みんなのシネマレビュー

怪獣総進撃

(ゴジラ電撃大作戦(東宝チャンピオンまつり版タイトル))
1968年【日】 上映時間:89分
SFシリーズもの特撮ものモンスター映画
[カイジュウソウシンゲキ]
新規登録(2004-01-09)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2024-06-25)【イニシャルK】さん


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監督本多猪四郎
キャスト久保明(男優)山辺克男
小林夕岐子(女優)真鍋杏子
田崎潤(男優)吉田博士
土屋嘉男(男優)大谷博士
佐原健二(男優)西川
田島義文(男優)杉山警備司令官
伊藤久哉(男優)多田参謀少佐
佐田豊(男優)巡査
沢村いき雄(男優)農夫
黒部進(男優)コントロールセンター所員
桐野洋雄(男優)国際警察の刑事
草川直也(男優)国際警察の刑事
伊吹徹(男優)コントロールセンター所員
岡部正(男優)
緒方燐作(男優)
当銀長太郎(男優)岡田
岡豊(男優)記者
鈴木和夫(男優)コントロールセンター所員
大川平八郎(男優)電子顕微鏡室の技師
西條康彦(男優)SYI3号の乗員
大前亘(男優)SYI3号の乗員
中島春雄(男優)統合防衛司令部将校
榊田敬二(男優)国連科学委員会技師
加藤茂雄(男優)
久野征四郎(男優)
池谷三郎(男優)福沢俊夫
千葉一郎(男優)
勝本圭一郎(男優)
吉頂寺晃(男優)
脚本本多猪四郎
馬淵薫
音楽伊福部昭
撮影完倉泰一
製作田中友幸
配給東宝
特撮有川貞昌(特技監督)
中野昭慶(特殊技術 助監督)
富岡素敬(特殊技術 撮影)
鶴見孝夫(特殊技術 撮影助手)
川北紘一(光学撮影)
円谷英二(特技監修)
向山宏(特殊技術 合成)
井上泰幸(特殊技術 美術)
美術北猛夫
編集藤井良平
録音下永尚(整音)
スーツアクター中島春雄ゴジラ
その他東京現像所(現像)
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【クチコミ・感想(5点検索)】

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6.《ネタバレ》 子どもだまし化が進んでいる時期の映画ではあるが、見ればそれなりに豪華で極端に退屈させられるものではない。題名が抽象的で無個性なのでいつまでたっても憶えられないが、改めて見れば終盤で、中継アナウンサーの言っていた「大怪獣のキラアク基地への総進撃」というのに由来していることがわかった。
内容としては前作と前々作を飛ばして「怪獣大戦争」(1965)の後を受けた形で、宇宙人の地球侵略に怪獣を絡ませた話になっている。敵の宇宙人は地球への移住を計画していたらしいが、本当に美女ばかりなら人類(男)の一部は歓迎する可能性もあり、これは人類(男)の弱いところを衝いてきたかと思ったら、その実体は台詞によれば「生きている金属」とのことだった。危うく騙されるところだった。
怪獣の出し方は「怪獣大戦争」どころでない超豪華ラインナップだったはずだが、ゴジラ以外はどうも地味な連中ばかりのようで、いざ決戦となっても案外貧弱な印象だった。それでも地球人のコントロールが効かなくなった後は、自分らの意思で宇宙人を攻撃するという主体性は見せていたようである。ちなみに地球怪獣が寄ってたかってキングギドラを叩きのめした場面は正直笑ってしまった(無慈悲に首を踏んづけたりしている)。これは悲惨だ(笑)。キングギドラが平べったくなってしまった。
なお大怪獣バランは貢献度ゼロだったが、カラーで見られるところに一応の意義があったと思うことにする。

登場人物に関しては、ヒロイン役の小林夕岐子さんは昭和特撮分野では美貌で知られた人である。予告篇では新人と書いてあり、最初に出た場面で明るい表情で話し始めたのは見慣れない感じだったが、しかしその後は宇宙人に操られて、結局はイメージ通りの冷たい美女になってしまっていた。せっかく新人なのでもう少し可愛らしいところが見たかったが、「お話を終いまで聞いたらどう?」という台詞は昔の(東京の)お母様のお小言のようで聞きほれてしまった。砂浜でも構わずヒールの高い靴のまま歩いているのが高踏的で超然とした印象を出している。
一方の主人公は体育会系の無鉄砲な男で、トラブルがあっても現場の工夫で何とかしてしまう行動力は結構だが、かよわい女性のピアスを「聲の形」(2016)のようにむしり取るのは乱暴で野蛮である。終盤で、敵の攻撃に出ていくこの男の名をヒロインが呼んで悲しげな表情だったのを見ると、将来この二人が一緒になっても苦労させられるだけと予感させるものがあったので、早目に別のに乗り換えた方がいい。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 5点(2018-11-20 19:37:48)

5.ゴジラに何度も踏みつけられて血を吐きながら悲鳴をあげるキングギドラ(左)のあの目が頭から離れない。酷すぎるよ… みぢこさん [DVD(邦画)] 5点(2013-03-05 12:20:01)

4.なんせ「ムーンライトSY3号」でしょ!!コレがカッコイイ!!久保明がカッコイイ!!音楽がカッコイイ!!それだけ。 ようすけさん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-10-19 01:03:50)

3.《ネタバレ》 キングギドラを初めて見た映画。当時はまだ怪獣大好きな子供で宇宙人の「キングギドラは宇宙の怪獣です。地球の怪獣では歯が立ちません。」というセリフを本気にしていてキングギドラが勝つのだと思って見てたら、キングギドラは一瞬にしてボコボコに。子供心に「ウソつくんじゃねーよ。」と思った。まあ、キングギドラは好きだけどね。 イニシャルKさん [ビデオ(邦画)] 5点(2005-03-04 23:40:43)(笑:1票)

2.《ネタバレ》 子供の頃は怪獣がいっぱい出てくるってだけで喜んで見ていた。30過ぎて子を持つ親の立場になっても、「ゴジラ×メカゴジラ」(2002)より「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ東京SOS」(
2003)の方がモスラが出ている分、何か得した気分になって見ているオレはアホだ。しかし、さすがにこの作品は皆さんが仰るとおり「出しゃ~いーってもんじゃないよ」といった感じですね。バランなんか何処か活躍してるとこありましたっけ?しかもキラアク星人のセリフ「キングギドラは宇宙怪獣です。地球の怪獣たちが束になってかかろうと勝ち目はありません」(うろ覚え)って言ってますけど、全シリーズ見ているおいらには説得力無いんだよね。しかも地球怪獣連合に袋叩きになったあげく、とどめをミニラに刺されちゃって。シリーズココまで重ねておいて、ギドラ一匹にみんなの相手させるなんてちょっと可愛そうだよ。 カズゥー柔術さん 5点(2004-12-06 14:29:09)

1.《ネタバレ》 いくらゴジラ映画が完全にお子様向けにシフトしたとは言え、やっぱりなぁ…「怪獣ランド」はナイだろう、「怪獣ランド」は。動物園?Zoo?怪獣の尊厳に関わる根本的な致命傷と呼ばせて頂こう。深読み好きなマニアなら「ジュラシック・パーク」の先を行く斬新な発想!とか持ち上げるかもしれないがw。総進撃とタイトルは勇ましいが、大半の怪獣が何ら活躍もせず単なるエキストラ出演なので看板に偽り!とまでは言わないが失望感は否めない。キングギドラ一匹を集団でボコボコにリンチしまくるのも教育上よろしくない。アレじゃ単なる「いじめ」だ。本作の目玉ともいうべき新兵器ムーンライトSY-3もダサっ!の一語だし…。ただ、オープニングを飾る伊福部昭の「怪獣総進撃」マーチ(だけ)は勇壮で実に秀逸。この主題曲に…5点。 へちょちょさん 5点(2004-04-15 02:56:35)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 4.58点
013.85% line
100.00% line
227.69% line
3519.23% line
4519.23% line
5623.08% line
6311.54% line
713.85% line
827.69% line
913.85% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.85点 Review7人
2 ストーリー評価 4.28点 Review7人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review7人
4 音楽評価 9.00点 Review7人
5 感泣評価 5.83点 Review6人

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