|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(5点検索)】
2.《ネタバレ》 サラリーマンの夫のために「めし」をつくる主婦業に嫌気がさして、実家に帰って、数日間、ごろごろして、頭が冷やされてきたところに、夫が迎えに来て、元の鞘に収まるという、まあ、言ってしまえば、たわいもない日常話です。日本でテレビ放送が始まる1953年より前のことですから、その後テレビでやるようなホームドラマの需要を映画が担っていたんでしょうね。原作ありのホームドラマという時点で、監督の作家性が出にくいのだと思いますが、質素なサラリーマン夫婦を上原謙と原節子という必ずしも役に似つかわしくない映画スターに演じさせているところも、配役が先にありきの印象を持ってしまい、監督の作家性が今ひとつ見えて来ないところですね。ただ、作家性が表に出てこない分、時代の要求に忠実につくられているように感じられ、時代の記録として、貴重なものになっているような気がします。その反面、非常に古臭さばかりが目立って、時代を超えた何かが感じられないってことでもあるんですけどね。ここからは余談です。本作は大阪が舞台になっているのですが、この時代に、すでに、くいだおれ人形があったのですね。そういうことがわかるだけでも、なかなか貴重です。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 5点(2024-09-09 18:32:40)
1.エンディングで原節子のモノローグが定義する女(=主婦)の幸せに、現代の女性たちのどれほどが素直に頷くかは甚だ疑問だけど、形態だけを見ると主婦のポジションの本質はあまり変わっていないのだと思います。正直に言うと、普通に始まって、ゆるい夫婦喧嘩とゆるい家出をして、さしたる理由も無く元の鞘に納まっただけの印象で、それ以上のものを感じなかった。原節子の容姿が全く自分のタイプじゃないからだと思う。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-03-01 22:25:27)(良:1票)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
30人 |
平均点数 |
7.17点 |
0 | 0 | 0.00% |
 |
1 | 0 | 0.00% |
 |
2 | 0 | 0.00% |
 |
3 | 0 | 0.00% |
 |
4 | 2 | 6.67% |
 |
5 | 2 | 6.67% |
 |
6 | 5 | 16.67% |
 |
7 | 7 | 23.33% |
 |
8 | 8 | 26.67% |
 |
9 | 6 | 20.00% |
 |
10 | 0 | 0.00% |
 |
|
|