みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
2.《ネタバレ》 フル3DCGによるドラえもん映画第2作。前作はテレビアニメシリーズや原作の短編エピソードで構成されていたが、それに対し今回は「おばあちゃんの思い出」に前作でやった「のび太の結婚前夜」の後日談をオリジナルエピソードとして絡めて脚色した一本の長編ストーリーになっていて、よくここまで話を広げられたなと思うものの、その脚色がうまく溶け込んでいて違和感はなくよくまとまっている。とはいえ、(監督二人も言っているように。)やはり前作の予想外のヒットを受けて作られた続編ということで、かつ、「のび太の結婚前夜」の続きでもあるので、先週に見た前作と合わせて考えると無理を感じる部分もあるのがちょっと残念だし、何よりものび太のダメぶりを強調したことで、前作のしずかちゃんの父のセリフの感動が薄れてしまったように感じてしまったのはちょっと悲しかった。でも、そんな欠点があまり気にならなかったのは、タイムトラベルSF作品としての伏線の張り方やその回収の見事さによってその面白さがきちんと出ている(山崎貴監督はやっぱりSFの人と感じる部分でもある。)からだと思うし、話の発端となる「おばあちゃんの思い出」の部分がやはりこの映画でも秀逸で、ここだけでもじゅうぶん良いと思えるのに、ラストで過去からやってきたおばあちゃんがのび太の結婚式を見ているシーンは不覚にもグッとくるものがある。一本のストーリーになっていることで前作と違っていつもの長編ドラえもん映画に近い印象ではあるものの、いつものように悪役や異世界などの非日常が登場しない長編ドラえもん映画という点が異色に感じるのだが、こういう作品がシリーズで一つはあっても良いと思うし、山崎監督もそういう思いがあったのではと感じずにはいられない。見る前は酷評ばかり目にしてたのもあって不安な面が多かったが、いつもとは少し違う長編ドラえもん映画として素直に楽しめたし、前作よりドラえもんらしさもあって面白かった。でも、評点数は控えめに。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2023-08-07 22:21:21) 1.《ネタバレ》 タイムマシンなど妙にメカニカルすぎ。若い頃のママが結構カワイイ。おばあちゃんパートに何かイライラ。のんびり過ぎない? 基本的にはおばあちゃんの思い出だが、実は原作はもうとうに忘れているのでのび太の結婚式にまで話を広げていたのかどうかはわからない。だが、結局はのび太の話の終着点は、またもやしずかちゃんとの結婚なんだと考えると、なんだか考えちゃうな。結婚はゴールではないとかいう言葉を思い出す。今回は(前回にもあったかもしれんが)運命を曲げられたジャイ子が、結婚披露宴にイラストを展示するという形で参加している。幸せになってねジャイ子。 今回のび太の命名に関する話が出てくるが、そういえばドラえもんを連れてきた子孫はセワシ(忙しい)くん」だったのを思い出した。流石に「のびのび」という言葉まではいけなかったか。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 6点(2022-02-11 17:30:50)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS