がいかにもありそうな風で面白い。しかし原水爆自体が現代では珍しくもなく、事態がより深刻かつ複雑で当たり前になってしまっているからか、老人の不安をリアリティーとして感じ取る事ができなかった。戦後のテーマではあると思う。 【warrabit】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2011-01-07 13:40:23) 5.《ネタバレ》 本作の前年の第五福竜丸の被爆以降、国内では反核キャンペーンが盛り上がったらしい。映画で最も協力した作品は「ゴジラ」だけど、本作もその気運に連なる作品なのでしょう。原水爆の恐怖に怯える男を、三船が老け役で演じる。その老け演技がなかなか見事です。一族の無事を願ってブラジルへ移住しようとする男と家族の対立がメインストーリー。第五福竜丸の被爆も米国科学者の計算値を越える範囲に死の灰が降ったことが原因だったので、この男の主張をバカバカしいと軽く一蹴できない世相が当時にはあったはず。そんな漠然とした不安を衝くシナリオは、鑑賞者には刺さっただろうと想像する。この男はブラジルへの移住を計画する前には青森あたりに核シェルターも建造していて、テーマや設定を見廻すと、これは黒澤作品唯一のSF映画と言えるのではないかと思います。黒澤らしい力強い映像と割り切れない終わり方の組み合わせは新鮮でもある。前年に「ゴジラ」で水爆への恐怖を語った志村喬が同じような役目を担っていました。ちなみに、なぜブラジルへ行けば死の灰の恐怖から解放されるのかは説明されていません。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-01-02 21:49:43) 4.危機感がない僕らが異常なのか、危機感持ちすぎるじいさんが異常なのか、答えが出ません。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-03-04 23:41:49) 3.《ネタバレ》 戦後さほど経過していない製作時期等を考えると、一家の大黒柱が核や放射能被害に遭わないように家族ぐるみでブラジルに移住(多分日本の裏側に位置する国だからという意味だと思う)しようと言い出す明確な心情までは分かりませんが、戦争体験をして死と隣り合わせの部分までいくと、ひょっとしたらこういう風になってしまうのではないかなと考えさせられてしまいました(でも地球上どこでも100%安全な場所は無いと誰も家族が言わないのが不思議)。今の時代で言えば、あの国のミサイルに置き換えられると思います。しかしどんなテーマであれ、ある程度スッキリとした結末を見せてくれていた黒澤映画の中でも、後味の悪さはズバ抜けています。主の考えを阻止しようと準禁治産者の申し立てが通った事がきっかけで更に精神は病み、結局は自分の工場に火をつけ刑務所行きとは・・・。しかも彼は刑務所の中を地球以外の星だと思い込むなんて・・・。もしかしたら危険と隣り合わせの中で平気な顔して暮らしているこっちが普通ではないのかなと考えさせれてしまいました。凄く重いテーマなのに「三船先生が頭の中で移住した星は、こりん星?」とかネタを考えてしまった自分が情けないです・・・。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-08-16 17:01:45) 2.《ネタバレ》 人災をあれほどまでに気に病む老人に、最後まで違和感を拭いきれなかった。賛成派(?)の志村喬様も、あの後ブラジルへ移住したとは、とても思えず。 【水の上のハイウェイ】さん 5点(2003-08-12 18:49:47) 1.うーむ、あのじいさんにはどうも共感できん、、、。なぜブラジルが唯一安全なの? 【あろえりーな】さん 5点(2003-02-07 14:28:10)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS